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新しいスマホの環境設定はケーブル一本であらかたのことはできるようになってきている

昨日、IIJmioの契約とともに乗り換えて安く購入したOPPO Reno9 Aが届きました。基本的に、おサイフケータイやマイナンバーカードは通話用に使っている小型端末のRakuten Hand5Gの方に入れているので、Reno9 Aではそこまでの環境設定はせず、主に動画を見たりメールを見たりするくらいの環境を作るにとどめましたが、昔のように0からアプリを入れたりとかいうことはなく、Reno9 Aでもケーブルで特定のスマホ(今回の場合はRakuten Hand5G)に接続して内容を移すようなこともできるので、多少時間はかかっても、引っ越しの手間はかなり軽減されているという感じです。

今後、メインのスマホを代える場合にはおサイフケータイの引っ越しや、各種銀行アプリの乗り換えなどを行なわなければなりませんが、今回はそこまではせず、楽天ポイント関連のアプリを使うのに、改めてIDとパスワードを入れ直したというくらいが、昨日やったことになります。

また、Rakuten LinkやLINEといった、一つのスマホでしか使えないアプリについても、きちんと導入しながらいざという時にはすぐ使えるように準備はしてあります。アプリで使うパスワードについても、引き継げるものとそうではないものがあるので、全てを以前と同じようにするまでにはもう少し時間がかかりますが、これも使いながら必要なアプリを使えるようにしていけば良いのではないかと思っています。

あと、今までReno5 Aを使ってきて、新しいものはReno9 Aということで、ほとんど使い勝手に変わりはないのでは? という風に思っていたのですが、必ずしもそうではありませんでした。画面が有機ELになったことで、かなり見やすく使いやすくにりました。特に今までは画面が消えると何も表示されることはなかったのですが、日中については画面が消えても時計を表示しておけることができるようになり、肩からかけて持ち運べば時計代わりとしても使えそうです。そうした表示をしても、電池持ちは以前のものよりはるかに長く使えるという感じで、ここらへんも、正常進化してきたものだなあとしみじみ思います。

このスマホのレビューについてはまた稿を改めたいと思っています。テザリングの実力はどうなのかということなど、実際にSIMを入れて使ってみてわかることも多くあると思います。今回スマホを購入したことで、旅にはWindows11のモバイルノートと、アマゾンの8インチタブレットを持っていくくらいなので、モバイルルーターを使う場合と比べて、スマホとのテザリングをするとどう変わるのかなど、気になることはたくさんあります。スマホとしてはミドルクラスということで、ゲームをガンガンやるような用途には向いていませんが、そこは手持ちのモバイルノートと同じで、自分のできる作業をこなせる道具であってくれれば良いと思っています。ともあれ、まずはご報告まで。


2024年3月末で終わるYahoo!BBの思い出と代替サービスについて考えてみる

時代の流れとともに、古い技術は廃れていき、新しいものに代わっていきます。今回紹介したいのは、かつての自宅内でのインターネット接続といえば、安くて早いADSLの仕組みを使った「Yahoo!BB」についてです。はっきり言って、ADSL導入以前とそれ以降では状況の違いようにも程がありました。

私自身はかなり古くからのネットユーザーなので、普通の固定電話にモデムをつなぎ、その線をパソコンに繋げることによって文字中心の「パソコン通信」の時代から毎月の通信費の負担に悩んできました。電話回線はネットをやる前から自分名義の回線を持っていたので、親が払う電話代がいきなり高額で家庭内トラブルになったという経験はありませんが、基本その時代はネットに繋げば繋ぐほどアクセスポイントまでの通話料金がかかり、それとは別にパソコン通信のプロバイダーに払う通信料も時間によって決まっていましたので、繋げば繋ぐほど料金が二重にかさみ、さらにはネットを行なっている時に電話回線が埋まってしまって、もし自分の番号に電話が掛かってきた場合「話し中」になってしまうという状況でした。

そこで、パソコン通信に必須だったのが、自分の見たい情報をあらかじめセットし、自動的にログインして自動で見たい場所の発言を回収し、全てのセットした行動が終われば自動的に電話を切ってくれる「オートログイン方式」の通信用ソフトだったのです。ですから、ネットにアクセスするのは夜が中心で、メールチェックも一日に一回かやっても数回が普通でした。お金のある人は、今のLINEとは少し違いますが、チャットでリアルタイムにお話しする人もいましたが、これだと数時間チャットをやったりすると、通信費がひどいことになります。その後、深夜の時間限定で特定の番号(多くはパソコン通信のアクセスポイントを指定した)への電話が定額になる「テレホーダイ」というサービスができて、それでも対象の時間には利用しやすくなりましたが、しばらくはネットは「情報を自動で取りにいき回線を切ってからゆっくり読む(書く)」のが常識の時代がありました。

その後、鳴り物入りで登場したISDN回線は、今のモバイル通信の低速制限時より遅い64kbpsでしか通信ができませんでした。確かその当時、NTTがISDN回線の専用線でネットのつなぎ放題を出していたのですが、当時の利用金額は月4万円弱くらいだったように記憶しています。ただ、常時接続なので、パソコンの画面を開いていると、メールが到着する都度更新されるのを見て(知り合いで加入している人がいたのです)、これは今までの常識とは違うと思っていました。

こうした時期に出てきたのがADSLという技術です。私はその時にはISDN回線を引いて使っていたのですが、この技術はISDN回線では使えず、従来のメタル回線に戻す必要がありました。画期的だったのは、通信中でも電話の送受信は問題なくできたということと、スピードが上り1Mbps、下り1~20Mbps(近くの電話局までの距離によってスピードが変わる)も出たことです。料金も、固定電話料金に加え二千円ちょっとで利用でき、合計すると大体4千円弱で常時接続だけでなく動画配信を普通に見られるようになりました。

