コンビニコーヒーと相性良好 タイガー魔法瓶 夢重力ボトル MMP-G020

 その場でおいしいコーヒーを頂くために一杯ごとに豆を挽き、出てくるコーヒーはレギュラーサイズで税込100円で購入できるコンビニが増えています。恐らくサービスを展開しているどの店舗にもコーヒーメーカーは配備されていると思うので、専門のコーヒーショップがなくても車で移動していればコンビニに入ることでおいしいコーヒーをいただけるのですが、その場で飲まないと持ち運びが厳しいですし、適温も保てないという問題はあります。

 せっかくこのようなサービスがあるのですから、コンビニで煎れたコーヒーを多少ロケーションのいいところまで車で移動して飲みたいと思う方も多いでしょう。車のドリンクホルダーにフタをしたカップを入れて運んでもいいですが、保温保冷できるステンレス製ボトルと組み合わせるとかなり状況は違ってきます。

 ちなみに、最初にこのシステムでコーヒーを売り出したセブン-イレブンの場合、100円のレギュラーサイズで150ミリリットルと言われています。真空断熱ボトルにもいろいろありますが、どんなボトルにもこのくらいの量なら問題なく入ると思いますが、保温ということを考えると、できるだけ容量いっぱいに入れた方が中のものの温かさが長持ちする傾向があります。どのメーカーが出しているボトルでも最小で0.2リットルのものが一番小さいと思いますが、中でも本体が軽くて小さく、中をゴシゴシこすっても大丈夫なようにフッ素コートされていないタイガー魔法瓶の「夢重力ボトル」のシリーズの中から、本体の重さが110グラムのMMP-G020という型番のものを今回選んでみました。

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 とりあえず手持ちの5インチ画面のスマートフォンNexus5と比べてみましたが、高さにいたってはNexus5より低いという結果にまずはびっくりしました(^^)。ちなみに色は青と白とピンクがあってなぜピンクにしたかというと、アウトレット品で残っていたのがこの色だったということです。大きさ的には缶コーヒーのレギュラーサイズといった趣で、これならどこでも気軽に持ち運びできます。

 この商品自体のインターネット上の口コミを読んでみると、小さく軽くしたため以前の製品よりも保温力が弱くなったという指摘がありました。この点についてはその通りかも知れませんが、コンビニのコーヒーをその場で移し替えてどこかロケーションのいいところまで移動して一気に飲むくらいだったら十分な保温力ですし、飲み終えた後の手入れも作りが単純なためラフな扱いでも大丈夫です。できれば飲み終えた後すぐ、水かお湯ですすぐことができれば言うことないでしょう。飲み口にも余分な部品がないので、金属アレルギーのある方には向きませんが、しっかりと洗う場合も楽だと思います。

 さらにこのマグボトルは車での旅だけでなく、電車を使った旅にも役に立ちます。駅のそばにコンビニがあればそこでコーヒーを補給し、町歩きをしながら適当な所でコーヒータイムにすることができるので、空のままでもこのタンブラーは持ち出すことが多いです。コンビニのサービスは物流が支えていて、様々な災害の影響によりコンビニのコーヒーも飲めなくなってしまう状況も出てくるかも知れませんが、単に容器からタンブラーに移し替えるだけでいいのであればやっぱり便利だと思います。

 コンビニのコーヒーにはホットだけでなくアイスもありますが、アイスの場合は最初から入っている氷の分容量を食いますので、アイスコーヒーを入れて持ち運ぶ場合は容量の大きい別のボトルがあると便利です。私の場合は以前に紹介した、サーモスの真空断熱ケータイタンブラー 0.29L JND-290を併用しています。

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/thermos-029ljnd.html

 車中泊の旅行でコーヒーやお茶を飲む場合、当初はどこかでお湯をわかしてという手順がないと、缶飲料は別にして温かいものについては外出先で楽しむのは難しい状況がありました。しかしコンビニのサービスがここまで充実してくると、旅先でもうまく利用しない手はありません。日常的にお茶やコーヒーを真空断熱ボトルでいただいている方は、日常で使っているものを持ち出すだけではなく、旅先でもかさばらない容量の少ないボトルを新しく物色してみるのもいいと思います。


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