なぜ日本のメーカーはニッケル水素電池用のきちんとしたUSBチャージャーを出さないのか

私が現在使っているデジタルガジェットについて、残念なことに日本のメーカーが作っているものはなくなりました。スマホについてはかなり前からで、先日購入したモバイルパソコンも、今ブログを書くのに使っているChromebookも中国・韓国・台湾のメーカーのものが主流になってしまっていて、リーズナブルに色々と使えるガジェットの中に日本メーカーのものは私の判断では正直言って無いとしか思えないような状況になっています。

そんな中でも、日本製であることを根拠に使っているものもあります。乾電池を使う電子機器をゴミを出さずに使うために、充電可能なニッケル水素電池のブランド「エネループ」は三洋電機からPanasonicに販売元が変わった後にも利用は続いています。この電池のお陰で、乾電池で動く様々なガジェットを捨てることなくずっと使い続けられています。例えば、元々はトラベル用途で購入したフィリップスの単3電池2本使用のひげ剃り(現在は販売終了)は、1.2Vと電圧が低くても何とか動くので、アルカリ電池の代わりにエネループで使っています。この他に、電池で使えるものとしてLEDランタンやラジオなど、災害時だけでなく必要な時には使っています。

こうした乾電池を使った機器をトラベル用途で使う場合には、短期間の旅行では出掛ける直前に電池をフル充電していけば大丈夫なのですが、一週間以上の長期旅行では、予備電池を持っていくくらいの対応になりがちです。というのも、現在Panasonicでエネループ用に出している専用充電器といえば、コンセントに直差しするものが主流で、私が持っているものの中ではようやく出たと思って買って使っているUSB充電ができる充電器はあるものの、接続ケーブルの仕様はもはやType-Cが当り前になっている今としては時代遅れのMicro-Bタイプのものになっています。

あえてType-Cが使える充電器を手に入れるためには、海外製の怪しいものの中から自己責任で選ぶ必要があります。私自身も、どこまで製品を信頼して良いかわからないので、今でもPanasonic製のものを使い続けていますが、やはり新しい製品が国内メーカーから出てくれば欲しいと思っているのに一向に出てこないのは本当に残念です。

今年は大きな地震が起きたこともあり、様々な防災グッズが売られていますが、大容量のポータブル電源の用意は必要だと思うとともに、少量の電気でも満充電にしやすいエネループ用の小型・多機能な製品があれば、市場にもかなりアピールできるのではないかと思います。

具体的に私が考えるものとしては、単三・単四の充電ができるタイプで旅行用として考えると、一度に2本充電できるものの方が持ち物を減らせるので欲しいなと思います。もちろん、安全に充電が可能で、普通の充電器ではうまく充電できないようなものでも充電モードを変えて充電できるものであれば言うことありません。

私の場合、自宅で罹災した場合にはソーラーパネルからポータブル電源を充電し、そこからエネループを充電できるので、曇や雨が長く続いたとしても、日常的な照明用の電気と、情報入手用のラジオ・スマホの充電は十分できます。ただ、それだと持ち運びには適さないので、小さくて多機能という、かつての日本企業のお家芸的なものが出てくれないかなと思っているのですが。

ちなみに、旅行先や災害に遭ってしまっても継続的・安定的に充電を行なうためには、USB接続で充電できる充電器があれば、別に用意したモバイルバッテリーにまずソーラーパネルから充電し、改めてモバイルバッテリーからエネループに充電すれば安全に充電できます。ソーラーパネルは一般的なものでも大丈夫ですが、その大きさや出力によってモバイルバッテリーの充電時間は変わってくるものの、今後はフィルムタイプのソーラーパネルが安く供給されるようになれば、例えばスーツケースに貼り付けたりして充電可能な旅行セットが作れる可能性も大きいです。だからこそ、国産でエネループ対応の小型高性能のUSB接続のエネループ充電器の登場が待たれます。


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スーツケースを選ぶ際に考えたい「保証」か「リペア」かの選択について

すぐに買うわけではないのですが、今ある車輪の付いたスーツケースは布製のソフトタイプなので、今後は悪天候に強く、旅行だけでなく徒歩・バス・電車でのお出掛けにも便利に使えそうな道を転がして移動できるスーツケースについて色々調べているところです。