私の契約していたYahoo!BBは一番安いものでしたが、スピードは大体6Mbpsくらい安定して出ていまして、それでも大画面テレビに動画配信を映すには問題はなく、私自身はかなり長い間お世話になりました。ただ、もはやメタル回線自体が終了になり、IP化されるということで、メタル回線のメリットだった電源不用で通話可能というメリットがなくなるということと、とにかく自宅電話には迷惑電話が多かったので、そうした事がなければ、ぎりぎりまでADSLで粘っていたかも知れません。
私自身はその後、楽天モバイルをホームルーターに入れて固定回線としてしばらく使いながら、現在は月4千円弱で利用でき、スピードも100Mbs弱くらいで安定している光回線(電話なし)を利用しています。

今はもう、普通に自宅でインターネットを楽しむ場合は光回線の導入が普通になりつつありますが、ただStarLinkのように直接衛星からデータ送受信を行なってもそこまで費用がかからないプランもあるので、ADSLが無くなっても困る人はいないと思います。

もし費用の面で光回線にしたくない方は、通常の楽天モバイルの通話できる回線を契約し、別に楽天モバイルのSIMを入れれば使えるホームルーターを購入して使う(楽天モバイルが用意する専用ホームルーターと合わせてのセット契約ではないことに注意)パターンが費用負担を抑えられるのではないかと思います。

また、ADSLは電話局からの距離が長いと速度が低下するので、都市部では使いやすいですが山間部など電話局から遠い場所にお住まいの方は、ADSLはもちろんですが、光回線も来ていない場所ということになると楽天モバイルがつながる場所かというのがポイントになってきます。今はコストコにも売っているStarlinkのアンテナを設置して衛星インターネットもできるので、場所を問わずインターネットが使える状況になっている現状はそう悪くないのではないかと思います。

ともあれ、ADSLがなければ今もそれなりに安く常時接続で十分動画視聴などマルチメディアでの利用も可能なネット環境は整っていかなかったのではないかと思います。当初はモデムをタダで配ったことにも色々な意見がありましたが、そうしたことで多くの過程にインターネットが普及した功績の方が、今となっては大きな事ではないかと思えます。

これはまさに前日に書かせていただいた内容にも関わることですが、それほど多くない負担で、自宅でインターネットを使える環境を整備するということは、これからも大切になります。自宅でネット会議やネット授業ができるくらいの高速で安定したネット環境を多くの人が利用できるように、関係各所は考えた上で今後の展開をお願いしたいところです。


あえて高額なタブレット・ノートパソコンに加えて通信費を高校生に負担させる仕組みについて

最初にお断りしますが、今回書くことはもはや決定事項ということで、個人がギャーギャー言ってもどうにもならない事はわかっています。しかし、このブログではいかに安くネット環境やモバイル機器を揃えるかということを具体的に紹介してきたこともあります。そこで、私があらゆる情報を駆使してできるだろうという内容に、今の高校生はいくらくらい払っているのかという事について、当事者ではなく知らない人に紹介してみたいと思います。

実は私の周りでも高校入学に際して、タブレット(iPad)の購入が義務付けられ、さらに高校までスマホ持ちを我慢させていたということで、スマホとの二重の費用負担にため息をついている知り合いがいます。ただ、細かな費用の詳細はわからないので、今回はネット検索をしていて出てきた、埼玉県の県立高校の事例から紹介します(以下の記事リンクは、時間の経過によって切れてしまう可能性もありますが、記事の内容のうちかかった費用は本文で紹介していきます)。

https://www.saitama-np.co.jp/articles/25370/postDetail

記事の写真によると、タブレットは約13万円ということでiPadらしくもあります。まず、学習に使う場合、iPadにキーボードを付けるよりも、最初からタッチパネルとキーボードが一体化したChromebookの方が費用は安くなるだろうと思います。もっとも、学校でそうした文教モデルを売っても、結構価格は高くなってしまうということがあります。せめて、文教モデルのスペックを示し、家庭独自で購入できるようにしてくれていれば、恐らく新品値引きなしのものを買っても学校で買う価格よりも安く購入できるのではないでしょうか。

実は私も過去に仕事上でパソコンの導入を勧められたことがあるのですが、そのあまりの「ぼったくり価格」(当時の同じ型番のノートパソコンにシステム管理を付けることで、相当の価格上乗せがあったので、ちょっときつい表現ではありますが、そういう風に感じたことは事実です)、でさすがに導入はしませんでした。その後、インターネットが普及してくる中で、パソコンやスマホは自分で用意し、システム利用料だけ払う仕組みになってやっと使えるようになったことで導入したという経験があるので、そうした仕組みを思い出してしまいます。

さらに記事によると、購入といっても本体代だけではなく、通信費(なぜ学校内で使うのであればWi-Fi対応にしない?)を含めて4年間の分割で、月約4,500円ということでした。

さすがに、学校の方で端末の分割金利を取っているとは思えないので、4年間の支払い総額216,000円からタブレット代の130,000円を引くと、残ったものが通信費になると思います。総払込額からタブレット代を引くと、残金は86,000円です。これが3年間の通信費ということなら、月ごとの通信費は2,388円となりますね。これはタブレット用の通信費になりますが、恐らくスマホは別に持つことになると思うので、さらにスマホ本体代と通信費がかかるということになります。

もし自宅にネット回線があったり、本人がスマホを持っていれば、その回線からテザリングすれば良いわけです。学校はそうした家庭の事情について調査した上で、人によっては通信費を入れた分割契約をしないというのが普通だろうと思います。

もし、学校がiPadでなくChromebookを文具として使い、その購入については一定のスペックを表示した上で個人の裁量でも良いようにし、どうしても個人で購入できない場合には購入の斡旋をしたり、きちんとレンタルできるだけの台数を確保できれば、デジタル文具にかかる費用は劇的に今でも下げられます。通信費についても、このブログで紹介しているMVNOを契約すれば、相当抑えられます。授業にしか使わないのなら、mineoのマイそく(平日昼間以外は最大1.5Mbpsで月990円)で大丈夫でしょう。高校生は外で友人と買い食いをすると思うので、スマホにもう一枚povo2.0の回線を入れ、友だちが持ち回りで「ギガ活」できるお店で食べたり買ったりを繰り返せば、追加費用なしで平日昼間用の通信を確保できる道もあります。

