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空港から観光のためのレンタカーを申し込むにあたって色々と考えたこと

旅の準備というのは必要か必要でないかという話はありますが、気ままに出発し、余裕ある日程で出掛けたりいつ帰るかわからないような旅で、さらには自分の運転で全ての行程を決められるような旅なら、人気の食事や宿泊をスムーズにするためには事前の予約も必要なところはありますが、基本的には当日に行きあたりばったりの形にしてもそれはそれで楽しいだろうと思います。

ただ、今回私が企画した旅は、現地滞在が13時間という弾丸ツアーなので、最低限の事前準備は無いよりはあった方が良いと考えます。鉄道は空港に乗り入れていないので、空港から観光地に行くためには、バス・タクシーかレンタカーになりますが、やはりレンタカーの方が気軽です。レンタカーでの移動なら、時間は限られていてもちょっとした予定の変更も可能になるということで、到着する鹿児島空港から借りることのできるレンタカー会社の中から予算に応じたプランを選ぶことにしました。ただ、レンタカー会社にも色々あって、なかなか決められないところも出てきます。そこで、今回は私なりに考えて決めたレンタカー会社とプランや補償について、思うところを書いていきたいと思います。

基本的に、大手のレンタカーは新車を使っています。そうした傾向に反して、あえて中古車(当然中古車でもそれなりの基準はあります)を提供することで安い価格を出しているのが「ニコニコレンタカー」です。ニコニコレンタカーは鹿児島空港にも支店があって、基本料金はかなり安く設定されています。

今回の旅は合計2名での利用なので、軽自動車やコンパクトカー(0.99L)でも十分だと思っていて、数多くの車種の中でも一番安いクラスで調べてみたのですが、こちらの予定した日では(GW後の平日)無料で会員登録をすると軽自動車でもコンパクトカーでも12時間までは2,860円(非会員価格は3,300円)で借りられます。ただし、この基本料金だけだと、もし運転中に何かあったら追加の料金を払わなければなりません。ニコニコレンタカーの場合は、基本料金だけで借りて事故を起こした場合、最大15万円の支払いが生じる恐れがあります。

こうした支払いを抑えたり、全て保険で済ませるためには追加の補償に入る必要があります。事故と一口に言っても色々な種類があり、相手のある事故か自損事故か、さらにはタイヤのパンクや飛び石による窓ガラス破損のような事なのかによって自己負担の金額が変わってきます。ここからは私の考えになりますが、車を運転する以上何が起こるかわからないので、悪い事は言いませんので、補償だけはどんな事故でも自己負担金が発生しない、最大の補償に入ることをおすすめします。

ニコニコレンタカーの場合はそれが「パーフェクト補償」というもので、24時間以内なら2,200円を追加すれば、あらゆる事故に対しての自己負担が0円になるので、安心してハンドルを握れます。その場合の合計額は会員価格だと5,060円(非会員価格は5,500円)となります。車は一応カーナビ付きで禁煙車を選べてこの価格です。ただし具体的な車種は全く選べません。

と、ここまで書いてきましたが、実際はニコニコレンタカーは予約しませんでした。改めて鹿児島空港のホームページを見たら、空港内の総合案内所で予約したレンタカー会社との取次を行なってくれるレンタカー会社は限られているようで、ニコニコレンタカーはその中に入っていませんでした。自ら電話をすれば良いのですが、空港カウンターでそこまで頼めるなら、まずはその中から優先して調べてみようかと思ってしまいました。そこで、上記金額に近くて良さげなレンタカー会社があったので、バックモニター付きの軽自動車をニコニコレンタカーと同じくらいの金額で予約できました。今回はニコニコレンタカーは使いませんでしたが、比較対象になったレンタカー会社と比較して価格の開きがあった場合には恐らくニコニコレンタカーを選んでいたと思います。

レンタカーについても当日になってからお願いすればと思っていると、用意できる台数は限られているため、希望の車種がないなどの状況も考えられますし、事前に予算を組んで出掛ける場合にはきちんと予約をしてから出掛けるのがおすすめです。今回の旅行は、元々変更不可のセールで購入した航空券を利用するので、予約変更を行なう選択肢がないため、早めに他の予約もできたという事ではありますが、改めて考えてみると、バスを使ってちょこまか動いていると、レンタカー代にガソリン代を足しても、バスの方が費用がかかってしまうような感じになったので、今回の事は結果オーライかなと思っています。


地方の交通機関が思わぬ理由で使えなくなっている現状とその対策について

先日、中部国際空港発の航空券を入手した話を書きましたが、今回の目的地は鹿児島空港になります。地方空港の場合、そこから動くための交通手段が必要になるのですが、当初鹿児島ではなく福岡空港へ行きたかった理由というのは、福岡空港は街中にあるので、すぐに公共交通機関が使え、どこへ行くにも便利だということだったのです。

