サーモス 真空断熱タンブラー JCY-400(400ml) JCY-320(320ml)

 キャンプで使うマグカップにおいて、シングルとダブルの二種類がありますが、シングルのほうは火にもかけられる単純構造なのに対し、ダブルは二重構造になっていて熱が逃げにくくなっているので保温・保冷効果が期待できるということで値段は高いですが人気は高いようです。ただ、多くのダブルマグというのは、保温性のあるステンレスボトルのように二層の間を真空にしているわけではないので、抜群の保温保冷効果があるかというと、そうでもないのです。

 そういうわけで、私のブログではステンレスの真空断熱構造を持つマグカップについて紹介しておりましたが、昨日とあるショップをのぞいたら、サーモスが新しく出したマグカップでないタンブラーが置いてありました。それが表題の二種類のタンブラーです。

Jcy320

 写真はJCY-320の方ですが、明らかに自宅でビールや焼酎・日本酒を飲む人たちをターゲットにしている感じがします。以前にも400mlのタンブラーはありましたが、新しいものの方が手にしっくりくる感じです。JCY-400は350mlの缶飲料を氷を入れてもそのまま入れられますので、家飲みをする父親へのプレゼントに最適だと思いますが、車のドリンクホルダーに違和感なく置けそうなのはJCY-320の方です。フタがないので車の走行中は危険ですが、車を停めてゆっくりと飲み物を楽しみたいような場合、こんな感じのタンブラーを車内に持ち込んでみるのもいいのではないかと思います。予算さえ許せばチタン製の真空断熱タンブラーというのもありますが、こちらの方は一つ二千円程度と気軽に買えるので、主に自宅で使いながら、状況に応じて旅にも持っていってもいいでしょう。

 サーモスでは同じように真空断熱ケータイタンブラーと銘打ったJNDで始まるシリーズがあり、こちらはしっかりとフタがしまりますが、車に載せていてもこぼれない便利さはある反面、中を洗うのが面倒という問題もあります。なかなか食器洗いを目立つところでできないのが車中泊の旅の辛いところであり、そんな場合は食器洗浄機でも洗えるフタのないタンブラータイプのものの方が便利な面もあるのです。以前紹介した同じサーモスのコーヒーメーカー ECC用 マグカップの方が取り外し簡単なフタもあり、車の中で使うことを前提にすると便利なことは言うまでもありませんが、もう少し容量が大きいものが欲しいとか、取っ手のないものの方がいいというような事があれば、あえてこうしたものを選んで持って行ってもいいのではないかと思います。車中泊だけで完結する旅ではなく、キャンプ込みの旅行なら夜にお酒を飲む事もできますので、タンブラーで冷えたビールをじっくりいただくのもいいのではないでしょうか。


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