また、Chromebookは発売時から約10年は使い続けられるようにセキュリティは担保されているので、購入して卒業後には使わない子がいたら、自分と入れ替わりに入ってくる新入生用にリサイクルして安く購入ないしレンタルできるような仕組み(業者にお願いしてリフレッシュして再販)を作っていけば、少なくともデジタル文具が買えないという家庭も激減するのではないでしょうか。もっと色々な家庭環境の人に寄り添ったやり方を探して欲しいと切に思います。


無理をせずに格安でスマホを買うために必要なのはいつでも変更できる複数の回線か

今私が通話メインで利用しているスマホは、Andoroid11が載ったRakutn Hand 5Gなのですが、安く買わせていただいた代わりに、OSのアップデートはなし(楽天の名の付いたスマートフォン自体がOSのアップデート対象でないという情報があるので)で、Andoroid11のセキュリティアップデートが今年いっぱいという可能性もあるのが悩みです。

あまり端末としての評判が芳しくないRakutn Hand 5Gではありますが、そもそも音声通話をする機会が少なくなっているのと、無理なく胸ポケットに入りながら、大人の比較的大きな手でも何とか操作できるギリギリの大きさは、ガラケーに近い使い勝手ながらおサイフケータイおよびマイナンバーカード対応ということで気に入っています。使うにつれてスピードも遅くなってきましたが、まだしばらくは使っていたいと思っています。ただ、間違いなくスマホ買い替えが必要になってはきます。

スマホの価格というのは、AndoroidはiPhoneと比べると比較的安く購入することができますが、それでも結構お金がかかります。実は通話用とは別に現在データ通信用として使っているOPPO Reno5 AはかつてのOCNモバイルONEに加入する時に安く買え、端末代としては1万円くらいしか払っていません。ちなみに、母親に持たせているドコモ販売されたもののほぼ新品の状態で購入した中古のarrows Weも1万円くらいで買っています。つまり、最近は中古の出物や回線乗り換えの特典を狙って、3万円くらいのスマホを1万円くらいで購入して使い回しているということになります。

現在、Rakuten Hand5Gには楽天モバイルとLINEMOのeSIMを入れていますが、はっきり言って通話を中心に使うならこの組み合わせは最強で、音声通話はRakuten Link、LINE通話はLINEMOを使うようにしていて、基本料金だけで通話し放題です。こうした使い勝手を知ると、現状ではこの組合せを変えようとは思いません。特に楽天モバイルの電話番号を知り合いに教えているので、メイン番号で電話とショートメッセージを受信だけでなく送信でも使い放題で、しかも同じネットワーク上にあればパソコン上でも通話やSMSの送受信を行なえるメリットがあります。LINEMOはLINE使用についてはデータフリーなので、テレビ電話を使っても高速データは減らないのが大きなメリットです。もしスマホを代えた場合はeSIMごと乗り換えるということになります。当然、他社に乗り替えると通話上のメリットが消滅してしまうので、今のところこの2回線は今のまま動かすつもりはありません。

このスマホとは別に、データ用として用意した回線が2回線あり、一つがpovo2.0と、もう一つが先日乗り換えて現在キャンペーン価格で利用中のmineoの「マイピタ」の回線になっています。先日までは、この「マイピタ」の回線を育てながら、大容量の高速クーポンをキープしようと先日のブログで書いたように真剣に思っていたのですが、今後安定してスマホを安く買い続けるためには、特典で回線乗り換えの場合に安くスマホを売るキャンペーンがどこかのMVNOで行なわれた場合、そうした動きに対応していかなくては、なかなか今のご時世でそこそこ使えるスマホを1万円ちょっとで買うことは不可能になっています。

そうした回線は、できれば一本でなく二本持ちたいところです。一つの契約で新しいスマホを購入した場合、やはりしばらくは使って回線のブラックリストに載らないような配慮は必要になります。過去のOCNモバイルONEの場合は、OCNモバイルONEが新規契約できなくなったタイミングで(1年ちょっと)で他の回線に端末の買いまし無しで引っ越ししましたが、それにともなう影響は出ていません。
現在、povo2.0とmineoは同じauでの契約になっているので、できればどちらかを他社の回線に動かしたいと思っているのですが、さすがに契約したばかりのmineoはすぐには動かせないので、povo2.0を別回線に替えながら最新のOSを搭載しているか、アップデートが予定されているスマホをゲットするという方法はあります。ただ、それを使った場合、今までパケットを貯めようと思っていたmineoのプランを崩す必要が出てきます。

具体的に書くと、IIJmioが今月末までの限定で回線乗り換えでスマホとSIMを同時契約すると、かなり安くスマホが買えるキャンペーンを行なっています。このキャンペーンが使えるのは、データ専用回線ではダメで、音声付きプランに限定になっています。

mineoの現在のプランは月20GBの高速クーポンが付き、平日昼でもそこそこ使える「マイピタ」プランなのですが、8月末までは月990円で維持できますが、それ以降同じ契約で維持する場合、月2千円前後の支払いになります。

スマホは回線乗り換えの格安で買わないと決めれば、現状で十分なのですが、OSはそのままでも、セキュリティアップデートが更新されなくなってしまうスマホを現役で使い続けるのは大変なので、どうせなら早いうちにpovo2.0をdocomo回線でIIJmioのギガプラン(翌月繰越有りの5GB/月なら990円)に乗り換え、mineoの方はキャンペーンが終わったらいつでも回線乗り換えができるように、回線を育てない「マイそく」(平日昼間は最大32kbpsでその他の時間は最大1.5Mbps固定)ならこちらもキャンペーン終了後には月額990円で維持できます。この場合、平日の昼間がネックになりますが、実はmineoの「マイそく」には、一回198円で付けられる「24時間データ使い放題」のオプションがあり、一回330円で同じものが付けられるpovo2.0よりは速度も安定性も劣るとは思われますが、それでもいざという時には使えるでしょう。

