アイデアセキカワ アルミアイスクリームスプーン

 2015年は、春になったと思ったら一気に桜が散るくらいの陽気になり、さらに高温が続くという季節感のない天候になってしまっているようです。暑さを乗り切るためにはいろいろな方法があると思いますが、一服の清涼感を得られるアイスクリームは食べ過ぎには注意したいと思うものの、おいしいのでついつい食べてしまいます。

 アイスクリームにもいろいろな種類がありますが、カップアイスの中にはこれ以上ないほど硬くなって、木やプラスチックのスプーンを使ってすぐに食べようとすると、全く歯が立たず、スプーンが折れてしまう場合もあります。そのような場合はごくわずかの時間電子レンジにかけるという裏技もあるようですが、最近では別のアプローチで冷えて固まったアイスを溶かして食べる方法が提案されています。

 今回紹介するアイスクリームスプーンを紹介する前に、有名になったスプーンがあります。富山県高岡市にある「タカタレムノス」から出た「15.0% アイスクリームスプーン」はまさにそうしたニーズを的確に捉えて生まれた製品で、手の熱をスプーンの先端に伝えて熱伝導でアイスクリームを溶かす仕組みになっています。デザインも素晴らしく、持っていることに満足するようなデザインが特徴ですが、いかんせん購入に二の足を踏むのはその価格の高さでしょう。アイスクリーム専用のスプーンで(熱湯に浸けたら火傷の危険性もあるため)税別3,000円ですが、この文章を書いている現在は販売停止中ということもあり、一部のネットサイトではプレミアム価格が付いたものが売られています。個人的には興味はあったもののそこまでして手に入れようとは思わないというのが正直なところでした。

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 たまたま先日新潟県燕市へ出掛けた際に見付けたのがこの明らかにデザイン性には劣ると思われる(^^;)燕で作られたと思われるアルミのスプーンで、こちらは税込で600円でした。スプーン単体の価格としては高いことに変わりはありませんが、それでも試しに買ってみようと思えたのでつい真似をしたものだとわかりつつ購入してしまいました(^^;)。

 この種の製品は長い時間使っていると手の方が冷えてしまうというディメリットもあり、冷え性の方が日常的に使用されるのはおすすめできないかも知れませんが、私の場合は車の中に常備し、アイススプーンをもらい忘れた時や、アイスを買ったもののもらったスプーンでは食べられないような場合に使おうかと思っています。またこのスプーンの利用法として、バターやマーガリンが冷蔵庫の中で固まってパンに塗れないような場合に役に立つものでもあります。先述の高岡のスプーンと比べると薄いことから、ナイフの代わりとしても使えそうな感じですので、これからの季節には出動する機会も増えるのではないかと思っています。


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