ネットで調べるには動画を見るのが簡単なのですが、これはテレビと同じで時間の制約があるため、自分が思っている疑問を動画だけでは解決できないという点もあります。

もちろん、YouTubeで発信している人はコメントを出せばそれに丁寧に答えてくれるということもあるので、こうした動画だけを見て参考にする事も悪くありませんが、ネットの情報はそれだけではないので、やはり文字による情報というのも合わせて見ていくことで、色々考えさせられることがありました。

ハードタイプのスーツケースは、プラスチック・ポリカーボネイト・アルミという材質によって価格は違ってきます。私自身は海外に行くというよりも、国内のLCCを使って移動する場合に機内持ち込みサイズのものを物色しているので、海外で荷物を預けた場合のぞんざいにスーツケースを扱われて壊れるリスクについてはそこまで考慮してはいないものの、やはり長く使えば壊れるリスクがあります。

スーツケースを調べていて、保証期間が長いものから「生涯保証」をうたう製品もあることを知りましたが、安いものは1万円以下でも買えるものがある一方で、複数年から10年の保証から生涯保証になるとLCC用の小さいものでも10万円以上の価格になっています。

致命的な故障をしたら粗大ごみになり買い換えになるので、それなら高いお金を払って生涯保証のメーカーのものを買うという選択もありますが、私の場合はその生涯保証で対応できる故障になるのか? という点について疑問に思い調べたところ、改めて難しい保証の内容について知りました。

どんな製品も、取扱説明書に沿って正しい使い方をしていて壊れたものについては、メーカー保証の範囲になることは理解できます。しかし、海外の空港でスーツケースを投げられて破損した場合、それ専用の保証を用意しているメーカーと、そうでないメーカーがあります。破損に対しての責任がどこにあるかを考えれば、この場合はぞんざいな扱いをした航空会社に補償してもらうケースだと思うので、その場合には専用の保証のあるメーカーのものを購入するか、いわゆる「身の回り品」に対する損害補償がされる海外旅行保険を使うことで、そちらの方面から解決できるということになれば、メーカー保証を目当てに購入すること自体がどうなのか? という風に思えてきます。

そして、実は私が一番心配するスーツケースについてのトラブルが、メーカー保証および海外旅行保険(ないしは身の回り品に対する保険)の対象外になるであろうケースで、実はスーツケースのトラブルでは一番多いのではないかという「キャスター」についてどう考えるかということです。

キャスターは使えば使うほど消耗します。いわば自動車のタイヤのようなものなのですが、実は一般的な自動車保険の車両保険においても、タイヤ単体のトラブルについてはカバーされていません。よくあるケースが、悪意を持った犯罪者が、千枚通しなどで愉快犯的にタイヤを差して走行不能にするというトラブルがありますが、この場合は車の所有者に何も責任がなくても、タイヤ自体が走行することで摩耗していくことから、保険の対象外になってしまうのです。

スーツケースのキャスターについても同じ事なので、実際にキャスターが壊れてしまったら、そのまま粗大ゴミにするか、キャスターの修理を依頼するかということになると思うのですが、この点についてスーツケースの販売ページをネットで検索して見ていると気付くことがあります。ネット上にはメーカーによってはキャスターを交換するための部品としてキャスターだけが売られている場合もあります。さらに調べていくと、キャスター修理を業者に依頼しないで自分で交換する方法について解説されたページもあります。

国内のメーカーでこうした部品も販売している大手の製品の中から選ぶことで、旅行の時だけでなく、ちょっとした買い物にも気軽に持っていって、日々の生活の中でも活用し、長く使うことができるなら、最安の1万円以下のものを購入するよりもメリットは高いのではないかと思えます。

今後、実際に色々な交通手段を使って旅に出ながら、今の装備に足りないところをカバーしてくれるスーツケースについても長く使えることを条件に探していきたいと思っています。


夏に向けてクーラーボックスを冷蔵庫代わりに使うための温度管理について考える

ここのところ急に寒くなったり暖かくなったりする天気が続きますが、そんな中でも桜は満開になっているので、今後は良い天気になれば気温も上がってくることになるでしょう。冬の時期に購入して現在も自宅でサブ冷蔵庫のように使っている六面真空パネルのクーラーボックスがいよいよ本格的に活躍する季節が近づいてきました。

