先日の京都へのお出掛けは、車を使わなかった分歩きでの移動が多く、歩く距離が長くなるとともにだんだんと荷物の重みが体に効いて来てしまいました。そういう時には無理をせず、荷物をコインロッカーに預けて身軽になった状態で行動をするのがセオリーです。主要な荷物をデイパックに入れてはきたものの、さらに歩きやすくするためにショルダーバックとウェストポーチとして使える大きめのバッグのみを持って歩くことにしました。
その日の予定では京都から奈良まで電車で移動し、大和西大寺駅から平城宮を目指そうと思っていたので、相当の徒歩移動が予想されました。日が差して結構な暑さにより体力を奪われる心配もありましたので、栄養補給用のキャラメルを用意し、水分補給用の水筒とインスタントコーヒーも持っていきたところです。
今回の旅にあたっては大きめのステンレス真空水筒を1つだけ持っていこうか、それとも小さめの水筒を2本に分けて持っていこうかと迷った末、小さいものを2本持って行くことにしました。そのうちの一本は以前このブログでも紹介させていただいたタイガー魔法瓶のSAHARA SLIM MSC-B035 XFという全体的にずんぐりした350ml入る水筒です。これはカップの上にスノーピークのチタンマグがちょうどうまく収まるため、デイパックに金具を使ってぶら下げながら持ち運ぶのに最適だったのですが、ウェストポーチタイプのバッグにはやはり大きすぎます。手に持って歩くのもしんどいので、ここでもうひとつ持参したセブン・セブンのスリム水筒を持っていくことにしました。
写真のように相当スリムで横幅さえ合えばウェストポーチの中に折り畳み傘と一緒に入れるには便利な形状をしています。容量も300mlあるので、チタンマグでいただくコーヒーが二杯分十分楽しめます。車での移動ならもっと大きくていいものはいくらでもありますが、散歩のように余分なものを持っていきたくない場合はこれくらいスリムなものは本当に助かります。
そして、セブン・セブンの商品群を紹介する時には必ず書かせていただきますが、このメーカーは新潟県燕市に本社を置き、全ての行程を日本で行なっています。国産のステンレス真空二重水筒はこれしかないというのもポイントです。
個人的にはこうしたスリム化のためか、フタと兼用のカップも小さく、小刻みに常温や温かい飲み物を定期的に補給するのに便利ということもあります。夏の間はガブガブ飲むためにフタを空けてそのまま口を付けて飲めるものでいいでしょうが、水分補給というのは喉が渇かない状況でも小刻みにしていった方がいいと言われています。これからの季節、ちょっと散歩に行かれるような時に、この水筒に水を入れてウェストポーチに入れて持ち出すというのもいいものです。
このシリーズには他に200ml、400mlのものもあり、径は55ミリと同じですが高さが違います。200mlは180mm、300mlは212mm、そして400mlは263mmです。普段使われているバッグやポーチの寸法に入るかどうか、参考になさってみてください。