現在、改めて鹿児島周辺の観光地についてリストアップしているのですが、空港から公共交通機関へのアクセスはバスかタクシーになります。当初はバスを使っての観光ができないかなと思っていたのですが、一旦鹿児島中央駅までリムジンバスで行き、市内のバス・市電・フェリー(桜島フェリー)が乗り放題の切符があるので、その場所だけなら問題なく移動して楽しめるのですが、ちょっと郊外の観光スポットや温泉に足を伸ばそうとするととたんに困ることになります。

観光定期路線のようなものがないかと思って探したら出てきたバスは、現在その多くが運休してしまっています。もう新型コロナの影響は無くなったのにどうして運休なのかと思ったら、バス会社のホームページを見ると、これは仕方がないと自分でも思える理由が書かれていました。

それは、人手不足でバスはあっても運転手がいないのでバスを運行できないというものです。まさか、そんな事が観光で多くの人を呼び寄せたいはずの場所で起こっているとは思いませんでした。
そうなってくると、自然と現地での移動について考え直さなければならなくなります。私の場合は、今回は家族と行くので、複数人でトータルでかかるバスの料金と、バスを待つことの時間的ロスを考えると、単純に空港からレンタカーを借りてしまうのが一番楽です。ただこれは、自分もしくは同行者が日頃から車の運転をしており、現地でも安全に運転ができるということが大前提になります。

そういうわけで、私の旅行の場合にはレンタカーをすぐに使うことで、かなり行動の範囲を広げることができ、弾丸日帰りツアーでもそれなりに色々な所には行けるのではと思っています。バスだけでは不可能だと思っていた指宿・開聞岳・枕崎方面への観光も何とか現地滞在13時間ならできそうですし、レンタカーの最低利用の時間も12時間にしているところが多いため、本当に最安の価格で目一杯使えることから、当日にふと思い付いたような場所にも行ける可能性があります。

鹿児島への旅は、以前に指宿の砂蒸し風呂に入ったりするのに、静岡県から高速道路を乗り継ぎながら車中泊をして向かったことがあるのですが、一応土地感もあるので、そちらとは違う方面へと向かっても良いですし、色々と楽しみが増えました。これから様々なレンタカー会社をリストアップしながら、安くて快適にドライブができるプランを選ぼうかと思っています。

しかし、免許を持っていなかったり、持っていてもほとんど運転していない人の場合は大変だろうと思います。最近は車を所有せず運転免許も必要ないからと取得しない人もいるので、たとえ安く地方空港へと行けたとしても、そこからの移動手段および観光するための交通手段に困るような事がこれから起こってしまうだろうと思うと、今後も観光客を呼び寄せたいと思っている地域の方は、この問題を何とかしないと大変だと思います。

具体的には、無人運転のバスのような公共交通機関を地方でこそ動かすことで、いわゆる標準の観光コースを巡りたいと思っている人にとっては助けになるでしょう。タクシーとの競合についても、コースを工夫することで共存はできるのではないかと思います。バスが無いままライドシェアを導入しても、多くの観光客を運ぶことはできないと思いますので、観光地を循環する無人バスの整備について今から考えていくことは大切なことだと思った次第です。


静岡県に住んでいても富士山静岡空港を使わずに周辺の空港利用になってしまうわけ

今年は新型コロナで全く出掛けられなかった反動で、どこかへ行こうと色々計画を立てていたのですが、旅行に連れていきたい家族と休みが合わず、年明けからもう4ヶ月経ってしまっています。そんな中、注目したのは極端な話、1日の休みが合えば行って帰ってこられる飛行機を使った「弾丸ツアー」の存在です。

LCCではそうした「日帰り料金」でセールをやっているところもあるのですが、地理的条件が悪くてなかなか思い切れなかった中、ふと頭に浮かんだのは、地方の富士山静岡空港発の福岡空港日帰りツアーの存在でした。

残念ながらジェットスターやピーチといった格安で飛行機に乗ることのできるLCCは静岡には乗り入れていません。国内便については、FDA(富士ドリームエアライン)が定期便を飛ばしているのですが、平日限定でその日のうちに帰ってくる行程を取ることを条件に、往復2万円強で福岡で最大滞在時間が10時間を確保できるということで、何とかゴールデンウィーク明けの1日を調整して何とか旅に出掛けられるようにしたので、弾丸ツアーの予約にチャレンジしてみました。富士山静岡空港は、空港利用の駐車代がかからないメリットがあるので、こうした機会に利用してみたいとも思ったのでした。