現在、40Lのクーラーボックスに、6℃以下になると固まる「冷気まもるくん」という特殊な保冷剤を4個入れっ放しにして、500gのハード型の保冷剤6個をローテーションして使っているのですが、最近ちょっとこまめに保冷剤をローテーションできなかったことが原因で、うまくクーラーボックス内の温度が下がらなくなっているのです。

購入当初にレポートした時には、クーラーボックス内に入れた温度計で、室温が5℃を超えるぎりぎりくらいの状態で保冷剤を交換していました。その時の保冷剤の状態はまだ凍っていて(0℃で凍るスタンダードな青い保冷剤です)、それをミニ冷蔵庫でさらに冷やした保冷剤と交換すれば、最大48時間くらいの保冷効果がありました。さすがにすごい保冷効果だと思ったのですが、先日ちょっと出掛ける用事が続いて保冷剤の交換を忘れてしまいました。

室温が上がり、最終的には8℃を超えてしまったのですが、そうなるとなかなかクーラーボックスの室温が下がらず、6℃近辺をいったりきたりするようになってしまいました。これは、ローテーションする保冷剤を頑なにミニ冷蔵庫で固まらせているからということになるのですが、いったん温度が上がってしまって中味が溶けてしまった保冷剤を完全に凍らすにはミニ冷蔵庫では時間がかかってしまうようです。そうなると、改めて電気が完全に止まってしまい、ポータブル電源でミニ冷蔵庫を動かし、クーラーボックスを冷蔵庫代わりに使う場合には細心の注意が必要になってくるのではないかと思います。

基本的にはクーラーボックスの室温を5℃以下に保ち、5℃を超えないうちに新しい保冷剤と交換するようなローテーションを組むようにしないと、まだ完全に固まらない保冷剤を短時間で交換することを繰り返すような状況になってしまいます。

今回は、自宅のメインの冷蔵庫の冷凍庫で保冷剤を急速冷凍させることでこの問題を解決しましたが、実際に停電が続いてしまったり、車中泊やキャンプ泊の状況で頼りになるのは車のシガーソケットやポータブル電源に繋いだミニ冷蔵庫だけになってしまうので、室温のモニターはこまめに行なうことが大切だとしみじみ思います。

逆に考えると、昔氷で保冷する冷蔵庫を使っていた時代には、ドアを開けなくても温度を見ることのできる温度計もないですし、心配で外出もままならないような状況であっただろうと思います。私と同じように、大型のクーラーボックスを家の冷蔵庫とは別に使いたいと思っている方は、ちょっと目を離すと元に戻すのが大変になることもありますので、十分注意しましょう。


スーパーと比べて高いものの格安で利用期間を伸ばすならCoke ON170円トッピング

自動販売機で飲み物を買う場合、値上がりの影響というものを実感しています。一般的なペットボトル飲料(500ml)の場合、一本160円という事になって普通に買うならコンビニで安い飲料を購入した方が安くなりますし、スーパーで普通に販売している価格ともかなりの開きがあります。

常に自販機で飲み物を買う生活というのはかなり贅沢になったという感じもありますが、日常生活以外においては、飲み物を手に入れるには自販機しか選択肢がない場合もあります。ということで、今回povo2.0で期間限定のトッピングとして出てきたコカ・コーラグループの自販機であるCoke ONで使えるドリンクチケット1枚と、24時間利用可能な0.3GBという高速クーポンの付いたトッピングが170円で提供されているというのは、覚えておいた方が良いでしょう。GW終了までの2024年5月6日まで利用可能になっているので、GWに旅行に出掛けて、コンビニのない場所でたまたまCoke ONの自販機を見付けた場合には、私も利用する可能性はあると思います。

利用時に注意したいのは、自販機利用のための「ドリンクチケット」という形で提供されるので、できれば160円以上の製品で利用したいところです。コーヒーの小型缶や、水などの場合、コーラ系の飲料と比べると安上りになっているので、現金を出したり電子マネーで買った方が安上がりになる可能性が高いです。

もちろん、一回のトッピングは安くなっているので、ずっとトッピングをしていない場合に使うのは十分有りだと思います。自販機の中には、170円より高い飲料もありますので、普段は飲まないが興味がある飲み物をチョイスして使っても良いでしょう。

そして、Coke ONのドリンクチケットはすぐに使わなくても良く、取得時から90日間の余裕がありますので、先にドリンク代を払っておいて、暑くて本当にすぐに水分補給したいような場合にドリンクチケットを残しておくという選択も有りかも知れません。

