モバイル活用ガイド」カテゴリーアーカイブ

管理人が導入したサービスの使い勝手を報告したり、新たにモバイル通信を利用して日常や旅の中で役立てたりする活用術について報告します。

スーパーと比べて高いものの格安で利用期間を伸ばすならCoke ON170円トッピング

自動販売機で飲み物を買う場合、値上がりの影響というものを実感しています。一般的なペットボトル飲料(500ml)の場合、一本160円という事になって普通に買うならコンビニで安い飲料を購入した方が安くなりますし、スーパーで普通に販売している価格ともかなりの開きがあります。

常に自販機で飲み物を買う生活というのはかなり贅沢になったという感じもありますが、日常生活以外においては、飲み物を手に入れるには自販機しか選択肢がない場合もあります。ということで、今回povo2.0で期間限定のトッピングとして出てきたコカ・コーラグループの自販機であるCoke ONで使えるドリンクチケット1枚と、24時間利用可能な0.3GBという高速クーポンの付いたトッピングが170円で提供されているというのは、覚えておいた方が良いでしょう。GW終了までの2024年5月6日まで利用可能になっているので、GWに旅行に出掛けて、コンビニのない場所でたまたまCoke ONの自販機を見付けた場合には、私も利用する可能性はあると思います。

利用時に注意したいのは、自販機利用のための「ドリンクチケット」という形で提供されるので、できれば160円以上の製品で利用したいところです。コーヒーの小型缶や、水などの場合、コーラ系の飲料と比べると安上りになっているので、現金を出したり電子マネーで買った方が安上がりになる可能性が高いです。

もちろん、一回のトッピングは安くなっているので、ずっとトッピングをしていない場合に使うのは十分有りだと思います。自販機の中には、170円より高い飲料もありますので、普段は飲まないが興味がある飲み物をチョイスして使っても良いでしょう。

そして、Coke ONのドリンクチケットはすぐに使わなくても良く、取得時から90日間の余裕がありますので、先にドリンク代を払っておいて、暑くて本当にすぐに水分補給したいような場合にドリンクチケットを残しておくという選択も有りかも知れません。

Coke ONについては専用アプリをインストールすることも利用の条件となります。そして、日頃歩く歩数が貯まることで、ドリンクチケットを獲得することもできますので、こうしたイベントをうまく活用することでいつでも使えるドリンクチケットを増やすというのは良いと思います。

また、Coke ONについては各種電子マネーも使えるので、ポイ活をして貯めたポイントで購入し、購入した際や、定期的に行なわれるイベントに参加することによって付くスタンプを集めてドリンクチケットをゲットすることもできます。その手法はなかなか奥が深いので、ドリンクチケットをゲットしてCoke ON自販機で購入することは、最初に書いたコンビニやスーパーとの価格差を埋められる可能性もあるので、今まで知らなかった方も今回のキャンペーンを利用して試してみるのも良いのではないでしょうか。


車で遠方にお出掛けする機会が多いならラジコプレミアムに入っておく意味がある

昨日、当初は沖縄で地震があったと報じられましたが、台湾の方が震源で大きな揺れがあったということで、お見舞い申し上げます。沖縄地方にも津波警報が一時出ていたこともあって、友人で住んでいる人も多いので現地はどうなっているのかずっと心配しておりました。

一時期はテレビ・ラジオでもずっと津波についての情報を流していましたが、時間の経過とともに、直接の被害のない東京からの報道では、常に情報を流すような事にならないのは仕方のないところでもあります。今の時期、沖縄に住んでいる人が本州など遠方に来ていた場合、自分の周りはどうなっているのか? という心配は多いのではないかと思います。

昨日、車で外出した際には、車のラジオをあえて付けませんでした。車にセッティングして使っているAmazonのタブレットHD8とモバイルルーターを接続し、スマートスピーカーとしても使えるAmazonタブレットに話し掛けることで、事前の設定は必要ですが声でradikoを起動させて使うことができます。そこで、「Alexa、RBCiラジオをかけて」と呼び掛けると、下の写真のようにラジコプレミアムを契約していれば、日本全国どこにいても、radikoに対応する民放ラジオ局を呼び出し、この時は沖縄のRBCiラジオ(琉球放送)のリアルタイムな津波情報を呼び出すことができました。

実際に車を運転させている中で、声だけでradikoを起動させるだけでなく、全国どこにいても特定の局を呼び出せるので、昨日は静岡に居ながらにして現地からの情報をしばらく聞くことができました。

