アップデートで気を付けたいこと

 今使っているウィンドウズが入っているノートパソコンはそのOSが7か8.1で、Windows10へのアップデートは自粛していました。というのも、今使っている業務用システムでWindows10がまだサポートされていなかったのです。

 しかし、ようやくその縛りも解け、晴れてWindows10にアップグレードをしても大丈夫だという状況になりました。とは言っても本当に大丈夫かというのはわからないので、普段あまり使っていないノートパソコンをまずWindows10にアップグレードしようと思いつつ、普段使いのパソコンを開いてシステムにアクセスしたのですが、ここで私は痛恨のミスをしてしまったことに気付いてしまいました(^^;)。

 というのも、文書をその業務用システムを通して印刷するためには「Acrobat Reader」を使うのですが、たまたま何気無しに相当大きな変更がなされていて名前も変わった最新の「Adobe Acrobat Reader DC」にバージョンアップしてしまってあったので、それがネックになって全くデータ出力のための印刷できなくなってしまったのでした。現状ではWindows10へのバージョンアップが問題になると思っていたところの、とんだ大ボケをかましてしまったというわけです。

 あわてて「Adobe Acrobat Reader DC」をアンインストールして、バージョンを下げた「Acrobat Reader XI」を再インストールしたのですが、かなりの時間が掛かってしまったので、早急に印刷しなければならない時に気付いたら大変でした。人によっては何が原因かわからずに丸一日潰してしまう可能性もあるので、この手のソフトのバージョンアップに気を付けるに越したことはないでしょう。

 今後は状況を見つつ、普段使っている事全てができるかどうかを確認しながら全てのパソコンをWindows10にアップグレードする予定ですが、同時に「Adobe Acrobat Reader DC」の導入についても気を付けないといけませんね。今回陥ってしまった失敗の原因は、すでに入れていた「Acrobat Reader XI」のセキュリティ上の対策としての更新と、全く新しいソフトである「Adobe Acrobat Reader DC」への変更を求める案内の違いについてよく確認しないでソフトのダウンロードからインストールまで行なってしまったことです。私と同じように、どうしても使わなければならないシステムソフトを使われている方は、ソフト開発元から新ソフトの利用可能という連絡がない限りは新しいソフトへのバージョンアップを安易に行なわないようにしましょう。


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