Coke ONについては専用アプリをインストールすることも利用の条件となります。そして、日頃歩く歩数が貯まることで、ドリンクチケットを獲得することもできますので、こうしたイベントをうまく活用することでいつでも使えるドリンクチケットを増やすというのは良いと思います。

また、Coke ONについては各種電子マネーも使えるので、ポイ活をして貯めたポイントで購入し、購入した際や、定期的に行なわれるイベントに参加することによって付くスタンプを集めてドリンクチケットをゲットすることもできます。その手法はなかなか奥が深いので、ドリンクチケットをゲットしてCoke ON自販機で購入することは、最初に書いたコンビニやスーパーとの価格差を埋められる可能性もあるので、今まで知らなかった方も今回のキャンペーンを利用して試してみるのも良いのではないでしょうか。


デジタルアーカイブを残しておくことを強みを改めて感じる出来事があった

昨日、親戚の結婚式に出席していました。式と披露宴に参加したのですが、今の時代はパソコン一台で昔の写真をビデオに加工したり、スピーチの内容に字幕を付けたり色々自分たちでできてしまうので、以前はそうした専門的なことはプロに任せるしかなかったものが、コストカットという面でも、自分の見せたいものを自分で作ることができるということでも、便利になったものだと思います。ただ、今回の話は違う観点から画像や動画のアーカイブについて書いてみようと思います。

結婚式のビデオに出てくる素材は、その家にあるアルバムやビデオなどを使って作るものですが、今回式の主役である本人を私がはるか昔に撮影したデジカメ動画があることを思い出しました。時代がわかってしまっていやですが、撮影した動画を撮ったデジカメはもうとうにどこかに処分してしまって無いですが、撮った動画は昔、CD-Rに焼いていたことを思い出しました。

現在使っているノートパソコンは、どれもディスクが読めるようなドライブが付いていないのですが、以前テレビ番組の移動をさせるために購入したポータブルタイプのブルーレイドライブがあったので、それをモバイルパソコンに接続したら、何とかディスクの内容を読み込むことができ、内容をパソコン上で確認することができました。

今使っているパソコンではChromeの機能拡長でLINEのトークをパソコン上から送受信することができます。そこで、いったんパソコン上に取り込んだ動画ファイルをLINEを通して本人に送って見てもらうことができたのです。

まさか、動画を撮った時には、この動画がこのように本人の元に行くことになるとは思いませんでした。動画を撮ったのはまだクラウドが出てくる前でしたから、今回初めてその動画を本人およびその家族に見てもらえたことになります。

デジタル化したファイルというのは、こうしてインターネットを利用することで簡単に共有することができます。ファイルは自動的に時系列で並び替えることができるので、クラウドにアップロードしている部分はさらに簡単にピックアップすることができます。

今回のデータは、さすがに家族でも撮っていない時期にたまたま私が一緒に外出していた時に撮った動画だったので、こうしたおめでたい時に、日の目を見ることができて個人的には良かったと思います。と同時に、まだスマホが一般化する前に写真をアナログではなくデジタルで記録を取っておいて良かったと思います。これからスマホで撮った写真や動画を保存しておこうと思っている方は、クラウドの場合は長い期間のうちには引っ越すこともあるかも知れませんので、フラッシュメモリーにどんどん放り込むだけでも良いと思います。その際、一杯になったメモリに記録した時期だけでも書き込んでおけば、後で検索する場合に楽になります。

ふと軽い気持ちで撮ったものが、後から思わぬことで必要になることもあると思うので、あらゆる記録はないがしろにせず、まとめておくことを今回はおすすめしておきたいと思います。


日頃から情報収集を意識的に行なうにあたって複数のメディアを使うことも必要か

今の世の中、ネットからの情報さえあれば他のものは必要ないと、新聞やテレビを止めてしまう方もおられるかも知れません。生活をしていく中で必ずしもテレビが必要ないということは間違いではないと私も思いますが、非常時でなくても日常生活を送っている中においても、情報を取れるか取れないかというのは大切なことです。

今回、このような事を書こうと思ったのは、たまたま夕方のテレビの全国ニュースを見ていて、地方局のニュースに切り替わる中で、短いですが私にとっては大切なニュースを見てしまったからです。