スマホ2台持ちとモバイルルーターで計4回線、全て月990円の回線で回しながら、1年か2年に一回スマホを買い替えるための回線乗り換えをデータ用として使っている回線から行なえるようになるということで、ここまで色々と考えてきた自分の考えを捨てて、povo2.0をIIJmioに乗り換えることにしました。将来的には今のところこの2回線をMNPして安くスマホを購入できるようなタイミングを計っていこうと思っています。

IIJmioはデータ容量の翌月繰越可能で、低速時でも最大300kbps出ます。ぎりぎりradikoや音楽配信を楽しむくらいは低速でも十分使えますので、今のところは平日の昼mineoが使いものにならない時間に合わせてIIJmioのデータを使ってストレスフリーになるという方向で使っていくのも良いと思います。新しいスマホについては、今使っているReno5 Aとほとんどスペックは変わらないものの、OSのバージョン的に有利で、いざという時にはReno5 Aをサブとして使うことのできるReno9 Aにしました。現在、IIJmioではこのスマホが9,780円で購入できるのです。OPPOのアフターサービスの良さは先日の電池交換サービスでその良さを実感していますし、目新しさは無くても現状では悪くない選択かな? と思っています。

別のニュースで、Android陣営は今後出すAndroid15で、OSレベルの通信衛星を介したテキストメッセージのやり取りをサポートする予定であることを知りました。今使っているスマホでも、アプリを利用することで直接通信衛星とやり取りが可能になってくるのかも知れませんが、状況の変化に応じて、ハイエンドスマホではなくても、常に新しいスマホを使える状態を保つことも大切ではないかと思い、ちょっと方向転換しました。

今回の乗り換えは、今後も同じように回線を引っこしながらスマホを安く購入していく地固めという意味もあります。当然状況が変われば、それを受けてこの方針が変わる可能性もありますが、円安の状況下でなかなか物の値段が下がらない中では、ある意味したたかなやり方も必要かと思えます。今後も引き続きこのやり方が持続可能なスマホ購入モデルになるかどうかは今後の各社の営業方針にもかかってきますが、基本的にはスマホを買うために乗りかえたとしても、そこの回線はきっちりと使いこむというスタンスでいたいと思っています。


mineoの「マイピタ」と「マイそく」はどちらを選べば幸せになれそうなのか

先日申し込んだmineoのSIMカードはまだ届いていません。恐らく今週中に来るとは思うのですが、今回はキャンペーンを使って月20GBの「マイピタ」を月990円で今月を入れて6ヶ月分試して、その後「マイそく」(平日昼間のみ32kbpsで他はall最大1.5Mbpsで月990円)に変更しながら回線追加分を一回線で990円のみで増やそうと目論んではいるのですが、気になるのが「マイピタ」がどのくらい使えるのか? ということです。

元々MVNOは大手キャリアから回線を借りているため、特に平日の昼間に速度ががくっと落ちることは知られていて、mineoでは特にその状況が顕著だったように思います。そうした平日昼間の使い勝手を損なわないためには、大手キャリアやサブブランドと直接契約することで、時間を問わずサクサク繋がるのですが、その分毎分の負担は大きくなります。

ただ、最近では「マイピタ」で平日昼間使った時のスピードがそれなりに改善されてきているという話もあるので、今回新たにキャンペーンに乗って「マイピタ」を契約したのは、それが本当で、例えば平日昼にも動画が普通に見られるくらいの速度をキープできているのか?(高速だけでなく低速時の最大1.5Mbpsでも)を確かめるということがまず頭の中にありました。

mineoでは平日昼に事前に宣言をして平日昼にデータ通信を使わないという宣言を実行できれば、宣言が成功した日数に応じて特典が付く「ゆずるね。」という仕組みが「マイピタ」にはあります。月10回宣言通りに平日昼にデータを使わなかった場合、翌月の23時から翌朝7時まで、高速通信を使っても高速クーポンが減らない「夜間フリー」の権利が発生します。30日のうち10日ですから、どうしても使いたい時には高速通信もできるということなら、投資金額と比較すればかなりお得な面も出てきます。ただそれは、平日のお昼に動画くらいは見られるほどのスピードが出るのかに関わってきますね。

私の契約は今月からなので、2024年8月までは高速クーポン20GBを毎月使えますが、さらに10GB以上のプラン契約者には低速の条件を最大200kbpsから1.5Mbpsに上げる「パケット放題Plus」に無料で加入でき、さらに月110円かかるオプションで、繰り越しても普通は消えてしまうパケットを別の自分用タンクに入れ放題という「パスケット」の利用も6ヶ月無料で使えるので、キャンペーン期間にあまり高速を使わなければ、半年後には繰り越した分に加えて普通なら失効してしまうパケットを貯められるので、かなり魅力的です。ただし、これらの機能は「マイピタ」のプランに加入し続けないと利用できません。もう一つのプラン「マイそく」は、高速クーポンなどはまるでなく、平日昼間だけは超低速の最大32kbpsで、その他の時間は最大1.5Mbpsというシンプルなプランですが、「ゆずるね。」「夜間フリー」「パスケット」は使えないので、キャンペーン終了とともに「マイそく」にプラン変更をした場合には今まで貯めていたパケットや夜間フリーなどが全てリセットされ、回線費用は990円でキープされます。

「マイソク」をキャンペーン後も続ける場合は、お試し期間でほとんど最大1.5Mbpsで問題ないと思った場合には、月間パケットを1GBにするのがおすすめです。その場合、それまでの使い勝手をキープするには基本料金の1,298円に「パケット放題Plus」の385円、それにパスケットの110円が追加され、合計1,793円(ユニバーサル使用料などは別)と、803円/月高くなります。

金額的に言えば「マイそく」に変えて追加の支払いを抑えた方が良いと思いますが、この回線一本で回していきたいと思った場合、やはり平日昼間にどうしても使いたいと思った時に考えてしまいます。mineoではそんな時のオプションとして24時間データ使い放題を一回198円で用意してくれていますが、何回も使っていると料金がかさみます。そこで考えるのが、最大1.5Mbpsに制限された「マイピタ」で平日昼に利用する場合、どのくらいスマホやモバイル機器が使えるくらいのスピードが出るのかということになります。