この弾丸ツアーは航空会社ではなく航空会社関連の旅行代理店が出している旅行商品のようで、旅行代理店のホームページからオンラインで申し込めるようになっています。ただ、利用するための座席が限られているので、明らかに空席がない場合にはいったん申し込んだ内容(行き帰りの航空便)を送り、その後メールにて席が取れるのかの確認が取れた段階で通知してもらうという形の予約になります。

私がホームページで利用便を見た時には、すでに静岡発一番便での福岡行きの航空便については「問合せ」となっていました。帰りの便については問題なく予約できそうだったのですが、もし一番便が取れない場合、二番便に振り替えになったとすると、現地滞在時間は6時間くらいに短くなってしまい、同じお金を払うのでもお得感はかなり落ちてしまいます。

仮申込をした回答は、やはり一番便の確保は当日も前後の日でも埋まってしまっているということで残念ですが本申込はしませんでした。そのまま、旅行自体が流れるかと思っていたのですが、別の航空会社(LCCではなくMCCのスカイマーク)のセールで面白い条件を見付け、航空会社の公式ページから往復の航空券を取ることで、「弾丸ツアー」を自分で作ることができてしまいました。ただ、スカイマークは静岡空港に乗り入れてはいないので、乗る場所を中部国際空港(セントレア)に変更しました。

私は静岡住まいですが、LCCが多く乗り入れている成田は少々遠く、羽田にはLCCは乗り入れていません。スカイマークは羽田にも乗り入れているので、北へ向かう旅の場合には、羽田空港を使うという技も使えますが、その場合はチケット争奪戦は厳しいものになるかも知れません。空席確認を見て中部国際空港は、関東に比べると使える路線が少ないというところもあるのですが、同じ日程で九州往復でも、富士山静岡空港から弾丸ツアーを使うよりもさらに半額になるセールを問題なく利用可能だったので、まずは航空券をゲットして無事に最初に決めた日程で同じ九州に行けることになりました。

改めて中部国際空港の事を調べてみると、今回は早朝便になるので公共交通機関を使ったら前日入りが必要になってしまうので、車で行くことにすると、問題になるのが駐車場が確実に取れるかどうかです。過去に中部国際空港を利用した際は、同じように車で行ったのですが、前の日に空港まで行き、空港からすぐの東横INNに宿泊しました。ここに泊まった場合、ホテルの駐車場に停めることができれば、240時間駐車料金無料のメリットが2024年7月まであります。ただ、今回の日程ではホテル自体が満室になっています。駐車場も先着順となっているので、もし駐車場が空いていなかった場合に困ります。

ただ、中部国際空港は構内の駐車場がネット予約できるようになっています。予約の場合は駐車料金に加えて千円余分にかかってしまいますが、何しろ空港構内のため、大雨でも外に出ることなく到着してからすぐに出発することができます。

今回の日程では問題なく駐車場も予約できたので、今回は静岡からではなく名古屋(正確には常滑)からの出発になったという次第です。少々酷かも知れませんが、いくら近くて駐車場が安かったとしても、肝心の発着便が選べないというのでは話になりません。今後に向けては、弾丸ツアーでなく、同じようにセールにうまくハマれば、かなり安い価格で旅行ができるようになりますので、今後も飛行機を自宅から使う場合には関東から出発ではなく中部からの出発をまずは確認することになってくるのではないかと思っています。

スカイマークはLCCが国内で飛ぶ前から利用していますが、座席の広さや荷物関連の条件のゆるさや無料で荷物預け可能だったり、そこまでの違和感を家族に感じさせずに使ってもらえる利点があるように思います。今回はたまたまLCC並の料金で予約できたので、今後も安く利用するならすぐにLCCということではなくて、まずはスカイマークでのセールの有無を確認してみるのも有りかなという気がします。


無印良品「たためる撥水ショルダーバッグ」は旅行用のセカンドバッグにぴったり

最近はバッグ類の購入報告が多いですが、今までが新型コロナの影響を長く引きずり、家の回りしかウロウロしていないような状況になってしまっていたのですが、今後はフットワークを軽くして、せめて青春18切符のシーズンには単なる鉄道旅行ではなく、別の交通機関を駆使して色んなところに足を伸ばそうと思っているので、まずは快適な旅ができるような収納を考えて色んなバッグを物色しています。

雑誌付録のショルダーバッグ(MonoMax2024年5月号付録のNangaのもの)はやはり便利で、今までのミニショルダーでは入らなかった折りたたみ傘まで入るので、単体で持ち出しても何とかなるという気がします。ただ、日常的には良いにしても、旅先で使うとなるとまた状況は変わってきます。

