城めぐりの旅 その6 帰路と今回のまとめ

 何とか姫路城の見学が終わり、あとは帰るだけとなりました。そのまま一気に帰っても良かったのですが、たどり着く前に食事の心配もしなくてはいけません。ホテルの朝食の後に喫茶店のモーニングを食べてしまったので、それほどお腹は減っていないものの、やはり少しはお腹に入れておいた方がいいだろうと、とりあえず京都で電車を降りました。

 旅行のおみやげを京都駅構内で買うという目的もあったのですが、少量でも食べられて安いということで、大阪名物の蓬莱の肉まんを京都のイートインでシュウマイ、餃子とともにいただきました。関西方面へ出掛けて小腹が空いた場合はたこ焼きもいいですが、肉まんプラスアルファの食事というもの結構お薦めです。

 お土産と食事まで京都でしてしまったので、一応プラン候補にしていた名古屋での途中下車は中止し、一気に進むことにしました。ただ、京都から米原方面に18きっぷで移動する場合、注意したいことがあります。スマートフォンの路線検索アプリで調べると、ぎりぎり乗り換えられる組み合わせを案内されることが多いのですが、姫路発米原行の新快速が米原に着いて、乗り換えが5分くらいしかない場合、乗り換えはホームの階段を登り降りするだけでなく、何本か前の電車に乗ってきた人たちはすでに米原発の電車に乗り込んでおり、最悪座れなくなる可能性もあります。また、何らかの影響が電車が遅れたりすると、米原発の電車を待たせて乗り換えが済み次第発車というせわしないものになってしまいがちです。たまたま私が乗り合わせた時がそうで、そうしたことを見越して、あえて京都発の新快速を待たず、先行する普通列車で先に米原に着いて待っていたので余裕で乗り換えできましたが、京都で新快速を待って米原まで向かった人は大変だったと思います。こういうことは何回も経験しているとわかりますが、スマートフォンのアプリに頼り切ってしまっているとはまってしまう落とし穴のようなものですので、今後このラインを通られる予定の方は同じ待つなら先の駅でということをまず考えるといいと思います。

 新快速のない豊橋から静岡の間はかなり大変でしたが、何とか無事に当日帰りできました。夕食を駅中でいただき、帰りは少々歩いて車を停めていた駐車場へたどり着いたところでほっと一息です。車を運転し続けることもしんどいですが、座って動かない状態で移動できるので楽といえば楽です。今回は主に電車と歩きの移動でしたが、行った先は車だと大変なところばかりだったので、次回関西方面に出掛ける時は、逆に電車や歩きだと行きずらいところに出掛けてみようかなと思います。車と電車、どちらかに偏るのではなく、それぞれのいい所を感じながら使い分けるのもいいことです。特に車中泊が厳しい真夏の旅には、安く行ける電車の旅はお薦めだろうと思っています。


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