もし、動画が止まってしまうようなスピードしか出ないのなら、半年後には「マイそく」にして、同時に平日昼間に強い別の回線と合わせて使うのが良いと思います。現在使っているIIJmioのデータ専用2GBプラン(月額440円と格安)では、平日昼に計ったところ3Mbps台くらいのスピードは出るので、お昼の時間だけ使う分にはそれでも十分だと思います。

私の場合は他のキャリアを含む回線を分散させているので、恐らく平日昼間のスピート低下については、他の回線を使うことで何とかできるとは思うのですが、時間でいちいち使うハードを切り替えるというのも面倒なところはあります。今回改めてmineo回線を使って、改めて平日昼間のスピードがどのくらい出てくるのか、それによっては状況は変わってくるとは思いますが、実のところ毎日「ゆずるね。」を宣言して、だんだんたまっていくパケットをどうしようかと考えること自体、人によってはめんどくさいものです。「マイそく」はそうした縛り事がない分、きっぱりと平日昼の通信を諦められるので、その人の性格によっても選ぶべきプランは変わっていくと思います。ただ、キャンペーン中には「マイソク20GB」の基本プランと「パケット放題Plus」「パスケット」という・オプションを付けておいた方が後に気持ちが変わった時にはすぐに対応できますので、興味のある方はそのような最初の申込みの方法を間違えないように注意しましょう。


スマホを買ったら素のまま使わずに保護ケースとガラスフィルムを購入することが大事

過去には、自分が使っている携帯電話・スマホが壊れたり失くしてしまった時の補償制度はそこまで揃っていませんでした。これはかなり昔の話になりますが、数々あるクレジットカードの保証の中で、JAFカードの中でアメリカン・エキスプレスを選んだ場合、携帯電話にも使える物保険が付いていたため、JAFの会員証代わりにもなるカードを作る際に、年会費有料にも関わらずこのカードを選んだことがあります。

実際にその保証を使ったことはあって、その時には首からぶら下げていたスマホを誤って車から降りる際にドアに思い切りぶつけてしまって、画面のガラスが粉々になってしまったため、保証を請求しました。ただ、こうした保証に入っていたとしても新品で買い替えられる金額がそのまま出るわけではありませんでした。当時は昔と違ってそれなりに使ったスマホの時価を判定するのは難しかったのですが、ネット上の中古ショップで売られている価格を参考にし、何とか同じ型の中古が買えるだけの金額を出してもらうことができましたが、そこまでに行くには時間もかかり、その後にはJAFのカードは止めて、年会費を払うならその分で中古を買い替えた方が安いと考え、今までスマホ関連の保証には加入していません。

そうした判断に至る理由の一つに、スマホを素のまま使わないで、衝撃を受けても壊れることを防止するような対策ができているということが挙げられます。基本的には本体をカバーするケースと、一番衝撃に弱いと思われる画面を保護するガラスフィルムを貼るということが、地味ではありますが、何やかんや言っても一番安くて安心できる方法ではないかと思うのです。

突然こんな事を書くのは、実は先日、画面を外側に向けた状態でポケットに入れていたところ、たまたまスマホのところとスチールのロッカーに多少勢い良くぶつけてしまい、後でスマホの画面を見たら、そこにうっすらと一直線の筋が入っていることを見付けてしまったからです。最初これは、画面が逝ってしまったと思ったのですが、少し考えてスマホに張っていたフィルムはガラスフィルムだったことを思い出しました。改めて損傷箇所を見てみたら、傷が入っているのは本体の画面ではなく、画面に張り付いているガラスフィルムの方であることを確認し、ほっと一息付くと同時に、すぐに同じ機種用のガラスフィルム(千円以下で2枚組み)を発注しました。

今使っているスマホは首から下げているものの、以前壊したように家からブラブラさせているわけではなく、使わない時には常にポケットに入るようにしています。それでも、自宅にいる時には落としたりはしますが、そのくらいの衝撃では、保護ケースとガラスフィルムで本体への損傷はあらかたカバーできるようになっていると思います。実際、保証を付けている場合でも、本体修理となれば中のデータが飛ぶ可能性もありますし、本体交換なら最初からスマホの環境設定を一からやり直すことになります。今のスマホではアプリ関係だけでなく各種電子マネーや、人によってはマイナンバーカードの情報を入れていることもあるので、急にこうしたことをしなければならなくなった場合にはかなりのストレスになります。

私の場合はスマホの買い替えではなく、今回はガラスフィルムの貼り替えだけで対応することができそうなので、今回は結果オーライでした。

少なくとも、よくスマホをいろんなところにぶつけるような方は、スマホ自体の損傷を守る外付ケースをきちんと付け、さらには画面保護用のガラスフィルムまでは、購入時にきちんと装着して使うことが、いざという時に慌てないで済むという点だけでもおすすめできます。今回購入したガラスフィルムは2枚あるので、もしまた同じような状況になっても追加費用なしに貼り替えられるので、とりあえずは自分で使っていて寿命を感じられるまで今のスマホは現役として使い続けようと思っています。


持ち運ぶ道具を絞って身軽に旅に出るためのモバイル機器の構成を考える

ここのところ、自分の旅の様子を動画にしてアップしているYou Tubeの動画を数々見続けています。私のような写真と文章で紹介するものとは違って、何か自分が旅行体験をしているような感じもして、今後の旅の目的を考えるにはとても有難いものが多いです。ただ、旅行中にカメラを回し続けるというのは自分には大変で、逆に動画では表現できないような事を発信していければと思いながら今後の事について色々と考えています。

まず、考えなくてはいけないのは、旅に持っていく荷物をできるだけ少なく軽くするということです。これは松尾芭蕉の昔から、「旅の具多きは道の障りなり」の言葉通り、車での旅以外で自分で自分の荷物を運ばなければならないような旅の場合、昔も今も同じように荷物はできる限り小さくまとめたいものです。