旅先での外出はどうしても買い物がセットになります。今のショルダーバッグにもエコバッグや風呂敷は忍ばせてはいるものの、バッグの中はほぼいっぱいなので、何かを買った場合(お土産だけでなくホテルで飲食するものもあるので)、エコバッグを使うと片手が塞がってしまいます。買ったものが入るようなもう少し大きく余裕があり、さらに使わない時には小さくまとまるような少し大き目のショルダーバッグはないかと思って発見したのが、無印良品の「たためる撥水ショルダーバッグ」です。

畳んだ状態ではこのくらいでも、広げると縦27✕横38あって、マチも12cmあります。容量は16Lあるので、お財布など貴重品や雨具などを入れても十分すぎるくらいの余裕があります。飛行機に乗る場合、メインのバッグの他に身の回りの品を分けてもう一つのバッグを機内では膝の上に乗せて持ち込めますので、それ用にこのバッグを活用することで、かなり旅での利便性は増すのではないかと思っています。

広げると結構な大きさになるので、座席の上に入れる大物のバッグから必要なものを取り出してこのショルダーバッグに入れ、機内で出し入れもできますし、中にセカンドバッグとして貴重品をまとめてバッグインバッグとして使えば、必要な時にはセカンドバッグだけを取り出せば良く、ホテルやコインロッカーに荷物を預けて街歩きをする場合には盗難防止にもなり(体の前に抱えるようにして貴重品を含む荷物を持ちながら両手を自由にして歩ける)、旅行用としてはかなり良いのではないかと思います。

製品の名前の通り、表面は撥水加工してありますので、中味が雨でずぶ濡れになることはないでしょう。気になるなら、先日紹介したポリエステル製の風呂敷で巻いておけば、外側も雨から守ることができます。

価格は税込で2,490円とそこまで安くなく、私の住んでいる静岡県中部のお店では取扱いがなかったので、ネットショップから購入しましたが、実際に到着するまではその大きさとか畳んだ時のサイズとかがどうなのか不安ではありましたが、実際に手にしてみると大人の男性でも十分なサイズではないかと思います。

これで、今後は細々としたものは買うにしても、最後に残ったのがメインの旅行用バッグということになりました。基本的には余裕を持って制限7kgのLCCで利用することを目論んでいるので、重いキャリーバッグよりも背負うバックパックタイプのものを物色していくことになると思います。今回は、バックパックを背負った状態でもさらに両手を自由に移動できるものをということで、大きめのショルダーバッグということで「たためる撥水ショルダーバッグ」をチョイスしてみました。旅行用のスタイルを模索されている方の参考になれば幸いです。


旅行に出ることを意識した日頃持ち歩く手荷物に雑誌の付録のショルダーバッグを

☆昨日、ネットを開いたらよくある付録付きの雑誌の中で、MonoMax(モノマックス)の付録にNangaの小さめのショルダーバッグが付いて1,280円ということで、近くの本屋さんに雑誌を探しに行ったら、まだ材庫があったのでゲットしてきました。ショルダーバッグの本体については、私ではなく他の人がブログや動画で紹介してくれているので、そちらを参照してみて下さい。ちょっと小さくはありますが、日々使うものを両手を自由にして持ち運ぶためには便利そうなものでした。一応大きさの参考のため、スマホと並べて物を入れた状態での写真をアップします。

問題はそれなりに中を満たして毎日持ち歩く場合の耐久性にあると思いますが、今まで使っていたショルダーバッグはポケットがほぼないので取り出すのに苦労していたこともあり、旅行の時に限らずノートパソコンとは別に外付けキーボードおよびマウスを入れておき、必要に応じて持ち運ぶ用にすることにしました。

ちょっとした外出の折に持っていると助かるものを持ち運びたいということは、日々の生活だけでなく旅行の際にも役立つということにもなるので、新たなバッグ購入に合わせて、日々最低限持ち運ぶものの種類を変えてみました。
今回のショルダーバッグには防水性能は無さそうだったので、前々回紹介したばかりのポリエステル製の風呂敷を入れておき、雨が降ってきたらバッグに巻きつけるようにして本体および本体内の収納物を水の侵入から守るようにします。と同時に入れたかったのは折り畳み傘で、何とかぎりぎり入ったのはラッキーでした。

モバイル関連では持っている中では小さめのモバイルバッテリーに、最低限充電を行なうためのケーブルを一本、さらにスマホでネットが使えない場合にスマホ本体に内蔵されたFMラジオを使えるようにするための有線イヤホン、あとは財布に予備のマスク、風呂敷とは別に小さく畳めるエコバッグなどが入っています。あとはスマホ2台持ちなので、データ通信用のスマホとモバイルルーターを入れるとほぼパンパンで、ずっしりと重みを感じるようになってしまいましたが、逆に言うとこれだけ持っていれば、スマホ関連を使うだけならこれで十分で、雨が降っても急に何か買い物や貰い物をして荷物が増えても何とかなるので、旅行中に荷物を預けて持ち歩くものとしても使えると感じます。