というのも、お正月の能登半島の大きな地震が起きたことで、具体的に自宅でも長期に保管できる「水」を用意しようと、2Lタイプのペットボトルを1ダース購入して家に置いてあるのですが、きちんと品質管理がされているなら安いものでも十分だと思い、購入したのがイオングルーブから出ているトップバリューブランドの「天然水」だったのですが、事もあろうにその製品がメーカーによって回収になるというものでした。キャップからカビ臭がしたという購入者からの報告があり、メーカーでは中に入っている水が健康被害を生まないと主張しているものの、返金対応をするようです。一応、私と同じように購入した方もいるかも知れませんので、後からネットで検索して出てきた詳細について報告します。ちなみに、テレビのニュースでは東京都内の特定の店舗で販売したものという内容で報道されたものの、以下の内容を見ると、どうやら東海地方で売られていたものにも回収対象のものが含まれていることがわかりました。

(引用ここから)

「トップバリュベストプライス 国内で採水した天然水」(2リットル)で、賞味期限が「2026年2月(/AB)」「2026年3月(EB、LB、MB)」と印字されているもの。消費者庁リコール情報サイトの情報によると、首都圏、東海、近畿地方の「まいばすけっと」「イオンビッグ」運営店舗で2月27日から4月1日まで販売

(引用ここまで)

ちなみに、私が購入したロットは今回問題になっているロットよりも前のものなので、回収対象にはなっていません。このブログは備忘録的に書いているので、ブログで水を購入したことを紹介した日付が2月27日より前だったことがわかりました。ただ今後は、もしもの時のためを考えて、口に含んだ段階で「ちょっとおかしいのでは?」と思った時の対応策として、非常用のろ過器を通すような形で利用することも考えなければなと思いました。

現状では購入した水以外に、ペットボトルに水道水を貯めて、ベランダで保管していますが、この水は時間の経過とともに水が悪くなってしまいます。その分については今後、ろ過装置を購入していざという時にはそれを使って「飲める水」を増やそうとしていたのですが、こうなってくるとやはり安いものでも水のろ過装置はあった方が良いだろうと改めて思います。今回購入した水はとんでもなく安いので、やはり管理ができていなかったのかと思う人もいるかも知れませんが、ちゃんとした製品であっても不良品が入ってきて、その情報を知らないまま飲む状況になってしまう事もあるかも知れません。

今回、水についての情報がたまたま見たテレビの情報だけでは足りず、ネットニュースで保管することで自分にとって有益な情報になったこともあるので、アンテナを張り巡らせていて気になるニュースを見たり聞いたりしたら、その内容についてきちんと複数のメディアを使って検証することも合わせておすすめしておきます。


車で遠方にお出掛けする機会が多いならラジコプレミアムに入っておく意味がある

昨日、当初は沖縄で地震があったと報じられましたが、台湾の方が震源で大きな揺れがあったということで、お見舞い申し上げます。沖縄地方にも津波警報が一時出ていたこともあって、友人で住んでいる人も多いので現地はどうなっているのかずっと心配しておりました。

一時期はテレビ・ラジオでもずっと津波についての情報を流していましたが、時間の経過とともに、直接の被害のない東京からの報道では、常に情報を流すような事にならないのは仕方のないところでもあります。今の時期、沖縄に住んでいる人が本州など遠方に来ていた場合、自分の周りはどうなっているのか? という心配は多いのではないかと思います。

昨日、車で外出した際には、車のラジオをあえて付けませんでした。車にセッティングして使っているAmazonのタブレットHD8とモバイルルーターを接続し、スマートスピーカーとしても使えるAmazonタブレットに話し掛けることで、事前の設定は必要ですが声でradikoを起動させて使うことができます。そこで、「Alexa、RBCiラジオをかけて」と呼び掛けると、下の写真のようにラジコプレミアムを契約していれば、日本全国どこにいても、radikoに対応する民放ラジオ局を呼び出し、この時は沖縄のRBCiラジオ(琉球放送)のリアルタイムな津波情報を呼び出すことができました。

実際に車を運転させている中で、声だけでradikoを起動させるだけでなく、全国どこにいても特定の局を呼び出せるので、昨日は静岡に居ながらにして現地からの情報をしばらく聞くことができました。

今回のような場合だけでなく、例えば私が車中泊の旅で静岡から離れた場所を旅行中の時に南海トラフに起因する大きな地震が起こった場合、自分のいる場所によっては地元の放送局をカーラジオだけでなくかなり高価なラジオとアンテナを用意したとしても聞けない可能性が高いです。それほど距離が離れていないような場所でも、夜には大陸や半島からの強力な放送局の電波に埋もれてしまって聞けないような事は十分に考えられます。