今回のような場合だけでなく、例えば私が車中泊の旅で静岡から離れた場所を旅行中の時に南海トラフに起因する大きな地震が起こった場合、自分のいる場所によっては地元の放送局をカーラジオだけでなくかなり高価なラジオとアンテナを用意したとしても聞けない可能性が高いです。それほど距離が離れていないような場所でも、夜には大陸や半島からの強力な放送局の電波に埋もれてしまって聞けないような事は十分に考えられます。

もちろん、radikoはインターネットを利用したサービスなので、ネットが繋がらない場合には全く使えないのですが、車で移動しているなら、とにかく携帯電話のアンテナが立つ所まで移動できれば、日本中どこにいても地元のラジオ局にリアルタイムでアクセスできる環境ができるわけです。

ちなみに、ラジコプレミアムは有料のサービスで月385円かかります。カフェ一回分とか、最近ちょっと値上がりすると言われている牛丼並盛と同じくらいの料金なので、月に頻繁に外食やカフェに通っている方であれば、月に一度我慢するだけでこうしたサービスを受けられます。

無料のradikoサービスでも十分便利だと思うのですが、radikoの場合、スマホの位置情報によって利用できるエリアが決定するようになるので、例えば高速に乗って複数の県をまたぐような移動を夜中にするような場合、県をまたぐ都度、アプリの設定を切り替えることになってしまいます。

ラジコプレミアムに加入していれば、そうした事に煩わされる事なくradikoを使うことができるようになります。ラジオという耳で聞くメディアは運転しながら受け取ることができるというメリットがあるので、車で長時間長い距離を走る人に、もっと普及してくれればと個人的には思っています。


mineoの「深夜フリー」が使えるようになってみて改めて「マイピタ」のメリットを感じることになった

先月加入したmineoですが、現在は先月分の「ゆずるね。」でぎりぎり宣言分の10回を達成したので、月変わりから速度の制限を解除してもパケット量が減らない「深夜フリー」が使えるようになりました。それに際し、いちいち速度を手動で変えるのは面倒くさいため、自動で「深夜フリー」が使える時間になると速度スイッチを入れ替えることのできる機能を使っているので、昨日からは夜から翌朝にかけて、モバイルルーターでネットに接続すれば、常に高速でインターネットが使えるような状況になっています。

今使っているモバイルルーターはLTEのみ使えるため、5Gのスピードは利用できませんが、いつもネットの速度計測に使っているFast.comのサイトで早朝に利用したところ、安定して40Mbps前後のスピードが出ています。これが制限解除されないスピードなのですが、オプション料がかからず、いくら時間限定とは言え、このスピードで使い続けてもパケットが減らないのがすごいです。

これだけスピードが出ていれば、動画視聴だけでなく、ウィンドウズの更新のような事も問題なく行なうことができます。外でスマホで使うならば低速の最大1.5Mbpsだけでも十分なのですが、今回速度切り替えを意識することなく深夜から早朝までインターネットが使い放題になる状況を使ってみて、この特典をキャンペーン終了後に放棄するのはもったいないと感じてしまうのですね。まあ、キャンペーン適用期間は8月まであるので、今後の行動の変化にも契約内容が関わってくるだろうと思いますので、こうしたケーススタディを繰り返していきたいと思っています。

具体的には、日常生活以外でどのくらい活用するかという話になると思います。旅先でモバイルルーターをパソコンで利用する場合、手持ちのモバイルルーターはUSB接続による利用が可能なので、Wi-Fi接続をも意識することなくネットを使えます。さらに、電源が確保されていれば、パソコンをコンセントにつなげはモバイルルーターも電源を供給されるので、電池切れの事を心配することもなくなります。

早朝に使っていて、その途中で制限時間が終了(午前7時まで)したとしても、自動的に時間前には速度制限を掛けることができ、時間によって最大1.5Mbpsの速度に戻ったり、夜に無制限に利用できるように切り替えが自動でできるため、大切なパケットの無駄遣いにもならず、まさに容量無制限と錯覚するような感じで使えるのがmineoの特徴の一つです。実は、今使っているモバイルルーターも回線契約なしでIIJmioから購入したものなので、本来IIJmioには感謝しか無いのですが、スマホ購入条件で加入した回線が、当初月5GBでの契約だったものを月2GBの契約に変更しました。料金は990円/月から850円/月(キャンペーン非適用時の価格)と、これくらいの差だったら5GBの方に行ってしまいそうなのですが、今回紹介したmineoの契約をどうするか考えた時、少しでも固定料金を下げてmineoを使うためには、月2GBでの運用をシミュレーションしておくことも大事かと思い、プラン変更を行ないました。