今までセットで持ち出していたものは別の入れ物(バックインバックとして利用を考えています)に入れ、旅行で使いそうなノートパソコン関連のモバイル関連物を入れることで、いちきち旅行に行くからとモバイル関連物を用意しなくても良いような形に仕上げていきたいと思っています。

これがうまく行けば、あとはノートパソコン一式に衛生関連ものが入ったポーチと着替えを旅行用のバッグに入れるくらいですぐに旅立てるので、全てのものの重さがLCCの重量制限のサイズに収まる7kg以内になれば、かなりフットワーク軽くどこへでも行けるようになりそうです。

今回のNangaのポーチは、私は入れていませんがハイエンドのデジカメもちゃんと入るので、動画などの撮影機材をコンパクトにまとめて持って行くにも良さそうな感じがします。すでにAmazonでは新品は売り切れてしまっていますが、書店ではまだ置いてある可能性もありますので、そんなに大きくはないものの機能性のある普段持ちのショルダーバッグを探している方にはおすすめかも知れません。


スーツケースを選ぶ際に考えたい「保証」か「リペア」かの選択について

すぐに買うわけではないのですが、今ある車輪の付いたスーツケースは布製のソフトタイプなので、今後は悪天候に強く、旅行だけでなく徒歩・バス・電車でのお出掛けにも便利に使えそうな道を転がして移動できるスーツケースについて色々調べているところです。

ネットで調べるには動画を見るのが簡単なのですが、これはテレビと同じで時間の制約があるため、自分が思っている疑問を動画だけでは解決できないという点もあります。

もちろん、YouTubeで発信している人はコメントを出せばそれに丁寧に答えてくれるということもあるので、こうした動画だけを見て参考にする事も悪くありませんが、ネットの情報はそれだけではないので、やはり文字による情報というのも合わせて見ていくことで、色々考えさせられることがありました。

ハードタイプのスーツケースは、プラスチック・ポリカーボネイト・アルミという材質によって価格は違ってきます。私自身は海外に行くというよりも、国内のLCCを使って移動する場合に機内持ち込みサイズのものを物色しているので、海外で荷物を預けた場合のぞんざいにスーツケースを扱われて壊れるリスクについてはそこまで考慮してはいないものの、やはり長く使えば壊れるリスクがあります。

スーツケースを調べていて、保証期間が長いものから「生涯保証」をうたう製品もあることを知りましたが、安いものは1万円以下でも買えるものがある一方で、複数年から10年の保証から生涯保証になるとLCC用の小さいものでも10万円以上の価格になっています。

致命的な故障をしたら粗大ごみになり買い換えになるので、それなら高いお金を払って生涯保証のメーカーのものを買うという選択もありますが、私の場合はその生涯保証で対応できる故障になるのか? という点について疑問に思い調べたところ、改めて難しい保証の内容について知りました。

どんな製品も、取扱説明書に沿って正しい使い方をしていて壊れたものについては、メーカー保証の範囲になることは理解できます。しかし、海外の空港でスーツケースを投げられて破損した場合、それ専用の保証を用意しているメーカーと、そうでないメーカーがあります。破損に対しての責任がどこにあるかを考えれば、この場合はぞんざいな扱いをした航空会社に補償してもらうケースだと思うので、その場合には専用の保証のあるメーカーのものを購入するか、いわゆる「身の回り品」に対する損害補償がされる海外旅行保険を使うことで、そちらの方面から解決できるということになれば、メーカー保証を目当てに購入すること自体がどうなのか? という風に思えてきます。

そして、実は私が一番心配するスーツケースについてのトラブルが、メーカー保証および海外旅行保険(ないしは身の回り品に対する保険)の対象外になるであろうケースで、実はスーツケースのトラブルでは一番多いのではないかという「キャスター」についてどう考えるかということです。

キャスターは使えば使うほど消耗します。いわば自動車のタイヤのようなものなのですが、実は一般的な自動車保険の車両保険においても、タイヤ単体のトラブルについてはカバーされていません。よくあるケースが、悪意を持った犯罪者が、千枚通しなどで愉快犯的にタイヤを差して走行不能にするというトラブルがありますが、この場合は車の所有者に何も責任がなくても、タイヤ自体が走行することで摩耗していくことから、保険の対象外になってしまうのです。

スーツケースのキャスターについても同じ事なので、実際にキャスターが壊れてしまったら、そのまま粗大ゴミにするか、キャスターの修理を依頼するかということになると思うのですが、この点についてスーツケースの販売ページをネットで検索して見ていると気付くことがあります。ネット上にはメーカーによってはキャスターを交換するための部品としてキャスターだけが売られている場合もあります。さらに調べていくと、キャスター修理を業者に依頼しないで自分で交換する方法について解説されたページもあります。

