車中泊のためだけでなく、災害用としてさまざまなグッズを車の中に入れておく中で、一つの問題が食料をどうするかということがあります。車中泊用の食べ物という点では出掛ける前および行程の途中で買ってしまえばいいわけで、あえて食料を保存しておく必要は旅のみの場合は必要ないでしょう。
ただし、災害用として保存しておくということなら話は別です。災害用の非常食というとかなり幅が広く、お湯や水でもどして食べるものや温めて食べるようなものもあります。一般的な非常食というとそちらの方かカンパンのようなものを想像される方が多いと思います。普段の車中泊旅行でほとんど燃料による煮炊きをしない場合、お湯を使わずそのまま食べられるものでおいしいものを探した方が無難のような気がし、いろいろと検討して購入したのが写真のグリコ・ビスコの保存缶です。
賞味期限は製造日から5年と長く、忘れた頃に食べようとしても賞味期限に間に合うくらいの期間ではないかと思います。さらに、缶入りということ自体にメリットがあります。もし津波や洪水で保存しておいた場所が水没してしまっても、缶そのものがつぶれて破けない限りは密封されているので何とか食べることは可能でしょう。缶入りの保存食のメリットでもあります。
中に入っているビスコは市販されているものと同じもので、一缶に5枚入ったものが6パック入っています。1パックで約100kcalとカロリー計算しやすくなっているのが嬉しいですね。他社からもさまざまなお菓子の保存缶が出ていますが、クリームがサンドされていて、子どもから大人まで楽しめ、賞味期限が迫って消費しなくてはならなくなっても割と普通に食べられるのはカンパンには到底できない芸当でしょう(^^)。グリコではグリコキャラメルの保存缶もありますが、キャラメルやドロップは人によってはすぐに食べきるのは難しい気もするので、飴を非常用に保存しておきたい場合は通常の品を頻繁に入れかえてもいいような気が私はします。
そうは言っても、各社からいろいろと工夫されたお菓子の保存缶が出ているので、基本車中泊、さらに災害用として備蓄するためにいろいろ探してみたいと思っています。ただ、こうした保存缶はなかなか近所のスーパーにも売っていないのが難点です。私はグリコのネットショップで5缶まとめて購入しましたが、時期によっては在庫がない場合が多いとのことなので、欲しい場合は注意して近所のお店やネットを確認する必要があります。個人的にはこうした缶入りの長期保存お菓子をいつでも買えるように供給して欲しいところですが、今のような地震にナーバスになるような時期というのは限られているということもあるので、買える時にしっかり買っていざという時に備えることが重要です。
単品で見付けることができれば、そんなに単価の高いものではないので、ここで紹介しながら食べくらべというのもできればやってみたいと思っています。