今あえて、スマートフォンでカーナビのすすめ

 連日の大雨というのは今まで良くあった事だと思いますが、連日の竜巻被害というのは過去にこのような事を経験したことがない分、今度は自分の近くに来るのではないか? と不安になる方もいらっしゃるかも知れません。

 台風の直撃を受けた九州地方の方々をはじめ、連続してかなりの大雨が降っている中国・四国地方にお住いの方々も大変な思いをされているのではないかと思います。昨日はさらに範囲が拡大して岐阜県や名古屋市でもいきなりの豪雨によって急に水かさが上がり、被害を受けている様子をテレビのニュースで見ました。果たして私たちはどのようにして災害を予測し、対応すべきなのでしょうか。

 私のブログは車の旅について主に話題にしている関係から、車で移動中にどう対処するかという事を考えますが、車に乗って外の雲の様子を見ていると、周辺の天候が今後どうなっていくかというのは素人判断ながら漠然とわかるものです。積乱雲が間近に迫っていたり、真っ黒で厚い雲に覆われる状態になったような場合は稲光とともにほぼ間違いなく天候が悪くなるという事はわかります。移動中の場合はそんな中でも空が明るい方に向かった方がまずは安心できます。しかし、素人判断だけでは思わぬ形で危険な状況の中に入ってしまう可能性もあり、データの裏付けというのもほしいところです。

 そこで、車で移動中に私がおすすめしたいことは、もし今スマートフォンの契約が有り、データ通信サービスが使えるならば、スマートフォンをカーナビに流用して車内のいつでも見られる場所にセッティングすることです。その際、以前紹介した登録地点および自分の現在地周辺で各種の警報が発せられた場合、速かに通知してくれる(カーナビとして使っていても優先的に画面に出てきます)Yahoo! 防災速報のアプリをインストールしておくことで、竜巻の予測は今のところ無理でも、大雨の情報というのは少なくともカーラジオより早く入手することができます。安全なところに車を停車させて10分単位での雨の降り方についての情報を入手し、必要ならば安全なところに避難するような大勢が取れます。

 車に備え付けのカーナビを使う場合でも、別にスマートフォンを固定させるスタンドを用意し、警報をスマートフォンの画面でいち早く入手できるようにしておけばやみくもに不安にならずにすみます。スマートフォンからの情報は完全なものではないかも知れませんが、その時に自分がいる位置を測定し、その周辺の危険情報を流してくれるのですから、判断のための一つの指針として使わない手はありません。以前紹介した100円ショップにある簡単なスマートフォン用のスタンドを両面テープで付けるだけでも役に立つと思いますので、車で出掛けられる方はこうした用意の上でラジオを付けながら走り、いざという時に備えるのがいいのではないかと思います。


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