ガス欠をしてしまったら?

 昨日の台風は静岡県を直撃し、長い事居座り続けたので夕方から深夜までずっとテレビの台風情報に張り付いていました。雨もすごかったですが風が本当に強いので、まだ台風の進路になっている地方の方は、どうしてもという用事がない限りは車でも歩きでも外に出ないほうがいいと思います。さらに今後もすぐ次の台風が日本を直撃するという予報もありますので、台風の備えは毎年のこととはいえ、十分に注意しましょう。

 昨日はまだ台風の影響が出ていない午前中に、台風でもし何らかの被害に巻き込まれてしまったらなどと、ふと悪い予感がしてガソリンタンクの目盛りがかなり少なくなっていた自分の車に給油をしました。当初はどこへも車で出掛ける予定はなかったのですが、何か車を使うことになったら、台風という状況の中、給油しそびれてしまうかも知れません。そんな風に根拠のない不安で行動したのですが、こういう時というのは何かしらハプニングというものが起こるものですね。

 というのも、夕方前になって知り合いから電話があり、何とガス欠で往来の真ん中で立ち往生してしまったとのこと(^^;)。私と違ってガソリンタンクの目盛りが下がってもまだ多少残っているとぎりぎりまで走ってしまう傾向がある人だったのですが、さすがに台風の最中のガス欠には大変困ったようです。ロードサービスに頼んでもいつ救援に来てくれるかわからないということで私のところに打診があったのですが、ガソリン携行缶を調達したりなどで救援に駆けつけることができたのは電話があってから結局一時間くらいかかってしまいました。

 考えてみれば、単にガソリンを持ってくることだけを目的にして救援しようとしてもそれだけの時間がかかるわけですから、自然災害でひっきりなしに救援要請の入る中、すぐロードサービスに来てくれといってもとても無理だということですね。今回は同じ市内ですぐに私が行くことができ、結果として何とかなったからよかったようなものの、もしすぐには行けず、下手をしたら土砂崩れの恐れがあるような通行止めの可能性もある場所でガス欠を起こしたらと思うと本当に怖いとしか言いようがありません。

 車で旅をされる際には目的地までの距離と燃料の残りを計算し、一定の距離を走ったら給油するというのが一般的ではありますが、周辺のお天気や環境が変わりつつあることを察知した場合、まだあまり燃料が減っていないような状態でも念のために給油しておくことは大事だと思います。給油を忘れてそれほど燃料の残量がない状況で夜を明かすことになると、相当心細くなるでしょうし、逆に満タンに近く燃料が入っていればそれだけでも気分が違ってきます。ちょっとの心掛けしだいで最悪の状況は回避できますのでくれぐれも燃料の残りを過信しないようにしましょう。


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ガス欠をしてしまったら?」への2件のフィードバック

  1. acefeel 投稿作成者

    24時間やってるガソリンスタンドも多いし、給油って おろそかに しまいがち 
    なのかもねぇ。東日本大震災を経験した人々は、常に満タン を 心がけてるって
    よく聞きますよぉ。私も でかけてるときも 半分になったら 給油 するように
    してます。田舎の方は けっこう 給油する場所が なかったりで 焦ることがあります。
    携行缶に入れて積んでるのもいいのかもねぇ。

  2. てら 投稿作成者

    ガソリン携行缶は旅先で何が起こるかわからない不安がある場合は持ちたくなる気持ちが出て来ますね。ただ、実際に持って行こうとすると置く場所に気を遣うし匂いが気になったりするので、私のような小さな車では向かないかも知れません。また、人間ですら気分が悪くなる匂いは犬にも強烈でもありますし。
    もし持ち歩く場合はガソリン携行缶を入れるボックスがさらに必要になるかも知れませんね。

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