もちろん、radikoはインターネットを利用したサービスなので、ネットが繋がらない場合には全く使えないのですが、車で移動しているなら、とにかく携帯電話のアンテナが立つ所まで移動できれば、日本中どこにいても地元のラジオ局にリアルタイムでアクセスできる環境ができるわけです。

ちなみに、ラジコプレミアムは有料のサービスで月385円かかります。カフェ一回分とか、最近ちょっと値上がりすると言われている牛丼並盛と同じくらいの料金なので、月に頻繁に外食やカフェに通っている方であれば、月に一度我慢するだけでこうしたサービスを受けられます。

無料のradikoサービスでも十分便利だと思うのですが、radikoの場合、スマホの位置情報によって利用できるエリアが決定するようになるので、例えば高速に乗って複数の県をまたぐような移動を夜中にするような場合、県をまたぐ都度、アプリの設定を切り替えることになってしまいます。

ラジコプレミアムに加入していれば、そうした事に煩わされる事なくradikoを使うことができるようになります。ラジオという耳で聞くメディアは運転しながら受け取ることができるというメリットがあるので、車で長時間長い距離を走る人に、もっと普及してくれればと個人的には思っています。


現在使用中のモバイルルーターMP02LNと少々古めのMR04LNはどちらが使えるか?

先日、アマゾンで購入したSIMアダプターが到着し、無事に、過去楽天回線で活用していたNECのMR04LNで使い、何とかmineoのnanoSIMを認識しました。これで、今使うために持ち歩いている同じNECのMP02LNと二台のモバイルルーターが使えるようになったわけです。さて、そうなってみると、メインで使うためにはどちらのモバイルルーターを使うようにすれば良いのか、ちょっと悩みます。そこで今回は、まだメルカリやネットオークションで売られている古めのMR04LNか、比較的新しいながらも余分な機能を削ぎ落としたMP02LNの方が良いのか、自分なりに考えてみることにしました。

二つのルーターを並べてみると、大きさは白い本体のMP02LNの方が断然小さく、SIMはnanoSIMが使えるタイプになっています。ただ、ネットの接続についてはWi-FiとUSB(ケーブル接続)のみで、Bluetoothテザリングの機能はありません。また、スマホアプリでコントロールできるような機能もないようです。

対して、MR04LNの方は、SIMスロットは2つあり、microSIMということで、nanoSIMで利用するにはSIMアダプターが必須ですが、Bluetoothテザリングにも対応、専用のアプリから本体をバッグから出して操作しなくても電源を入れたり本体を休止状態にできるようになっているなど、機能は豊富です。別売のクレードルを使えば、有線LANケーブルとの接続も可能で、私はそれで無線ルータと接続して固定回線化していました。

二つのモバイルルーターは同じNECなので、バッテリーパックはどちらも取り外し式で、設定で70%充電したらそれ以上充電しないでバッテリーの寿命を保つ機能も両方に付いています。同じ機能としてmineoのマイピタで使うにはありがたいのが、データ使用量のカウントを行ない、設定した容量に達した場合、ディスプレイに表示したり通信自体を切ってくれる機能があります。私はこれをmineoの通信制限である「3日間10GB」に設定しています。スマホ内で管理するよりも、モバイルルーターの電源を入れると一目瞭然で、使っていて使う量のセーブを考えることもできるので、これらの機能がどちらのモバイルルーターに付いているというのはありがたいですね。

さて、実際に色々と試してみたのですが、Bluetoothテザリングについてはスマホとのペアリングおよび接続は問題なくできたのですが、Bluetoothテザリングをした状態でアプリから本体を休止しようとすると、なぜかアプリが強制停止になってしまっています。Wi-Fiの場合は休止はアプリでできるのですが、私が試した限りではアプリからの再起動ができないので、かなり中途半端な使い方になってしまっています。新しいAndroidOSとアプリとの相性が悪いのでしょうか。

あと、Windows11のパソコンでBluetoothテザリングがうまくいかないのです。まあ、Bluetoothテザリングが使いたかったらスマホにSIMを入れ替えて使えば良いのですが。そうなってくると、MR04LNの方は光回線が使えなくなった自宅だったり、車の中で車内LANネットワークを作るような場合に使うようにして、普段はつなぎ方が少ない分単純明快のMP02LNの方を使った方が良いのかなという結論になってしまいました。