140円の差ですが、mineoで「マイピタ」の最安値で契約した場合でも、低速接続を続けることで節約した高速クーポンを無制限にキープできるという「パスケット」の月額が110円なので、キャンペーン中に貯めたパケットをいざという時のために備えるだけでなく、今後のプランによってはさらに大容量のパケットを溜め込むことができるようになります。個人的にはもう少し「マイピタ」と「パケット放題Plus」が安くセットで使えたらと思うのですが、固定回線のサブとして使うなら、平日昼が遅い「マイそく」ではなく、まんべんなく使えて努力次第によっては深夜~早朝までフリーで使える「マイピタ」で決まりなんですけどね。今後も様々な検証を続けながらキャンペーン終了後の身の振り方を考えていきたいと思います。


mineoとpovo2.0の「24時間使い放題」の違いを実際に計測して比較する

昨日契約したデータ専用のpovo2.0ですが、契約した当初は高速クーポンを使えるので、今のうちにその速度を計測してみました。当然ながら、eSIMを何に登録するかによって変わってくるとは思うのですが、私は先日導入したばかりのOPPO Reno9Aに登録したところ、もうすでにau回線の5Gが使えるようになっていました。

いつものサイトでスピードテストを行なったところ、さすが5Gといった感じで自宅の光回線の限界である100Mbpsを超える120Mbpsという数値を叩き出しました。その代わり動画などを利用した場合のデータ消費は顕著で、トッピングした高速クーポンがみるみるうちに無くなってしまいました。ですから、数GBのトッピングをするよりも、必要な場合に応じて一回330円の「24時間使い放題」を利用した方が高速通信の恩恵を受けられるのではないかと思います。

ちなみに、平日昼間に最大32kbpsという低速しか出ないmineoの「マイそく」(月990円でその他の時間は最大1.5Mbps)にも同じオプションがあります。一回198円と安いのがメリットですが、mineoは大手キャリアから帯域を借りているということもあり、当然ながらpovo2.0並のスピードは期待できません。それでも、旅先のスマホで使うならそれなりに使えるとは思いますが、もう一つ、二つのオプションには違いがあります。

というのも、公式ベージのオプション案内のところに、このような記述があるのです。

「当面の間は、期間満了日の23時59分59秒まで利用いただけます」

当面ということなので、今後は変わる可能性があるのですが、例えば金曜の夜でなく土曜の日付けが変わった午前0時代にトッピングをしたとします。そこから24時間ということは、翌日曜日の午前0時代になりますが、上記の記述からすると、サービスはその日の23時59分59秒まで利用できるので、トッピングをするタイミングによって、24時間ではなく48時間に限りなく近い、実質的には2日間利用できてしまうのです。

今後私がmineoのコースを「マイそく」に代えるかというのは、状況によってまだ絶対とは言えませんが、毎月の支払いを安くするために月990円のマイそくにした場合、日帰りの出張のような場合は多少スピードが落ちるといっても、スマホでインターネットを終日利用するにはmineoの24時間使い放題の方が安いのでそちらを選ぶようになると思いますが、泊まりで出掛ける時には時間を計りながらpovo2.0の方の使い放題を利用した方が有利になるということです。

povo2.0には24時間使い放題の回数券のようなトッピングが売られることもあるので、単純にmineoの価格より安く入手できるなら、povo2.0の方を利用した方が良くなります。スマホで使うのではなく、車中泊でお出掛けをして、スマホではなくモバイルルーターでホームルーターでパソコン回りやモバイルプロジェクターなど(Fire TV Stickなども)利用するなら、速度と安定性の面で、これはもはやpovo2.0という選択一択になるでしょう。

そういう意味で、今回本人確認のいらないデータ通信専用のpovo2.0のコースができたことは、急な旅に出ることになって、とても今契約している分のデータ通信量では足りないと思った場合、スマホのeSIMをいつでも使える状態にしておけば、いつでも加入できてすぐ使えるというメリットは大きいです。ただし深夜に申し込んだ場合は即時eSIM発行ができないので、とりあえず「0.3GB365日プラン」で即時発行できるタイミングで回線を申し込んでおき、その日の日付が変わったタイミングで「24時間使い放題」のトッピングを申し込むのが良いと思います。


povo2.0のデータ専用eSIMが出たので早速対応スマホにインストールしてみた

IIJmioで安くスマホを買うために、今まで使っていたpovo2.0の電話番号を乗り換えることで、povoは解約となってしまったのですが、ふとネットニュースを見たら、何とeSIM限定でpovo2.0がデータ通信専用(SMSも使えませんが、申込みにはSMSが使える電話番号が必要)のプランを出してきたニュースを見ました。契約時にはトッピングが必要で、330円で「24時間使い放題」か「0.5GB(365日間)」のどちらかのトッピングを選ぶようになっています。

