デフレ対策だけでない100円ショップの取扱品

 昨日、消耗品の補充のために近所の100円ショップを訪れました。個人的な考えかも知れませんが、常に消費していってしまうものなら、安全面さえ問題なければ100円ショップで買う方が安くて便利のように思います。しかし、最近の100円ショップというのは単に安いということでは片付けることができない魅力がある品物も増えてきています。

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 業界大手のダイソーでは、全てのお店にはないのですが、写真のような季節ごとに発行する雑誌がラインアップされています。パズルが満載された雑誌には答えを記入して応募するプレゼントもあり、この雑誌の発売を心待ちにしている人も多いでしょう。旅行中にこうした雑誌を扱っている店舗を見つけたら、人によっては車中泊の旅行中に暇を持て余した際にパズルで時間をつぶすようにすれば筆記用具と明かりぐらいがあればかなりの時間がつぶせます(^^;)。パズル好きな方は旅先で探してみるのもいいのではないかと思います。

 また、これは以前の話で、税抜き100円では買えない商品の話ですが、以前ダイソーがさまざまな音楽CDを販売していたことがありました。そこに、日本の演歌歌手本人が歌ったレコードをそのままCD化したシリーズがあったのですが、ものによっては、その当時ちゃんとしたCDショップに売っていなかった音源が手に入ったなんて話もあります。具体的には、昭和の歌姫、美空ひばりさんの古い音源がダイソーでシリーズ化されていて、その中に当時差別用語による自主規制で音源がCD化されていなかった作品(現在はCDで購入可能です)も入っていたとのこと。私はその話を聞いてあわてて近くのダイソーを回ったのですが、時すでに遅く残念ながらそのCDは手に入れることはできませんでした(;_;)。しかし、それまでは単に劣悪なソフトをそのままCD化やDVD化しているだけだろうと思っていた認識を改めざるを得ませんでした。

 このように、大手100円ショップの企画する商品というのはなかなか侮れないところがあります。100円ショップはデフレの救世主というような安さを基準に品物を見るのもいいですが、それだけでは長く多くの人たちの支持が続かないのもまた事実なのではないかと思います。興味のある方は日用品などの展示スペースのみを見ないで、独自に企画された品物にも注目してみるのも面白いですよ。


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