地域にもよりますが、冬の季節でも家庭に節電を呼びかける動きが出てくるようです。個人的には急に停電になるくらい逼迫した状況にはあるとは思えないのですが、それでも今後は停電に備えるということも必要になってくるのかなあと思っています。
停電の際の対策として、明かりを確保し情報をラジオやワンセグ付きの携帯電話から入手するというのは以前にも書かせていただきました。実際に停電が長期間続くような状態の中、更に何が困るかということを考えた時、冷蔵庫の中味をどうするのかということも大事です。日頃から考えて食材を買ったりしておかないと、停電が長く続いた場合、買い込んでいた食材を無駄にしてしまうことが考えられるからです。
とりあえず電気が来ない状態で食料の新鮮さを保ったり、冷凍食品を保存するためにはクーラーボックスの利用が考えられるでしょう。クーラーボックスを所有する目的はレジャーや釣りなどさまざまですが、もし今の状況で停電した際、冷凍食品や鮮魚・肉類など保冷し続けないとだめになってしまう食材は現在どれくらい冷蔵庫の中にあるでしょうか。とてもクーラーボックスに収納しきれない場合、現実的な対応方法として大型のクーラーボックスを導入していざという時のために置いておくということがありますが、停電対策のためだけにクーラーボックスを用意するというのも無駄な気がします。
また、うまくクーラーボックスに食材を保管したにしても、時間経過とともに内部の温度は上がっていってしまうため、どんどん食べていかないと食材は徐々に傷んでいきます。十分な蓄えが必要だと思っていても、家族ですぐに食べきれないだけの食料を冷蔵庫で保管しておくというのは冷蔵庫が使えない状況を考えると避けたほうがいいように思います。となると、問題はむしろ日々どのくらいの食材を保管すべきかということろになっていくのではないでしょうか。
家電量販店では大型の冷蔵庫が主に売られている状況があり、今までは何の疑問も持たず安くて大容量の冷蔵庫の方がいいと思っていました。しかし、果たしてあれだけの大きさの冷蔵庫の中に食材を常に満載するような生活を行なっていて停電に襲われたらどうするのかという疑問は今年の東北大震災以降持つようになりました。缶詰など長期保管ができる食料は冷蔵庫に入れておかなくてもいいわけで、車中泊やキャンプ用に用意したクーラーボックスに避難させる程度の食材を冷蔵庫に入れておくぐらいがいいと個人的には思います。
すでに大型の冷蔵庫を導入しておられるご家庭ではおいそれと買い換えることは現実的ではありませんが、これから冷蔵庫を買おうと思われる方や、買い替えを考えておられる場合、大は小を兼ねるとはいえ、大きければついつい余分に買い物をして冷蔵庫に放り込んでしまう事にもなりかねません。もちろん、家電量販店の店員さんは同じ値段なら大型の冷蔵庫をすすめるでしょうが、あえてコンパクトな冷蔵庫を選ぶ選択も大いにあるのではないかという気がします。
東日本大震災 寒いのは たいへんだったけど 食べ物の保存という点では
寒くて幸いでしたね。
夏だったら あっという間 腐ったなぁ (^_^;)
クーラーボックスかぁ なるほど あるといいね。
12ボルトの冷蔵庫もいいと思うけど、ガソリンも手に入らないと バッテリー
充電できないし。
発電機があると よかったかもなぁ。
冷蔵庫の冷凍室は、数日 冷えては いたよ。クーラーボックスのようには
使えたので 冷凍室は 大きい方が いいかも。保冷剤 たくさん 冷やして
あるといいね。
災害に限らず、大変な状況の中で活動する場合、とりあえず最悪の状況を考えつつ何とかなるさと思いながらやっていくしかないようなところがありますね。ただ今回の震災では停電は仕方ないにしても、ガソリンが手に入らなくなるとは思いませんでした。
食料について私が思うのは、とりあえず日々の買い物でもらった保冷剤はまとめて冷凍庫に放り込んでおこうということと、冷凍食品より缶詰を買おうという事です。津波でさらわれても中味が無事なら、缶詰なら開けてそのまま食べる事ができます。缶入りの5年保存がきくさまざまな非常用食品が売られていますので、好みに応じて車の中に入れておくと、災害に限らずいざという時には便利です。