基本的には通話以外のトッピングは全て使えますし、データ専用なので、本人確認の手続きは必要ありません。私はパソコン上から申し込みましたが、メールアドレスとSMS送信用の電話番号を登録したのち認証作業を行なった後、住所氏名とクレジットカードを登録したところですぐにeSIMが発行され、パソコンの画面にQRコードが表示されました。

このeSIMはIIJmioのSIMカードを入れて運用中のReno9 Aに登録しました。本体でeSIMを有効にしてQRコードを読み込ませるとプロファイルのダウンロードへと移行し、すぐにeSIMが有効になりました。ただ、Reno9 Aの場合はアクセスポイントの中にpovo2.0のapnは登録されていなかったので、手打ちで入力した後にアクセスポイントを有効化すればもう使えるようになってしまいました。

ちなみに、申込時のトッピングは「0.3GB(365日間)」を選びました。これで、365+180日間トッピングをサボっても低速で使うことができます(予定では2025年9月がタイムリミット)。今後はポイ活をしても良いですし、いざという時のDAZNや24時間使い放題のトッピングを準備しながら使っていこうと思っています。

データ通信のプランが出たことで、予期せぬ発信をして料金がかかってしまうことを防止することができます。乗り換えのための回線にはできませんが、先日乗り換えてしまって、povoが使えなくなったことにちょっと寂しさも感じていたので、このデータ回線の方はもう乗り換えることなく(基本できない仕様なので)、色々な使い方を考えていきたいと思います。

ちなみに、IIJmioの回線はドコモなので、一台の中でうまく振り分けることができます。低速最大128kbpsということですが、実質的な速度はせいぜい60kbpsくらいです。それでもmineoの「マイそく」の平日昼間の最大32kbpsよりは早いですし、かつてのISDNのスピードなので、ブラウザを白黒にしてテキストデータだけを読み込む設定にすれば、このブログのアップロードもストレスなくできたりするので、私にとっては渡りに船でした。eSIMなのでスマホでの利用かテザリングにはなりますが、同じau回線には物理SIMのmineo回線があるので、不便はないと思います。

もしお使いのスマホが物理SIMとeSIMのデュアル運用が可能で、本回線がドコモかソフトバンクであれば(楽天の場合は現状でau回線が使えるので微妙)、本回線が災害だけでなく通信トラブルで使えない状況になった場合でもスマホを使い続けられます。新入学でスマホを買われた学生にとってもメリットがあると思うので、今後使う使わないはともかく、気楽に使ってみるのも十分に有りだと思います。

(追記)

その後の情報で、一つ大切な内容があったので追記します。データ専用のeSIMは再発行不可で、例えばスマホを機種変更したような場合であっても、別のスマホやモバイルルーターで使う場合には新契約を起こす必要があります。なお、一人が回線を契約する上限は5回線だとのこと。今後、eSIM対応のスマホやタブレット・パソコンで使うような場合も、回線を変えたい場合にはいったん契約したeSIMを解約する必要があることを覚えておきましょう。


mineoの「マイピタ」を十分活用した場合にどこまでデータ通信が使えるのか

昨日、mineoの「マイピタ」で利用可能なサービス「ゆずるね。」(平日の昼間にデータ通信を使わないことを宣言してその通りデータ使用がない日とポイントが付き特典がある)をぎりぎり10回達成し、来月からの「ゆずるね。深夜フリー」を使えるようになりました。

この特典は、基本毎日23時から翌朝7時まで、通信制限を解除してもパケットを消費しなくなるというもので、その期間の速度は最大100Mbpsとなります。深夜だけでなく早朝にデータを使う場合には、かなりお得な特典です。この仕組みは、「マイピタ」を契約し続けないと利用できません。夜間フリー適用外の時間には高速通信をするにはパケットを消費してしまうので、私は低速時でも最大1.5Mbpsと、スマホなどで動画を見るには十分な「パケット放題Plus」のオプションを付けています。現在はキャンペーン中で6ヶ月間990円で利用できるのですが、その後も同じように使う場合は、プラン内の見直しが必要になります。

10日ほど使っていて、通常時にはあえて高速にしなくても良く、今回深夜フリーの権利が獲得できたことで、さらに高速で利用したい場合には時間を見て使うようにすれば、満足する結果を得ることはできそうです。今後も平日のお昼には通信をセーブして、少なくとも毎月「ゆずるね。深夜フリー」を獲得するようにすれば、かなりお得度が増します。

ちなみに、低速時に最大1.5Mbpsのスピードで通信できるようにするには、私が契約している通話とデータ通信ができるデュアルタイプの場合は、月1GBのプランにオプションの「パケット放題Plus」を付けて1,298円+385円で、月額1,683円で利用可能です。もちろん、これだと深夜以外には高速通信ができなくなってしまうので、月5GBのプランだと1,518円なので、この場合は月額1,903円で翌月繰越可能な5GBをキープできます。