ちなみに、ケーブルの形状がType-CではなくMicro-Bであるのも二台共通の仕様なのですが、どちらもUSBテザリングをするためには、通常のデータ通信用ケーブルに、Type-C変換のアダプタを付けると(私はダイソーの110円のものを使っています)、Type-C端子しかない私のMiniBook Xでも簡単にパソコン上でネットが使え、しかも電源はパソコン側から取るので、電源はパソコンに繋ぐだけで良いということになり、出先のコンセントのある場所で使う場合には大変便利です。

ただ、現在出ている最新のモバイルルーターの中にはeSIMに対応していたり、カーモードと言ってシガーソケットから電源を取ってエンジンを掛けると電源が入るようなオプションを持つものもあるらしいので、今後本格的にモバイルルーターを利用するような状況になった場合、古いものを買うよりも、新しいものを物色するのも当然ありでしょう。私の場合は、たまたまMP02LNのように安さだけが取りえのシンプルなモデルを入手可能な時に、いつ使うかわからないまま購入していたので、今あるものを使っていて、どうしても不満な点が出てきたら、最新版のモバイルルーターの購入を考えるというのが良いような感じがします。

Bluetoothテザリングは電池を食わないとは言いますが、その手順は色々と面倒です。色々と設定をするよりも事前にWi-FIのパスワードを登録しておいたり、ケーブルを繋いですぐに使えるようにしておいた方が、トラブルの多い旅では有利な気がします。ちなみに、私が使っているMP02LNは予備電池付きなので、入れている電池を使い切っても予備電池と入れ替えればモバイルバッテリーを使わなくても利用時間を伸ばすことができるというのは、モバイル運用には有利なので、MP02LNの方を持ち歩くことにします。


mineoの「深夜フリー」が使えるようになってみて改めて「マイピタ」のメリットを感じることになった

先月加入したmineoですが、現在は先月分の「ゆずるね。」でぎりぎり宣言分の10回を達成したので、月変わりから速度の制限を解除してもパケット量が減らない「深夜フリー」が使えるようになりました。それに際し、いちいち速度を手動で変えるのは面倒くさいため、自動で「深夜フリー」が使える時間になると速度スイッチを入れ替えることのできる機能を使っているので、昨日からは夜から翌朝にかけて、モバイルルーターでネットに接続すれば、常に高速でインターネットが使えるような状況になっています。

今使っているモバイルルーターはLTEのみ使えるため、5Gのスピードは利用できませんが、いつもネットの速度計測に使っているFast.comのサイトで早朝に利用したところ、安定して40Mbps前後のスピードが出ています。これが制限解除されないスピードなのですが、オプション料がかからず、いくら時間限定とは言え、このスピードで使い続けてもパケットが減らないのがすごいです。

これだけスピードが出ていれば、動画視聴だけでなく、ウィンドウズの更新のような事も問題なく行なうことができます。外でスマホで使うならば低速の最大1.5Mbpsだけでも十分なのですが、今回速度切り替えを意識することなく深夜から早朝までインターネットが使い放題になる状況を使ってみて、この特典をキャンペーン終了後に放棄するのはもったいないと感じてしまうのですね。まあ、キャンペーン適用期間は8月まであるので、今後の行動の変化にも契約内容が関わってくるだろうと思いますので、こうしたケーススタディを繰り返していきたいと思っています。

具体的には、日常生活以外でどのくらい活用するかという話になると思います。旅先でモバイルルーターをパソコンで利用する場合、手持ちのモバイルルーターはUSB接続による利用が可能なので、Wi-Fi接続をも意識することなくネットを使えます。さらに、電源が確保されていれば、パソコンをコンセントにつなげはモバイルルーターも電源を供給されるので、電池切れの事を心配することもなくなります。