特に先日も書きましたが、旅行の行程にLCCの飛行機での移動を加える場合、2つまでにまとめた手荷物を合計7kgに抑える必要があります。これは、荷物の中味だけでなくバッグ本体の重さまでを含みます。ということで、布製で比較的軽いバックパックを中心として、着替え、洗面道具、タオル、雨具、室内履きなどに加えて、一番重くなると思われるモバイル機器をどうするかという事がポイントになってきます。

私の場合は、スマホの他に先日購入したモバイルパソコンを合わせ、そこに充電用のバッテリーや充電コード、ACアダプターは必須となりますが、過去にはこれらのハードの隙間を埋めるためにタブレットも持って行っていました。ただこれだと、その分の重量は増えてしまいます。

今回新しくしたモバイルパソコンは画面をひっくり返すと自立してスタンド要らずのWindowsタブレットとしても使えるので、気軽にウェブ閲覧や動画視聴をしたい時にはそうして使うことができます。キーボードで作業しながら別の画面で動画を見たいような場合にはスマホの小さな画面で我慢できるかがカギになります。

以前には、SIMカードの入る8インチクラスのタブレットを導入して使っていたので、これから適当なタブレットを探そうかなとも思いましたが、タブレットというのは本当に色々あるものの、安物買いの銭失いになってしまうのではないか? という不安もあります。現在は、通話用とデータ通信用に分けてスマホを2台体制で使っているので、あえてこれにタブレットを買い足さなくても良いかな? と、荷物を減らし全体の重さを減らすという観点から考えてもそう思ってきています。

ただ、タブレットにはSIMを内蔵でき、それ自身で通信ができるのに対し、私の持っているモバイルパソコンには通信スロットがないので、WiFiを使うかスマホなどからのテザリングが必要になってきます。そこで考えられるのがモバイルルーターの活用でしょう。少し前にIIJmioで購入したドコモ・au回線で使えるモバイルルーターを予備電池1個付きで持っているので、これを活用してパソコンの外でのネット利用に使ってしまえば、タブレットを一つ買い増すよりも安くて全体の荷物も軽くできます。ネットの接続については、Bluetoothテザリングはできない仕様ですが、ケーブルを接続すればUSBテザリングはできるので、ノートパソコンを無線インターネットに接続するには便利です。

購入当時はそれほど使うかな? と思っていたのですが、物理SIMを入れ替えて旅行の時に持ち出すようにすれば、例えばpovo2.0の24時間使い放題のトッピングを付けた状態で持ち出して使うことも可能になります。また、状況の変化で外で動画(私の場合には自宅のTVチューナーとリンク可能なので外で地元局のテレビ放送を見ることも可能です)を見る機会が増えてくれば、追加で安い回線を増やすという選択も出てきます。具体的にはmineoの「マイピタ」が6ヶ月間月額990円というキャンペーンをやっています。最近のmineoの広告で、平日昼のスピードが改善した? というものがあるので、その内容を調べつつ、キャンペーン期間終了後には、平日昼間は超低速(32kbps)ながら、他の時間帯には最大1.5Mbpsを月額990円で使える「マイそく」に切り替えるという手も打てます。

こうしてみると、現在契約しているIIJmioのeSIMデータ専用月2GBの440円/月は、「マイそく」のデータ用補完回線としてぴったりという感じもします。今後、色々なことを考えながら様々なスポーツ中継も始まる春に向けて、モバイルルーターとモバイルパソコンを合わせた日常的にも旅にも使えるような事を考えつつ、最低限の荷物はどこまでかということについても考えていきたいと思っています。


アマゾンで買い物をした際に支払い金額が0円になっている場合は支払い方法の確認を

昨日、欲しい電子本がセールになっていたのでアマゾンのKindleにて購入しました。しかし、電子本で発送などがなく、すぐダウンロードすれば読めてしまう本のため、支払い方法が「1クリック購入」しか選べなかったので(設定を変えれば表示も変わったのかも知れませんが)、ついそのままクリックして購入となりました。

購入自体には何の不満もないのですが、気が付いたら購入明細のところを見ると、請求金額が0円になってしまっていて、しまったと思いました。実は、先日アマゾンプライム会員用の電気会社のプランを契約しているのですが、先月に今年の会費分として「アマゾンギフト」がプライム会員の年会費分5,900円が支給されていました。以前はポイント支給されてすぐプライム会員の更新ができたのですが、先日プライム会員費は値上がりがあったばかりからなのか、更新日(私の場合は10月なので半年以上間があります)直前に手続きをする必要があるので、気を付けないとプライム会費用にもらったアマゾンギフトを買い物で使ってしまう可能性があるのです。

通常の買い物の場合、クリックしてすぐに購入は決定しませんし、物のある買い物の場合には送付場所や時間帯などを選ぶので、支払い明細のところ見て、アマゾンギフトから充当されているような場合には「支払い方法の変更」を選んで自分のクレジットカードから全額支払うようなことができるのですが、ワンクリックで購入の場合はそういうことはなく、そのままアマゾンギフトからKindle本の代金が引き落とされてしまったのです。

このまままでは、プライム会費をアマゾンギフトから支払う段になっても支払いが金額不足でできなくなってしまうので、改めて自分のアカウントに「チャージ」を行ないました。チャージ料金はクレジットカードからの支払いになるため、無事にアマゾンギフトの残高は年金費と同額の5,900円に戻りましたが、こういった罠(?)があるので、ネットを使ってのアマゾンでの買い物は気を付けないとと、しみじみ思います。


スマホが手元から離れないのはスマホで全ての事をやろうとしているからでは?

