先日、ドコモから送られてきた書類の中に見付けた「カケホーダイプラン(SIMフリー)」という新しいプランですが、現状では以下のサイトにあるpdfファイルが参考になります。
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/support/utilization/notice/document/new_charge_kihon_plan.pdf
この中にある「カケホーダイプラン(SIMフリー)」ですが、どうやらSIMフリーや他社(ソフトバンクやイーモバイルのものをロック解除したもの)のスマートフォンに差して使うプランなのではないかと思いました。月額料金は「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」と同じ2,700円で、Xi基本プランの中に掲載されています。
ということは、すでにドコモのSIMを入れて使えるスマートフォンを持っている場合、端末料金がかからずに契約できるプランなのかと思いますが、月額2,200円でガラケーを通話専用にして使う場合にはこうした設定はないようです。つまり、白ロムのガラケーを使いたくて、カードのみの契約をしたいと思っても、それは考えられていないということだけはわかりました(^^;)。
となると、他社からMNPで番号を変えずにドコモに移転し、通話定額のケータイを実現させるためには、ガラケー端末の購入がどうやら必要になってしまいそうです。ちなみに、現在売られているドコモのガラケーは、SIMカードが標準タイプではなく、microSIMタイプのものばかりです。今私が手元に置いてあるドコモのガラケーは、全てが標準SIMを使っているので、せっかく集めた古い白ロムはSIMカードのサイズの違いにより差し替えて使えない可能性が大なのが大変残念です。もしかしたらSIMアダプターで使えるものがあるのかも知れませんが、アダプターを付けると微妙に厚さが増すため、うまくカードが入らないだけではなく抜けなくなってしまって端末自体を壊してしまう可能性すらあるので、こうしたことは慎重に試すべきですが、個人的にはおすすめしません。リスクを避けmicroSIM対応のガラケーを購入すると、割賦販売期間はおよそ24ヶ月になるので、2年間は基本料のみでの契約というのは難しくなるでしょう。さらに簡単にカードを差し替えられないとなると、補償サービスへの加入も必要になってくるでしょう。先日変更した家族の回線については、以前購入したガラケー端末のままですので、標準SIMカードのままで掛け放題が使え、もし故障や破損があっても安い白ロムを買い足すだけですみました。今までずっとドコモを裏切らないで契約を続けてきた方にはかなりのメリットがあると思いますが、新規でドコモのケータイを購入する場合、例えばMNPのキャンペーンで端末が実質計算でも安く入るようなことになってくれれば話は別ですが、通話のみで安くあげたいと思ってもなかなか難しそうだということが予想されてしまいます。
今後、ドコモに通話のみに特化した携帯電話の機種を出すつもりがあるかということも期待されるものの、2014年5月現在では残念ながらそんな端末が出てくる予定はなさそうなので、現実的に考えると、新規契約の場合は基本プランにiモードを付けて、さらにパケットパックを付けるようなパターンに追い込まれそうな感じもします(^^;)。その料金の合計はデータSパックを付けても月額6,000円(税抜き)はかかってしまうので、それならいっそのこと端末の購入を伴わない契約が「カケホーダイプラン(SIMフリー)」を選べばできるのなら、月額が500円高くてもSPモードを契約しないでも契約可能であるかという前提は付きますが、あえて月額が高いスマートフォン用プランの方が私にとっては現実的な選択になるかも知れません。ただ、この辺については実際の契約手続きが開始される前なので、6月に入ってからの状況を見ながら判断していくことになるのではないかと思っています。
●中古のDODOMO ガラケーをオクで2000円程度でゲットして
「カケホーダイ(ケータイ)2200円」プランに申し込みDOCOMO/SIMのみ購入
●さらにスマホに格安sim挿して
2台持ちはどうですか?