さらにmineoでは、月額110円でほぼ無制限にデータ容量を繰り越すことのできる「パスケット」というサービスがあるので、月5GBのプランにして「ゆずるね。」で深夜フリーを獲得しつつ、日中は低速での利用を心がければ、毎月約5GBを貯めておくことができます。mineoでは色々とデータ容量のプレゼントがあるので、そうしたものもこまめに貯めておくことで、いざという時に使える高速データが増えます。もっとも、パケット放題Plusを付けた低速だけでも十分という感じなので、あえて高速が使いたい場合には深夜から早朝に使うことを徹底すれば、月額1,683円だけでも個人的には十分という感じもします。

今はもう加入できないのですが、以前加入していたNUROモバイルの「NEOライト」(ドコモ回線のみ)は月2,000円ちょっとで、月20GBの高速通信と、高速通信を使い切っても最大1Mbpsで利用できていました。今加入することができるNEOプランは、専用アプリで高速と低速の切り替えられますが、月20GBで月2,699円と、mineoの最安プランと比べると約千円くらい高くなっています。ただNUROモバイルでは利用する時間を気にすることなく、平日昼間でもそこそこ早かったですし、うまくまとめているなという感じはします。

ただ、最初に紹介した「ゆずるね。深夜フリー」でパケットを減らさずに使える時間があるというのは、個人的にはかなりのメリットではないかと思います。mineoアプリから、高速と低速の切り替えを事前に予約して自動化できるようになっています。ユーザーが多いので、深夜フリーの時間ぴったりに合わせての切り替えはできませんでしたが、15分くらい時間をずらすことで、意識することなく深夜から翌朝までの高速通信を自動的に切り替えることができます。

こちらで気にすることは、平日昼間にmineoを使わないことと、事前に「ゆずるね。」の宣言を行なうことだけで、現在はモバイルルーターに入れて使っているので、電源を入れなければデータ通信自体が発生しないので、昼間以外にモバイルルーターの電源を入れて使うだけで、自然と毎月の深夜フリーの権利を維持できると思います。

今後もし、自宅の光回線に不具合が出てしまった場合、ホームルーターにmineoのSIMを入れて、自宅の回線を使った機器を使い続けることも視野に入れています。そうなると、さすがに深夜以外でも高速通信が必要になる場合が出てくると思うので、そんな非常時に備えるという点でも日々貯めたパケットを保管してくれる「パスケット」の仕組みというものはありがたいです。

キャンペーン期間中は月20GBのプランを契約しているので、6ヶ月分の120GB分のパケットをいつでも使えるように貯めて、あとは使用状況に応じて毎月貯められるパケットを1GBにするか5GBにするかを考えていくのが私にはベストという気がします。

さらに言うと、「ゆずるね。」宣言をして月20回達成すると、毎月のパケット量をそのままプレゼントしてくれる「パケ増し」という特典もあります。個人的には平日昼に使うこともあるので、最低限毎月深夜フリーが使えるだけでも良いと思っていますが、こまめに平日昼間に宣言を達成できる環境にあるなら、容量の多いプランを利用すればその分貰えるパケットも増えます。この辺は、どこまでこまめに「ゆずるね。」を達成しようとするかで変わってきます。個人的にはそこまでストイックにならずに、最低限深夜フリーを続けられるくらいで利用していく方が幸せになれそうな気がします。


povo2.0を維持するための案内メールが最後のトッピング後から120日後に来た

色々なMVNOを使っている私ですが、基本的には0円で維持できるデータ通信を過去に何度も契約してきましたが、今まではまず例外なくサービスが長く続かないという憂き目に会っています。so-netの「0SIM」も、BIGLOBEの「donedone」もフェイドアウトするようにサービスは終了しました。もっとも、業者にとってはお金を取らないでデータ通信だけ提供するということは商売か? ということもありますし、個人的には企業の出してくれるサービスの中で使えるサービスが有るうちは、お金が無くなって全く支払い能力が無くなってしまう可能性も今後0ではありませんので、こうしたサービスは続いて欲しいなあと心から思います。

現状で、もっともお金がかからないモバイル回線は、auが提供している基本0円にトッピングを付けることで利益を上げるビジネスモデルで展開しているpovo2.0でしょう。最近も色々魅力的なトッピングが出てきているのですが、先日mineoの「マイピタ」を契約したことにより、そうしたトッピングを付けないまま時間が経過してしまっていました。

