オリンパス コンパクトデジタルカメラ XZ-10

 最近、このブログ用に撮影している写真のほとんどはスマートフォンのカメラによるものなのですが、暗いところや拡大したい場合などは、いくらスマートフォンのカメラが進化したと言ってもその限界を感じざるを得ませんでした。単体のデジカメは以前紹介させていただいたものを含め複数持っていますが、日常的に持ち歩いて撮影するということになりますと、コンパクトに持ち運べるものになってしまいます。

 今まではそうした際にはリコーのCX6というコンパクトデジカメを持ち出していましたが、さすがに画質面では新しいものとの差が目立つところもあり、虎視眈々とCX6後継のコンパクトデジカメを狙っていました(^^)。コンパクトタイプで画質も良いという事でまず思い浮かぶのはソニーのRX100というシリーズです。最近は新型が出たこともあって初代機あたりはかなり価格もこなれてきた印象です。ただそれでも4万円前後しますし、私が使っている一連の電池も共用できないので今回は残念ながら予算オーバーということで見送りに(;_;)。

 あえて私がCX6という古いデジカメも持ち続けているわけは、今私が使っているCX6と、先日このブログで紹介したオリンパスのXZ-1は電池が共用できるためです。オリンパスのXZというシリーズはレンズも明るく割と高画質を売りにしているのですが、いかんせん常に持ち歩くには適さない大きさなのが残念です。ただこのシリーズの中にもう一機種、電池を共用できる機種があります。それが今回購入したオリンパスのXZ-10というコンパクトデジカメです。

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 本体サイズを絞ったため、XZ-1のように外付フラッシュや液晶ビューファインダーが付く端子は省略されていますが、レンズの明るさはF1.8からF2.7までの5倍ズームと高い性能を誇ります。大きさそのものはCX6とそれほど変わりませんが、良いレンズのせいか多少厚みがあります。それでも、CX6を入れていた社外ケースには何とか押し込むことができました。とりあえずこのケースに入ったことで私の中では大きさの問題はクリアになりました。

 XZ-10を他のコンパクトデジタルカメラと比べると、10倍以上のズームレンズではないためかも知れませんが、生産終了とともに価格はかなり下がってきています。さすがに以前購入したXZ-1ほどのお買得感はありませんでしたが、たまたま先日、家電量販店で使えるギフトカードをいただいたので、それを一部充当することであまり負担感なく手に入れることができました。ケースの共用でけでなく他のアクセサリーも、USBケーブルやリモートケーブルもXZ-1のものを充当でき、予備電池の手持ちも都合5つになりました。さらに充電器はCX6のものが使えますので本体の買い増しだけで済んだことも食指をのばした理由です。

 このデジカメは細かな設定も可能ですが、基本的にはオートのi-AUTOモードで気軽に撮影するような使い方になると思います。私の撮影スタイルは風景が中心で、あとは食事を含めた物撮りが主なので、ズームも5倍の範囲で何とかなりますし、明るいレンズでないと室内でもテレ端を実用的に使うにはかえって高倍率のコンパクトデジカメは失敗写真を量産する可能性もあります(高倍率のコンパクトデジカメの多くは、テレ端では室内での明るさを確保できないくらいのスペックのものが多いので)。どうしても望遠撮影が必要な場合は別のカメラを使ってしのぐことにし、今後旅行でのスナップはこのカメラを中心に回していこうと画策しています。画質はこの小ささと1/2.3というセンサーサイズにしては良好であるという口コミがあるので、これから使うのが楽しみですね。将来的には車に載せていくことを前提にしたもう少し大きくて何でも撮れそうなカメラを手に入れたいですが、やはりカメラは常時携帯できてこそシャッターチャンスを逃さないというものでもあるので、新しいものを買い足したとしても、このXZ-10は長く使っていこうと思っています。恐らくもうそろそろ家電量販店から在庫がなくなると思いますので、新品で購入したい場合は早めに店頭での在庫を確認されるのがいいのではないでしょうか。

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