私は以下を参考にしました
ドコモへの申込み方法はどうなるであろうか。
1.これまで、ドコモのガラケー携帯を使っている人
一番問題がない。単に契約プランを「カケホーダイ」に変えて、iモードないしspモードの契約を解約する。メールもwebもできなくなるが、「通話専用のガラケー」にしてしまうのである。それまでの料金プランが2年縛りになっていれば、2年ごとの月に切り替えるのでなければ約10000円弱の違約金を払わないといけない。
それと平行して、格安simと格安スマホ(またはドコモの中古スマホ)を買うのである。
2.これまでドコモのスマホを使っている人
機種代金の分割払い期間(普通は2年)が残っている場合は、それを払いきらないと、カケホーダイに乗り換えても2200円にはならない。これは当然のことである。
しかし、機種代金の分割期間が過ぎれば、料金プランを、カケホーダイに切り替えればよい。またそれまでの料金プランが2年縛りになっていれば、2年ごとの月に切り替えるのでなければ約10000円弱の違約金を払わないといけない。ただしスマホでは月2700円であるうえに、Webにそのスマホで繋げば高額な定額料金はかかったままである。
こういう人にとって一番良い方法は、格安SIMを申し込んだ上で、今あるドコモのスマホはその格安SIMで使い、2台目として、ガラケーを2200円の契約プランで作ることである。
3.au、ソフトバンクの携帯を使っている人
ドコモにMNPで乗り換えればよい。au、ソフトバンクで2年契約の縛りがある人が多いと思うので、中途の月ならその違約金約10000円弱とMNP手数料2000円か5000円を払うことになる。
カケホーダイ2200円を求めるなら、ドコモの新品スマホを買ってはいけない。ガラケーの一括0円(機種代金0円)の、ガラケーを申し込まないと行けない。iモードも申し込まない。契約プランはカケホーダイのみである。
そして、格安スマホと、格安SIMを申し込む。メールやWebはこちらだけでおこなう。
4.ドコモのFOMAのガラケーの中古機を持っている人
これも簡単で、ドコモで電話機を買わずにSIMだけ申し込めばよい。au、ソフトバンクの番号を引き継ぎたければ、MNPで転出する。手数料はかかる。ただし、どちらにせよカケホーダイ契約は2年縛りになるので、一括0円の機種でも購入しておくのがオトクである。ドコモのFOMAの中古機種などというものは世の中にあふれているので、購入しても良いし、人からもらってもよいし、むかしドコモだった人は家に眠っているだろう。それを使っても良い。
5.2台持ちが嫌な人に
1.~4.は、ドコモのガラケーと、MVNO回線の格安スマホの2台持ちが必要になる。そんな面倒なことは嫌だ、という人もいるであろう。
そもそも通話専用携帯でも、メールのうちショートメールは使えるのであるから、それで十分だ、Webもやらない、というひとはそもそも2台持ちは不要である。メールは緊急用だけ、Webもまずしないというなら、iモードに申し込んでも月300円とパケット通信料だけである。ただし、ドコモのパケット通信料は高いのでちょっとメールをすればすぐに月1000円くらいかかってしまう。格安SIMで月1000円の定額のほうがおトクである。
スマホは必須で持ちたい、1台にしたい、という場合は、デュアルSIMスマホというのがあり、ドコモのSIMとMVNOのSIMが2枚とも1つのスマホに挿せる機種がある。
しかし必ずしもお勧めはできない。実は不便なのは、2回線で同時に待ち受けができない機種がほとんどなのである。2回線で同時待ち受けできるデュアルSIMスマホの機種は高額であり、3~5万は普通にする。
海外からの安目の輸入機種となると、2回線目はGSMという海外でしか使えないSIMにしか対応していないことが多い。
2回線同時待ち受けができず切り替えないと行けないということは、電話の待ち受け状態でメールやLINEのメッセージが入っても電波が待ち受けていないわけだから届かず、全く気付かないということである。これはかなり使い勝手が悪いと言わざるを得ない。 つまり、2台持ちが賢明だということである。
6.2台持ちのメリット
となれば、なんといってもベストの解決方法は、2台持ちをすると割り切ることである。話し放題の通話専用のガラケーと、Webに繋ぐ(通話に使わない)専用のスマホを持つというのは、実に合理的な方法である。
2台持ちの合理性は、スマホの使いすぎでバッテリー切れして通話もできなくなるという心配がなくなるということである。スマホの最大の弱点は、バッテリーがすぐに切れるという点である。自分からLineを積極的に使わないような人は、バッテリーが減ればスマホのバッテリーを切っておいて適宜電源を入れてチェックしても不都合がないくらいであるから、そういう使い方もできるのである。
コメントありがとうございました。
元記事で、ガラケー使用の場合のSIMのみ単独契約はできないのではないかという感じで書いていますが、単独で標準SIMの契約が出来ればドコモの端末を複数持っている私的には本当に助かります。カケホーダイ自体はまだサービス開始前なので、今後の動向に期待したいと思います。
コメントの内容の中にあった格安でSIMカードが2枚差さるスマートフォンについてですが、着信転送の仕組みを利用して強引に1台でまかなおうとされている方もいるようですので紹介します。
SIMカードを2枚差せても同時には使えず切り替えが必要になるものでも、通常はデータ専用のカードにしておき、そのカードで登録したIP電話の番号にカケホーダイ用の番号にかかってきた電話を転送する設定にしておけば、ネット回線の状況にもよりますが着信はできます。こちらから掛ける時には切り替えが必要になるのでめんどくさいですが、この方法なら何とか全てを1台でまかなえるというわけです。
この方法の問題は、現在でも情報が錯綜している感じもありますが、ガラケー契約のSIMカードをSIMフリーのドコモが提供しない端末に差すとどうなるかということです。iモードを契約しなければ通話以外のネット接続はないわけですが、ドコモのスマートフォンにそのSIMを差すとその月は2,700円が請求されるとのことなので、この点も確認しておきたいですね。