そうしたら、今までは記憶にない「重要なお知らせ」という題名の付いたメールが届きました。メールを出した時に120日間トッピングが無いユーザーに送っているということですが、中には有料トッピングがないまま180日間経過すると強制解約になってしまうということと、具体的な契約停止予定日は改めてメールで連絡するとありました。さらに、長期間利用できるトッピングの紹介もされていました。

povo2.0のトッピングの利用期間は、通話関連のトッピングであれば期限を考えずに使えますが、データ関連のものは月ごとではなく日数になっているので、細かな再トッピングの時期を前にしてこうしたメールで連絡が来るなら、スケジューリングを忘れてしまっていても使い続けられる可能性は上がります。ただ、こうしたメールが来るということは、今後は期日までにトッピングがないと即刻契約解除になるということでもあるので、私と同じように運用している方は十分に気を付けましょう。

ちなみに、povoの方のおすすめトッピングとして挙がっていたものが2024年3月31日まで販売されている期間限定の180日間有効な1GBトッピングで、一回のトッピングが630円(180日間有効)なので、契約解除までのハードルは購入時から360日に拡大されます。12ヶ月弱(11ヶ月経過後が安全?)に一回の更新で問題なく契約を維持できるということは、一ヶ月60円で通話にも利用できる回線を維持できるというのは、前回紹介したドコモやソフトバンクの回線ではできない回線維持の方法としてまだ十分に使えることでしょう。願わくは、こうした仕組みが今後も続いて欲しいということですが、まずは私もきちんと期限前にトッピングをするということが大切ですね。


メイン回線とは別に保険の意味で回線契約したい場合の格安な回線とプランの選び方

現在、自分が契約して使っている回線は、色々ありまして楽天・au・ソフトバンクの三種類の回線になっていて、ドコモを欠いています。これは、本当にいざという時にドコモの回線が低速でも使えないというのは、ちょっと気になります。以前契約していたIIJmioのeSIM・2GB/月のプランは安いとは言いながらもデータ専用で440円ということで、これから紹介していくプランと比べるとちょっと弱いような気がして解約してあります。

2GBで440円は安いのではないかという意見も当然あると思いますが、初期費用の3,300円を回避することがスターターパックを利用することでIIJmioでは可能になるので、そのメリットは確かにあります。気軽に試すという面ではIIJmioは良いと思います。

ただ、日常的にはほぼ使う機会のない回線ということで考えると、長く置けば置くほど、IIJmioよりも安いプランを選べば、それなりにメリットは出てきます。過去に回線が安いMVNOということですと、ロケットモバイルの神プランがありますが、このプランもデータ専用で最大200kbpsと低速オンリー(ただし無制限)で328円/月というのは、多少IIJmioの方が高いですが、いざ使う時の事を考えるとそこまで良いとは今のところ思えません。ではさらに安いところは? という事なのですが、実際高速でどのくらいのスピードが出るのかは後からお伝えしますが、日本通信のプランがさらに安い設定になっています。

まず、データ専用のプランは2024年3月から新しくなり「b-mobile S 190PadSIM X」というプランになります。データ量は使った分だけかかるという形式ではありますが、事前に使い過ぎを防ぐために、月間の高速クーポンの上限を自分で決められるという形になっています(高速クーポンを使い切った場合には最大200kbpsに制限)。回線はドコモとソフトバンクから選べ、月2️GBを上限にすると月額418円、月1GBが上限であれば月額209円まで下げられます。

もっとも、月1GBまでで良ければ、データ専用ではなく通話もできる「合理的シンプル290プラン」(税込月額290円)がありますので、「b-mobile S 190PadSIM X」と90円弱しか違いません。高速クーポンを使い切った後も、日本通信では2024年4月以降は、当初のデータ利用不能になるのではなく、低速で利用できる状態が無制限で続くと発表しています。これなら、最悪高速クーポンを使い切っても約150kbps前後(一応最大200kbpsとアナウンスされていますが、この辺が実測値です)で使えるので、いざという時にキープしておくだけでなく、お得な条件で別業者に乗り換えを考える場合にも使えることになります。個人的には初期手数料の差額を回収できるまでは最低限使って、その後は状況に応じて変えることも考えても良いのではないかと思います。

ちなみに、気になる高速時のスピードですが、夕方の計測で約7~9Mbpsとキャリアやサブキャリアと比べると結構遅めです。それでも、普通に使うには十分ですし、そもそも他社回線をメインに使っていて、回線トラブルでドコモ回線しか使えないような状況でしか使わないなら、こういったプランでも十分なような気がします。