早朝に使っていて、その途中で制限時間が終了(午前7時まで)したとしても、自動的に時間前には速度制限を掛けることができ、時間によって最大1.5Mbpsの速度に戻ったり、夜に無制限に利用できるように切り替えが自動でできるため、大切なパケットの無駄遣いにもならず、まさに容量無制限と錯覚するような感じで使えるのがmineoの特徴の一つです。実は、今使っているモバイルルーターも回線契約なしでIIJmioから購入したものなので、本来IIJmioには感謝しか無いのですが、スマホ購入条件で加入した回線が、当初月5GBでの契約だったものを月2GBの契約に変更しました。料金は990円/月から850円/月(キャンペーン非適用時の価格)と、これくらいの差だったら5GBの方に行ってしまいそうなのですが、今回紹介したmineoの契約をどうするか考えた時、少しでも固定料金を下げてmineoを使うためには、月2GBでの運用をシミュレーションしておくことも大事かと思い、プラン変更を行ないました。

140円の差ですが、mineoで「マイピタ」の最安値で契約した場合でも、低速接続を続けることで節約した高速クーポンを無制限にキープできるという「パスケット」の月額が110円なので、キャンペーン中に貯めたパケットをいざという時のために備えるだけでなく、今後のプランによってはさらに大容量のパケットを溜め込むことができるようになります。個人的にはもう少し「マイピタ」と「パケット放題Plus」が安くセットで使えたらと思うのですが、固定回線のサブとして使うなら、平日昼が遅い「マイそく」ではなく、まんべんなく使えて努力次第によっては深夜~早朝までフリーで使える「マイピタ」で決まりなんですけどね。今後も様々な検証を続けながらキャンペーン終了後の身の振り方を考えていきたいと思います。


Amazonプライム非会員への送料無料金額が3,500円になったことでの影響について

大手ネット通販のAmazonで、プライム会員ではない人が通販で購入する場合、今までは2,000円以上の注文で送料が加算されなかったのが、現在はそのラインが3,500円以上の注文に変更されました。プライム会員でない場合の送料は、本州・四国(離島除く)への発送なら410円、それ以外の地域では450円となっています。

私は今年の10月にプライム会員を更新する予定で、すでにAmazonプライムプランのある電力会社から会費分のAmazonギフトカードの提供を受けている代わりに、毎月均等に年会費を分割上乗せで電気代といっしょに請求されています。とりあえずは値上げが行なわれてもプライム会員は続ける予定ですが、今回は私のケースとして「少額商品購入」の実態からプライム会員を続けるメリットについて紹介していこうと思います。

今回購入しようと思ったのは、以前使っていたmiroSIMを利用するタイプのモバイルルーターをnanoSIMでも使えるようにするSIMアダプターです。メーカーの説明では「SIMアダプターは使用しないで下さい」とあるのですが、もはやかなり前の製品であるということと、SIMアダプターの種類によっては本体を壊す危険性があるものの、そうでなく普通に使えていたSIMアダプターがあったのですが、それがどこかへ行ってしまったので改めて同じタイプのSIMアダプターの入手に迫られたのです。

購入について、以前は自宅近くのお店で購入したのですが、何とそのお店が廃業してしまったので、同じものがすぐに手に入るかどうかわからない状態になってしまいました。以前でしたら丹念に複数の市内の店舗を回って探すのですが、ネットで検索して以前使っていたものと同じSIMアダプターがAmazonで約300円で売られていたので、すぐに注文しました。

これもプライム会員だからこそ送料の加算がなく購入できるわけで、今回の購入で410円お得に購入できたということになるわけですが、単に送料加算分を安くできたということだけではなく、店頭で購入するのとほとんど同じくらいの金銭的負担で、今回のように数百円のお買い物でも到着まで待てば(今回は自宅配達でなくAmazon専用ロッカーへの投函を選択しています)、自分の買い物の目的を直接達成できるということになります。

これは、実際にどんなものか確かめた上で購入したいという場合にはちょっと変わってきますが、今回の買い物については以前に使っていたパッケージと同じものがAmazonにあってそれを注文したので、単純にお店を回る手回が軽減できたということになり、これはお店自体が近くにない地方に住んでいる人であれば、そのメリットは大だと言えるでしょう。

現在のAmazonプライム会費は5,900円ですが、一回410円の送料をチャラにするには、年に15回3,500円以下の注文をする必要があります。ただ、電話のかけ放題と一緒で、自分の欲しいものが数百円から3,500円未満だったりして、特にセールで安くなっている場合もあったのならば、送料加算分と合わせると必ずしも安くはないような事になってしまうことも十分あり得ます。そういう意味で、自分は最近楽天の通販も利用することが出てきてはいるものの、特に少額商品の購入にはAmazonプライム会員特典のある生活が便利だと思っています。