国内のメーカーでこうした部品も販売している大手の製品の中から選ぶことで、旅行の時だけでなく、ちょっとした買い物にも気軽に持っていって、日々の生活の中でも活用し、長く使うことができるなら、最安の1万円以下のものを購入するよりもメリットは高いのではないかと思えます。

今後、実際に色々な交通手段を使って旅に出ながら、今の装備に足りないところをカバーしてくれるスーツケースについても長く使えることを条件に探していきたいと思っています。


LCCの利用時に使うバッグは「バックパック」か「スーツケース」か

前回の続きのような感じの話になりますが、今後は色々な形での旅行に備えた準備というものをやっていきたいと考えています。先だって書きました10センチの延長コードの話も旅行中には利用する可能性が大いにありますし、あらゆる交通手段を自在に使えるような旅をしようと考えているのですが、その中で出てくるのが旅行に持っていく「バッグ」は何にするかというものです。

私自身は基本的に歩きながら荷物を持っていても両手が空くバックパック派ですが、沖縄に出掛けた時にスーツケースを購入して持っていったのですが、沖縄は歩いて移動する場合、モノレールの駅から出る際にはちゃんと段差が解消されていて、コロコロとスーツケースを引きながら歩くのには全く問題ありませんでした。

改めて、今後の旅のケースを色々と想定した時に、やはり避けて通れないのは格安航空のLCCの利用だと思います。限られた日程で遠くに行けるだけでなく、安い時には高速バスよりも安く、新幹線よりも早く移動できるのですが、安く搭乗するためにはそれなりに我慢しなければならない場合もあります。

そんな中で、手荷物として持ち込むことのできる荷物の範囲を色々と調べてみたのですが、縦・横・高さの合計が115センチというのは、すでにそれに対応した様々なバッグが売っていて問題ありません。ただ、LCCの場合もう一つクリアしなければならない事があります。それは荷物自体の重さです。大手のピーチやジェットスターではスーツケースとハンドバッグ類の合計2個の荷物は機内持ち込みできますが、その場合の2個の重さの合計は7kgまでという制限があります。これを超えてしまうと、改めて預け直すことの手間だけでなく追加料金がかかります。この料金は結構掛かるため、例えば旅先でかさばるお土産を購入した際には、一緒に持って行くよりも宅配便で自宅ないしは営業所留めで送ってしまった方が安くなるだけでなく、チェックイン時にトラブルを防げます。

そこで改めて旅行用のバッグということで、「バックパック」と「スーツケース」について考えてみます。スーツケースは、それ自体がかなり重く、2~3kgくらいになってしまうと、中に入れる荷物の重さは4~5kgではなく、さらにハンドバッグやセカンドバッグの重さを差し引かなければならないので、かなり持って行くものは制限されてしまいます。

そういう意味では、かなり格好は悪いですが、写真のように手持ちのバックパックに始発待ちのための仮眠用ということで、前回紹介したパタパタ開くZライトマットをくくりつけて持っていくというのが無難なのではないかと思います。写真の付け方はちょっと危なそうですが、もう少し大きく、さらに軽いバックパックの中に収納することができれば、問題なく機内でも扱えるようになると思います。ちなみに、写真のバックパックの中には、一応シュラフとしても使えるシーツや雨具、パソコンや他の旅道具一式を入れて重さを計ったら約5kgでした。今後はZライトを内部に収納できるバックパックの購入も視野に入れながら、旅の荷物の軽減化というものも考えていくことが大事になると思います。

こうして一つの形が決まってしまうと、例えば行き当たりばったりの旅で、全く飛行機に乗ることを考えていなかったような場合でも、荷物の事を心配しないで飛行機を利用できることになります。まだそういう意味では新たな旅のパッキングについて考え始めたばかりですが、今後色々と考える中で長く付き合える道具を手に入れていきたいと思っています。


毎日生活している中での「違和感」にアンテナを張ることが旅先のマナー遵守にも役立つか

この連休、ずっとスポーツ観戦三昧だったので出掛けることはなかったのですが、一昨日夜にちょっとコンビニへ自転車で出掛けたのですが、その際いつも見慣れない光景に出くわしました。
近くに比較的大きな公園があるのですが、ちょうどコンビニに行く時に公園の裏を通るのですが、公園のところからすると隅っこの目立たないところに、一つのツーリングテントが設置されていたのです。これは自転車などツーリングで私の地元にやってきた旅行者が、一夜の宿を取るためになるべく公園では目立たないところにテントを立て、野宿しているのだろうなと思うとともに、そういう事は自分もやる可能性があるので、こういう事はやっても良いのか? ということを考えながら買い物をしてきました。