先に紹介したように、私が使っている回線にはドコモ回線が無いのですが、母親に持たせているスマホに日本通信の合理的シンプル290プランのSIMが入っていますので、いざという時には母親のスマホからテザリングして急場を凌ぐことはできるので、あえて回線を増やすことはありません。合理的シンプル290の方はドコモ回線だけなので、ソフトバンクの予備回線が欲しい場合にはデータ専用の回線についても検討してみましょう。


スマホによるBluetoothテザリングの状況とWiFiルーターと比べての使い勝手

電池交換が終わったOPPO Reno5 Aですが、とりあえず今までモバイルルーターに入れていたmineoの「マイピタ」のSIMを入れて運用してみました。通常のネット利用には問題なかったのですが、一つ問題がありました。

個人的にはmineoの回線(基本的には低速の最大1.5Mbpsで運用)を入れています。モバイルルーターで使っていた時には、SIM回線のネット利用で、外に出ていても自宅のテレビチューナーに接続してモバイル回線利用のテレビ視聴ができたのですが、スマホに入れた回線をそのまま使って同じようにテレビをリモート接続させようとしたら、何度やってもエラーになってしまうのです(Android版Rec-ON-Appを使用)。

そして、手持ちのノートパソコンChuwi Minibook X n100にはスマホをBluetoothペアリングして、Bluetoothテザリングをしてみました。この時の最高速は、最初800kbpsくらいでつながって、最終的に1.1Mbpsで落ち着くぐらいなので、それほど悪くはありません。しかし、Wifiでの接続(モバイルルーター)では最初3~4Mbpsくらい出た後で1.5Mbpsくらいに下がっていくので、快適度でいうと、やはりWifi接続の方がという感じです。Bluetooth経由で接続したまま、今度はWindows11の環境でテレビのリモート接続ができる「テレプレ」というアプリからリモート接続を試したのですが、こちらも何回やってもエラーになってしまうだけで、自宅のテレビに接続してのリモート視聴はできませんでした。

スマホにSIMを入れてテザリング中心に使うのも悪くはないのですが、旅先でちょっと今放送しているテレビ(自宅のチューナーは地上波だけでなくBS・CSも見られるのです)を見たいと思った時には役に立たないことがわかったので、スマホに「マイピタ」のSIMを入れて運用するのは今回は控えることにしました。

改めてモバイルルーターとスマホやパソコンに接続してテレビ視聴を試したところ、全く問題なくできます。こうなってくると、今後はモバイルルーター自体にBluetooth機能のあるものを購入して試してみたくもなりますが、今の状態でも(予備電池およびモバイルバッテリーからの給電可能)困ることはないと思うので、Reno5 Aにはpovo2.0の0円状態のSIMを入れて、ネットを本格的に使いたい時にはモバイルルーターと接続して使うようにしたいと思います。

このやり方は、私にとっては結構便利です。というのも、車で出掛ける場合スマホをカーナビ代わりとして使うことが多いのですが、スマホでテザリングをしながらカーナビアプリを使うと、かなりスマホへの負担が大きくなります。カーナビアプリは最大60kbpsくらいの0円キープしているpovo2.0のSIMでも問題なく使えますので、車で出掛ける時にはReno5 AはWifiを切ってカーナビ専用機として使うのもありかなと思います。

なお、動画や音楽、razikoの利用にはモバイルルーターと繋いだFireタブレットの利用がベストマッチします。スマートスピーカーの機能も持っているので、モバイルルーターとの関係を作ってしまえば、自宅にいる時のようにタブレットに向かって喋れば、ちゃんと答えたりアプリを起動・終了してくれますので、事故防止にも一役買います。

そんなわけで、8月いっぱいまでは3回線+1(povo2.0)で約三千円の負担でこんなことができてしまいます。9月からはどうするか改めて考えますが、平日昼間も使えるようにしても、四千円弱くらいで環境はキープできます。通話(Rakuten Link)・LINE(LINEMO)・データ(mineo「マイピタ」)という組み合わせは、使い過ぎを気にしないでも使える上でかなり安く利用できますが、今回私が報告したように、回線SIMを入れるのをスマホにするかモバイルルーターにするかで使い勝手が変わってきてしまうこともありますので、その点は重々ご承知おきの程を。


mineoの「マイピタ」+「パケット放題Plus」で平日昼間はどこまで速度が出るか?