テレビのバラエティ番組の企画で、連日スマホを手離せない芸人さんが、5日間の「スマホ断ち」をすることでその変化を見るというものがありました。テレビに出ている芸人さんと一般の人との状況は違い、その芸人さんはマネージャーさんと日々のスケジュールを共有し、スマホがあれば常に最新のスケジュールを確認できるようにされていましたので、かえってスマホを全く使えないようにすると、やはり今の時代では支障があると思いましたが、やはり寝床で部屋を暗くしているのに、しばらくはスマホでSNSなどを行なっているのは睡眠時間を削ることになるので、あまりよろしくないと見ていて思いました。

また、ある年齢層にとっては当り前なのが、音楽やニュースをスマホで見たり聞いたりしているということです。その芸人さんはスマホ断ちをする少し前に、テレビが故障したということで情報を入手する手段が無くなってしまい、新聞を買ったり、音楽を聞くためにラジカセを買ったりしていましたが、その方の世代というのは音楽はもはやCDを買って聞くのではなく、サブスクでスマホから直接聞くのが当り前になっているので、その手段が無くなるのはかなりのストレスになるようです。

ただ、その方は自宅に複数台のモニターを付けてパソコンも持っているようで、主に作曲やお絵描きに活用しているようなので、大きなモニターが付いたネット接続できるパソコンを持っている(?)のに、個人的には今までの生活の中でなぜ全ての事をスマホに依存してしまうのか? ということが気になりました。今の社会で、それなりにテレビ出演のある人気者の方が自宅にインターネットを引いていないということはまず考えられませんので、テレビがなくてもパソコンがあるのなら、スマホでできることの多くはパソコンでもできるのではないかと思ってしまいます。

その方がエゴサーチをしたり、自分のことについてコメントしてくれている方ほとんどに「いいね」をするためにX(旧Twitter)はどうしても見たいと番組では話していましたが、当然ながらパソコン上でもXの閲覧および発言は可能です。LINEについてもChromeの機能拡張で、ログインすることによりパソコンから利用可能です。さらに言うと、動画はもちろんですが音楽のサブスクサービスもパソコン上から利用が可能なので、外出先ではできないものの、自宅内であればスマホをわざわざ使わなくてもパソコンと分けて使うことで、かなり生活は変わってくるのではないかと思います。

常にメッセージを確認するためにスマホを見るという点に関しては、スマートウォッチとの連携を使えば、スマートウォッチ単体でスマホに通知されるメッセージを自分で選んで見ることができるため、どこかでまとめて見る時間を作るにしても、外出先でそこまで重要ではないと思うメッセージについても、後回しにすることでスマホからの束縛を逃れられるような気がするのですが。私の生活の中でスマホは、やはりないと困るものではあるのですが、外出先でも必要に応じてモバイルパソコンを使ったりするので、小さな画面を見続けるような使い方はそこまでしていません。

逆にパソコンをずっと見続けたり、自宅ではテレビをテレビ放送だけでなく各種配信動画を見まくるような事もしているので、それ自体も問題視する方がいるかも知れませんが、それでもその時間はスマホに集中することはないので、少なくとも自宅に戻れば、小さなスマホの画面を使うよりもパソコンやChromebookを開くことの方が多い生活になっていると思います。あと、SNSについての個人的な事情を言うと、スマホでの入力よりも以前から慣れ親しんだキーボードを使っての日本語入力の方が早いし正確なので、ネット上に書き込みをする場合はパソコンを使うということもあります。

個人的にはスマホを使い過ぎるから時間を減らすというのではなしに、代替が効くだけでなくスマホ以外のものから利用した方が良いネットサービスについては、何も無理をしてスマホで全てをやる必要はないと考えます。

最後に、パソコンについては画面の大きさだけでなく、内部に様々なファイルを入れておける記憶容量の大きさは段違いで、今使っているモバイルパソコンでも512GBもあります。音楽や動画もネットがない状態でもパソコン単体で楽しめるので、もしネットが使えなくなるような状況でも使いやすいのではないかと思います。


高齢の親族のために「スマホじまい」ではなく「子名義の新契約」をネット完結で行なうのがオススメ

昨日、スマホを外に持ち出すのは基本嫌がっている母親のスマホ代(契約は私名義)の請求額確定のメールが届きました。今の時代、やはりスマホがあって多少は使いこなしてくれないと、逆に色々なことが大変な世の中になっているということはこのブログでも何回も書いてきました。

元々、母親は自分でスマホを契約していなかったので、私がその使い方に合わせて色々なMVNOの契約をし、スマホ自体は新品ではなく比較的新しい中古品を、これもネットで購入して使ってもらっています。今使っているスマホは、いわゆる高齢者向けスマホではありませんが、とりあえず自分で電話を掛けたり受けたりできるような代替アプリを入れ、モバイルSuicaとマイナンバーカードの電子証明書をスマホの中に入れ、現在はマイナポータルサイトに入るにはマイナンバーカードをかざさなくても良いように(暗証番号の入力は必要)しています。

どちらにしても難しい操作はできないので、外に出る時にスマホを使ってバスや電車に乗れるように現金チャージ(コンビニ端末から現金チャージはできます)をして、あとは電話を掛けられれば、他の本人には難しいことはこちらが端末を操作してやってあげるような形にしています。

最近は、親戚との電話はLINEを使って発信の手続きをしてあげているので、通話料金もそれほど掛からないのですが、それでも外に出て一人で友人に電話する場合にはLINEが使えないので電話代だけは請求が来ます。ちなみに、色々ありつつもこんな使い方の人間には十分だと自分が判断したのが日本通信の「合理的シンプル290」プランです。名前の通り、基本料290円で高速通信が1GB付きますが、母親の使い方では今月請求分でもデータ通信は0でした。代わりにかかったのが通話料ですが、ドコモ本家の半額の30秒11円なのでそれほどかかりません。以前、親族の集まりの連絡で電話をこちらから掛けた時は結構長い間話しをしていて料金を心配したのですが、それでも千円までは行かず、今回の請求も通話料が130円くらいで、請求額合計も500円以下で毎月推移しています。

