スマートフォンの暴走の原因を探る

 最近、暑さのせいか何なのか、胸ポケットの中に入れておいたスマートフォンが勝手に動き出す、いわゆる暴走が頻繁に起きるようになりました。音量0にしておいてもいきなり最大になって音楽がかかって気付いたりして、大変困ったのですが、最近になってさらに困ったことになりました。

 というのも、私の持っているスマートフォンはデータ通信専用のSIMを入れてあるものの、IP電話のサービスが無料で付いてきたため、アプリを入れて一応利用できるようにしておいたのですが、何と暴走のためなのかそうでないのか、勝手にIP電話アプリが立ち上がり、電話帳に入っていた番号に勝手に電話を掛けてしまったのです。この状態は単なる暴走なのか不安になったので調べてみたところ、私の使っているauのSHL23はAndroid4.2でアップデートが止まっているため、Android4.4.4以降でないと解消されていないという、悪意を持ったアプリをインストールすると、勝手に電話を掛けてしまう脆弱性があることがわかりました。一応スマートフォンが乗っとられているということではなく、夏の暑いさ中に胸ポケットに入れていたため、汗の水滴が原因で起こったのだろうとは思いますが、やはり不安なのでIP電話のアプリをアンインストールして多少暴走しても本体の電池が減るくらいのダメージで済むようにしましたが、これからは胸ポケットにスマートフォンを入れる際には汗を吸い取るハンカチも一緒に入れておいて更に状況を見て行こうと思っています。ちなみに、情報ソースは以下のニュースサイトになりますので、詳しい内容について知りたい方は以下のリンクからどうぞ。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1407/08/news034.html

 しかし、まさかまだ多くの人が使っていると思われるAndroidのスマートフォンに、勝手に電話を掛けてしまう脆弱性があり、メーカーが対応していないというのはメインでこれらのスマートフォンを使っている方には大変でしょうね。そういう意味からも、外からの攻撃を受けにくいガラケーを通話メインで使い分ける方が何やかんや言って無難だとも思います。Android OSの入ったガラホについては、自在にGoogle Playを利用してアプリを増やせない制約がかかっているので、そこまで神経質になることはないかも知れませんが、とりあえずこれからスマートフォンの買い替えを考えている方は、Androidのバージョンが4.4.4以降のものを選ばれるのをおすすめします。


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