ようやくSIMが届きましたので、mineoの回線を使ってのレポートをお送りします。私が契約したのはau回線で、キャンペーンを利用して「マイピタ」の月20GBプランを月990円で6ヶ月間利用できるキャンペーンを利用させていただきました。なお、オプションとして余ったパケットを制限なく預け、自分用にいつでも引き出せるようになる「パスケット」(通常月110円)もキャンペーンで6ヶ月間無料で使えるので、それも付けています。

基本的には、10GB以上のプランには無料で付けられる「パケット放題Plus」(1GB・5GBの場合は月額385円)も付けていますので、高速データをアプリで切っていても安定して最大1.5Mbpsでのデータ通信が利用できます。ここで問題になるのが、平日の昼間はどのくらいスピードが落ちるのか? ということでしょう。この問題の中で、高速クーポンを使って速度を計るというのは、「格安SIM管理人の比較」というMVNOの契約を考えている方には大いに役立つサイトの方で、毎日あらゆる回線の速度計測を行なっているので、そちらの方を参照して下さい。au回線の「マイピタ」の場合は、高速クーポンを使っての速度計測の結果がサイトに掲載されています。興味のある方は、以下のページから速度の推移を確認していただければと思います。

https://kakuyasu-sim.jp/speed/mineo-a

確かに上記サイトを見ると、他のMVNOと比べてスピードは遅いですが、昼の12時台であっても、3~8Mbpsくらいで推移しています。1.5Mbpsでそれなりに満足している私としては、それだけ出せれば十分という気がします。ですから、高速通信で利用する場合には、あまりスピードについて気にする必要はないのではと個人的には思います。

さて、ここからが本題ですが、モバイルルーター経由で使えば、最大1.5Mbpsでも動画だけでなくパソコンにインストールした外付テレビチューナーを外出先から見ることが可能なソフトを使えば、最大1.5Mbpsのスピードでも自宅のテレビチューナーからテレビ放送を見ることが可能(画質はワンセグ並みに落ちますが)なので、速度制限でも平日昼間最大1.5Mbps出ていれば、6ヶ月後にも最安の状態で「マイピタ」を継続する意味が出てきます。

それでは、実際に2024年3月7日に行なった速度計測についてのデータを出していきたいと思います。なお、計測に使ったサイトはFast.com(https://fast.com/ja/)を使いました。

12:00 1.6Mbps
12;15 1.5Mbps
12:30 1.5Mbps
12:45 1.5Mbps

と、見事に終日最大1.5Mbpsを私の環境ではキープしていることがわかりました。ただ、スピードの変化を見ると、測定開始からすぐには、平日昼の時間ではない場合は一気に3~5Mbpsくらいまで上がってから徐々に1.5Mbpsに近づくというような感じなのですが、平日昼は少し違いました。

最初、500~800kbpsくらいの遅さからスタートし、そこからスピードが上がっていって、最終的に1.5Mbpsに落ち着くという感じで、多少は影響は出ているのかな? という気はします。それでも、これだけ平日昼間も1.5Mbpsをキープできるのなら、この回線だけ使いたいと思っている方なら、キャンペーン終了後、プラン変更で「マイそく」(平日昼は最大32kbpsの爆遅)で月990円にするよりも、データ通信量を下げて価格を調整して「マイピタ」を続けた方が良いのでは? と思ってしまいます。

ちなみに、この1.5Mbpsでの通信は、3日で10GBの利用を超えると、低速制限が入ります。でも、高速ではないので、制限を気にする必要はないかと思いますが、手持ちのモバイルルーターには予め設定した利用パケットを超えると画面に表示したり、自動的に電源を切る機能が付いているので、3日で9GBに達したら警告を出してくれる設定にはしてあります。こういうところも通信に特化したモバイルルーターでの利用のメリットではないかと思います。

現在は電話番号のあるデュアル契約なので、このままでの最安はデータ通信量1GBにし、その基本料金の1,298円に「パケット放題Plus」の385円、それにパスケットの110円を追加して合計1,793円/月になります。キャンペーン期間中には高速クーポンを順次パスケットの方に移せばいざという時に使えるデータ容量は120GBまで貯められ、「ゆずるね。」の宣言を何とか月10回成功させられれば、23時から翌朝7時まで高速クーポンが減らない「夜間フリー」がもらえます。20回宣言を達成すると、契約ギガ数と同じ分の高速クーポンが付与される「パケ増し」というものもありますが、今回は平日の昼に利用する場合の話なので、そこまで節約すると本末転倒になるかも知れません。

それでも、この「マイピタ」最安プランでは月1GBプラスアルファではありますが、いざという時に一気に使えるパケットをためながらも、日常生活や旅先での利用であれば、私の場合はまず高速クーポンを使う場面というのはないと思うので、光回線が止まってしまって、どうしても高速通信を継続して使いたい非常時のために貯めておけるというのは悪くないですね。「マイそく」との価格差は約800円ですが、今回のテストで昼間でもそれなりに外で動画などを見られる事がわかりましたので、これから半年普段の生活の中でどのくらいデータ通信を利用するかということを実践しながら、キャンペーン終了後の契約をどうするかを決めていきたいと思います。