スマホも1万円くらいで買ったものなので、ほとんどスマホを使うコストというのは掛かっていないのですが、母親と同じくらいの年齢の方が一人でキャリアショップへ行って自分で回線プランの相談に行ったらどうなるのでしょうか。最近、自分で判断することが難しい高齢者に対しても、昔のような光回線とのセット、後で外せば良いと言いながらてんこ盛りのオプションを付けて、ほぼ使わないのに毎月の通信費およびスマホの代金を合わせた月額負担額をかさませるような契約を結ばせる事例が多くネット上では報告されています。まあ、向こうも商売ですから、できるだけ利益を確保したいのはわかりますが、なけなしのお金を使わないのに負担させられているような状態はあまり良いものではありません。そこで、私から一つの提案があります。

まず、一緒にキャリアショップに行って現在の契約を確認し、単に必要のないプランや光回線・無線インターネット機器の契約だけでなく、スマホ自体の回線も解約させるようにするのです。これは、親本人が契約名義になっている場合です。今は元気でも、年を経るうちにだんだんと判断力が鈍ってくる中で、キャリアショップに一人で出掛けて、さらなる端末(最近はタブレットやパソコンのような案件もある)を売りつけられたりして今よりもさらに通信費の負担が増えるよりは、ここでもう大手キャリアとの関係を切るという決断が必要なところもあるのではないでしょうか。ただ、その前にやっておくことがあります。

まず、ガラケーやスマホに入っている電話帳のリストを書き出します。そしてお付き合いのある人に対して、こちらが協力しながら電話番号に直接ショートメール(SMS)で、「近々携帯電話の番号が変わります。番号が変わりましたら改めてまたメールを送りますので番号の変更をお願いします」というようなメールをまずは送っておきます。その作業をしながら新しい契約先について目星を付けます。

その際、できれば親御さん本人が契約をするのではなく、お子さんや若い親族の方が契約し、ネットで完結する方法で契約するという事をおすすめします。そうすれば、年配の親御さんはもはや自分ではショップへ行くこともなくなり、わからないことがあれば、契約者のお子さんを通じて問い合わせることになります。

では、新しい契約はどこが良いのかということですが、私の親の場合は電話をするだけで自宅には光回線があるのでスマホの設定やアプリ管理は自宅で行なうようにすれば、月1GBだけの高速データ通信でも何とかなるので、とにかく安く毎月の通信費を抑えたい場合には、日本通信の「合理的シンプル290」プランがおすすめになります。

もし、毎月の通話料込みの価格が常に1,000円オーバーになってきた場合には、オススメの乗り換えプランには2通りあります。ドコモ回線が大事だという場合には同じ日本通信で手数料無料で乗り換えられる「合理的みんなのプラン」(1,390円)に乗り換えることを検討してみましょう。これは無料通話70分、高速データ10GBがセットになっているので、自分から長電話するのが好きな人でなければ、通信費はこれ以上かからなくなります。

もう一つは、楽天モバイルに乗り換えるというものです。楽天モバイルの料金は、使用する高速データ通信によって3段階に変わってきますが、ほとんどデータ通信を使わなければ3GB未満の場合は月額1,078円になります。通話については専用のIP電話にはなりますが、「Rakuten Link」を使えば無制限掛け放題で、さらにSMSも無料で送信できます。電話番号が変わった事を通知するにも追加費用がかかりませんし、年配のには比較的電話よりもショートメールを良く使う方が多いので、電話はしないがショートメールは良く出すというならば、Androidスマホで楽天モバイルというのは悪くない選択かな? と思います。

また、月70分以上電話して、日本通信の「合理的みんなのプラン」でも超過通話料が請求され、さらに「Rakuten Link」からの電話ではうまく聞き取れないような場合は、思い切って通話無制限の中では最安のau回線を使っている「povo2.0」にしてしまう選択肢もあります。

povo2.0の「通話かけ放題」は月額1,650円です。データ通信は遅くて使いものになりませんので、必要に応じてトッピングをする必要はありますが、ほとんど通話とショートメールだけなら、かなりヘビーに使っても一ヶ月2千円以内で収まります。また、もう一つの可能性として、知り合い同士がほとんどLINEを使っているなら、LINEの利用についてはデータフリー(高速クーポンを使い切っても写真をアップするようなトークだけでなく、LINE電話・ビデオ通話まで普通に使える)で使える、LINEMOのミニプラン(月額990円)という選択もありますね。高速クーポンは月3GBありますので、日々ちょっとスマホを使う分には問題ありません。子供や孫との連絡を自分からLINE通話できるなら、こうした選択もできます。

重要なのは、ここまで紹介したMVNOやサブブランドのプランは無店舗で、ネットを使って契約するので自分の必要としない押し売りなどは決してしてこないということです。通信費は親の分を払ってあげるのも良いですし、親の方で気にされるなら、請求が上がった時点でその金額を現金でもらうようにしても良いでしょう。どちらにしても、今までキャリアに払ってきた通信費とのあまりの違いに驚かれるのではないでしょうか。

長くなりましたが、それだけ多くの年配の方がキャリアに搾取されているのではないか? と個人的には思っているので、その解決策ということで書かせていただきました。もしこうした話を振った時、スマホの使い方を教えてくれる人がいないからと言われたら、それについても代替え策はあります。最近は地方公共団体において、高齢者のためのスマホ講座を行なっているところがあります。お住まいの地域の公民館などで、そうした講座が行なわれていれば、余分なプランや新契約を勧められることなく、スマホの扱い方を教えてもらえます。そうした講座がない場合でも、パソコン教室などで有料のスマホ講座というのもあります。こちらも、受講料以外に法外な物を買わされたりとかはないと思いますので、今後も大手キャリアの抱合せ商法が続くようなら、早めにキャリアとの縁を切ることで、通信費にかかる費用を別のものに回して豊かな生活を多くの人に楽しんで欲しいと思います。

最後になりますが、もしこうした事がなく、大手キャリアのショップが気軽に行くことができ、スマホ講座を開くにしてもパソコン教室並みの受講料を取って光回線・無線インターネット・様々な必要のないオプション付けを排除するならば、キャリアショップが日本のスマホ利用者増加の助けになると思うので、あえて契約を止める必要はないと思います。業界の歪みが正され、転売ヤーを儲けさせ従順な契約者(主に高齢者)から多く取るようなビジネスモデルについては、きちんと是正されることを祈っています。