問題なのはここからです。翌日、昼前くらいに今度は別の用事で公園の裏手を通ったところ、そのままテントが立っていたのでした。もし私が緊急避難的に公園にテント設営をするような状況になった場合には、できるだけ周囲の方の迷惑にならないように、人々が起きて活動する前にテントを撤収し、もちろんゴミなども残さずにその場を後にするというのが、公園で野営するような場合の最低限のモラルではないかと思っていました。

この連休には、実は近くにある駿府城公園を中心に大道芸ワールドカップが行なわれていましたので、もしかしたらそのイベントを見るために滞在し、テントを公園に長い間設営したままにしたのか? とも思いますが、そうなら毎日設営・撤収を繰り返すくらいの事をしないと、世の中には色々な人がいますから、もしかしたら警察に通報され、地元民とのトラブルになる可能性もあります。

それ以上に困るのは、こうしたトラブルが頻発することで、公園自体の使い勝手が悪くなってしまう可能性もあります。これは、テント泊だけでなく車中泊にも言えることでしょう。基本的に公共の駐車場や道の駅、高速道路のサービスエリアで車中泊をすること自体にも問題が出てきてしまっています。車中泊について良い感情を持っていない人でも、長い時間運転してきて、このままでは安全に運転できないような状態での仮眠については許してくれると私は思っています。ただし、公共駐車用スペースを車中泊に使わない人が車中泊にあまり良い感情を持たない理由について考えると、正面からそうした主張をたたかわせることはできないでしょう。こうしたことは以前から色々なところで紹介されていると思いますが、車中泊が良く思われない理由としては、昔から言われているような様々な行為が考えられます。

それは駐車場が一般利用者で混雑しているのに、駐車スペースにテーブルや椅子を出してくつろぐ姿を目にしたり、公共の施設からコンセントを使って調理やバッテリーの充電をしていたり、ポータブルトイレの処理を公衆トイレで行なったり、長期滞在をして洗濯物を干していたりなど、もはや一時利用の仮眠の範疇を超えている状況を目にしたからではないでしょうか。そうした利用者が一定数いる以上、「車中泊禁止」という場所が存在するのも致し方ないと思うと同時に、深夜のあまり車が停まっていない時に入り、仮眠を取った上で施設の営業が始まる前に撤収して出発するような「車中泊」についても理解が得られなくなってしまっているとしたら、本当に残念です。

今の世の中で考えると、公園や公共の駐車スペースを利用するような場合においても、細かく利用規則を書いていないことで、何をやっても良い(?)と考えてしまう人がいるのではないかと思うこともあります。ただ、一つ言えることは、最初に紹介した私自身の違和感のように、日々自分の生活テリトリーの中でちょっとした違和感を感じた場合、それをどのように考えるのかということがあると思います。少なくとも自分が嫌だと思う行為を自分が他の土地でやったら、土地の人も嫌がるだろうなと思って、そう思われないような行動をすることが、これからも車中泊を行なっていく場合には重要になるような気がするのです。


国外からの観光客が集まってくる時代に私たちはどう旅行プランを考えるべきか

2023年のハロウィンは、例年大都市の繁華街には国内外から多くの仮装した大人が集まり、かなり大きな騒動になっていましたが、2024年には渋谷センター街などはその対策として、かなり前からハチ公前の広場を封鎖するなどの対応をしていました。ただ、テレビのニュースを見ていると、あえてこのハロウィンの時期を狙って東京で楽しもうとする外国人が日本に入国しているケースもあるようで、すっかり日本は外国人から見ると安心して路上で騒ぐことのできる場所が多くあると捉えられているのではないか? という気がします。

たまたま一昨日、電車(東海道線)を利用して関東まで用事で出掛けたのですが、途中熱海で途中下車し、列車を乗り継ぐ前に駅前の改札周辺を見たのですが、ウィークデーのしかも午前中だったのに、駅前は観光客であふれてしまっていました。これは、地道に観光客を誘致し、今まではシャッター通りだったようなところに新しいお店を入れるなどして、かつての熱海の街を盛り上げようとする方々の努力の成果だと言えると思います。以前は駅前に足湯も設置されていませんでしたが、ちょっと熱海駅で降りたら誰でも気軽に温泉気分を味わえたりするので、個人的にも悪いことではないと思います。

しかし、土日休日中心に激混みというならこれは仕方がないと諦めも付くのですが、平日からこの混雑だと、熱海の街で普通に暮らしている人たちは大変だろうと思います。京都ではもはや市内で生活をしている人が市バスに乗れないというような直接的な生活への影響が出ているようですが、今後の状況によっては大きなイベント開催の時だけでなく、慢性的な観光客による混雑というものが起こってきそうな感じでした。

