城めぐりの旅 その4 ホテルのある相生と播州赤穂の町並み

 炎天下の中、歩き回ったことで体へのダメージを感じながらとりあえずは本日の宿のある相生まで移動となりました。私が乗り込んだ東海道本線の電車の中はかなり冷房が効いていて、これはこれで体が冷えすぎてしまうレベルでした。改めて汗が乾きやすい下着やタオルによる汗ふきの重要性を実感しました。ただ、電車の車両の中には弱冷房車というのもあるので、事前にわかっていれば弱めの冷房をしている車両に乗るべきだったかも知れません。

 とにかく体が疲れきっていたので、相生駅に着いて駅前すぐのところにあるホテルの立地は有難かったです(^^;)。ホテルに着いたのが午後6時くらいでしたが、同時に到着したらしいのがアジア系らしい団体客の人たちで、一瞬ここが日本なのかと思ってしまうほどでした。フロントで受付をしていると、そうした団体客を束ねる添乗員のような男の人が、フロントの方に文句を言っているのが耳に入りました。スマートフォンを利用するのに、ホテルが提供するWi-Fiがどうしてもつながらないというクレームらしいのですが、後で私のスマートフォンでパスワードを入れたところ問題なく繋がりました(^^;)。恐らくパスワードの細かい部分に違いがあったのだろうと思いますが、そこまでフロントレベルで説明するのは無理だったらしく、クレームを付けていた方も一時諦めたようでフロントを離れていきました。そのタイミングでフロントの方が教えてくれたのは、今の方々は翌日の朝食は8時からの予定なので、鉢合わせするのが嫌だったら、朝食開始の6時半から7時頃には下に降りて朝食を済ませた方がいいとのこと。そうした配慮に感謝しつつ、とりあえず部屋に入ります。

 このホテルはロビーだけでなく部屋でもWi-Fiが使えるようになっています。ただ気になったのはロビーでは強かった電波も、部屋の中ではかなり弱くなっているのです。さすがにこれだと海外客からはクレームが来るレベルかなとも思えます。ただ、個人的にはこうした状況を予測した上で出てきていましたので(^^;)、部屋内にあるLANケーブルを持ってきた小型のモバイルアクセスポイントに繋ぎ、部屋の中では問題なくインターネットが無線で使えるようになりました。今回メインで使おうと考えていたWindowsタブレットは電源と外部接続端子が一緒になったmicroUSB端子1つしかなく、充電しながら他の周辺機器を使うことができないので、簡単にケーブルレス環境が作れるグッズは本当に頼りになります。

 そうして落ち着いた上で夕食でも食べに行こうかと思ってホテル周辺を見たところ、居酒屋さんやコンビニはあるものの、食事処というのはあまりない感じだったので、今回は18きっぷで移動していることもあり、播州赤穂まで足を伸ばそうと電車移動をすることに。しかし案の上というか、駅から少し離れたところにイオンのショッピングモールがあるせいか、駅前のお店は相生よりも少しはましという感じでした(^^)。駅中の土産物店も閉まっていたのでお土産も諦め、駅ビルの中にある中華料理店で赤穂の塩を使ったという塩ラーメンをすすりながら餃子と生ビールをいただきました。食べ終わって外に出ると、駅から海の方を見ると花火が上がっているのが見えました。その日は赤穂の花火大会の日だったので駅前には人がいなかったのかも知れません。しばらく花火を見ながら時を過ごしましたが、相生や赤穂という場所は夏よりも冬に牡蠣を食べに行き、歴史的な街並みを巡るような形で計画を練った方がいいようですね(^^)。まあ今回の目的はお城を巡ることですし、その日は早々に相生に戻り、体の疲れを取るために早々にベッドに入りました。


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