翻って自分の事を考えてみると、いわゆる観光旅行で行きたい場所というのは有名な場所を含めて色々ありますが、その中のいくつかの地域が京都や熱海並みに人が押し寄せるようであると、興味があっても行く気がしないように変わってくることは出てくるでしょう。日本は狭いようでいて広いので、今のところ車があれば、人が来るような所ではあっても、そこまで海外からの観光客が訪れなさそうなところを探すことはできます。

私自身は結構歴史が好きなので、単に何も施設のない場所に立ったとしても、そこの場所で過去に起こったことを調べた上で訪問すれば、国内の観光客がこぞって押し寄せるような場所を避け、自分的には満足できる旅行プランを立てられるのではないかと思います。

ただ、全国で大きなイベントを開催することで広く観光客を誘致するようなことがありますが、今後は国内の人たちだけでなく、海外からそれを目指してやってくる人たちも計算に入れなければなりませんので、混雑が嫌いな方にとっては旅行するのに大変になってしまいそうです。もしあえて行かれる場合は、公共交通機関を使う場合には事前に指定席を確保していくことはもちろん、宿やイベント自体をスムーズに楽しめるように十分な下調べおよび活動の予約は必須になっていくのかも知れません。


コロナ渦後の日本の祭りをテレビや配信で見ることができる現在に改めてテレビの生き残る道について考える

ここ数年、旅行をすること自体自粛してきた中で、2023年は様々な屋外イベントが復活しました。本来なら現地へ行かなければ決して見られなかったものが、テレビやパソコンモニターを通して見られるということは、味気ないとは思いつつも、そのイベントとはどんなものか? というような疑問を払拭させてくれるには十分です。

今年は、コロナの影響でずっと中止になっていた夏の花火大会があらかた復活し、久しぶりにNHKや民放で様々な花火大会が生中継されました。新潟県の長岡、長野県の諏訪湖、秋田県の大曲といったメジャーだけでなく、他にも多くの花火大会がテレビで生中継されました。

私の地元の静岡市で毎年行なわれている安倍川の花火大会ではテレビの中継はありませんでしたが、ディズニーがドローンを飛ばして行なったパフォーマンスは現場で撮影した方の動画でその様子を見ることができました。今までであれば、やるということは知っていても現地へ行かなければ何が行なわれているのかすらわからないところ、疑似体験ではあるものの、その雰囲気だけでも感じたことは良かったと思います。

今回、こんな事を書く気になったのは、実は昨日、NHKのBS(一部は総合テレビでも)で富山のおわら風の盆の生中継が行なわれていて、バスケットワールドカップの中継の前までずっと見ていました。私にとってこのお祭りは、話では聞いていたものの、おわら節の演奏やそれに合わせて踊る方の様子など、テレビの画面を通してですが見ることができ、改めて現地に出掛けて見たくなりました。街中からの中継では、観光客とおぼしき人たちが盛んにスマホで写真や動画を撮っているのが見えましたが、これだけ多くの日本のお祭りがテレビを通じで放送されるということになると、テレビ番組の録画予約をしてから出てくるようにすれば、スマホの操作を気に掛けることなく、自分の目でお祭りを見て、その雰囲気を感じた方が良いのではないかという気がしました。

このような事を書くと、中にはテレビでわざわざお祭の中継を見て何が楽しいのかと思う方もいるかも知れませんが、直接見に行くことになったとしても、事前に何の予備知識もなく見るのと、画面を通してではありますがその雰囲気と、簡単な解説を聞いてある程度わかって見るのとは違う感じがします。全く何も知らない状況でインパクトある体験をした方が良いという意見もあるでしょうが、今やちょっとしたダイジェストであればすぐにインターネットで検索して見られてしまう時代でもあるので、ノーカット生中継で見られるテレビで見る祭りというのも、それはそれで私は楽しめます。

そして、富山から一気に沖縄に飛んで、風の盆からバスケットボールという風に現実世界では不可能な切り替えをできるのもテレビやネットでの生配信の醍醐味ではないでしょうか。逆に言うと、そうした今まで現地に行かなければ見られないイベントの生中継というものが、テレビにとっては大切なコンテンツとしてあるということを、テレビを作っている人は忘れて欲しくないですね。全国どこでも同じように見られるのがテレビやネットの醍醐味でもあります。

今年の12月からNHKではBSが1チャンネルに減ってしまいますが、生中継の醍醐味は4Kチャンネルの方で放送されるようになるのでしょうか。現在2Kテレビしかなくても、外付のチューナーを入れれば4K放送は見られますので、今後の生中継に興味のある方は外付4Kチューナーの導入を考えられてみてはいかがでしょうか。