空港から観光のためのレンタカーを申し込むにあたって色々と考えたこと

旅の準備というのは必要か必要でないかという話はありますが、気ままに出発し、余裕ある日程で出掛けたりいつ帰るかわからないような旅で、さらには自分の運転で全ての行程を決められるような旅なら、人気の食事や宿泊をスムーズにするためには事前の予約も必要なところはありますが、基本的には当日に行きあたりばったりの形にしてもそれはそれで楽しいだろうと思います。

ただ、今回私が企画した旅は、現地滞在が13時間という弾丸ツアーなので、最低限の事前準備は無いよりはあった方が良いと考えます。鉄道は空港に乗り入れていないので、空港から観光地に行くためには、バス・タクシーかレンタカーになりますが、やはりレンタカーの方が気軽です。レンタカーでの移動なら、時間は限られていてもちょっとした予定の変更も可能になるということで、到着する鹿児島空港から借りることのできるレンタカー会社の中から予算に応じたプランを選ぶことにしました。ただ、レンタカー会社にも色々あって、なかなか決められないところも出てきます。そこで、今回は私なりに考えて決めたレンタカー会社とプランや補償について、思うところを書いていきたいと思います。

基本的に、大手のレンタカーは新車を使っています。そうした傾向に反して、あえて中古車(当然中古車でもそれなりの基準はあります)を提供することで安い価格を出しているのが「ニコニコレンタカー」です。ニコニコレンタカーは鹿児島空港にも支店があって、基本料金はかなり安く設定されています。

今回の旅は合計2名での利用なので、軽自動車やコンパクトカー(0.99L)でも十分だと思っていて、数多くの車種の中でも一番安いクラスで調べてみたのですが、こちらの予定した日では(GW後の平日)無料で会員登録をすると軽自動車でもコンパクトカーでも12時間までは2,860円(非会員価格は3,300円)で借りられます。ただし、この基本料金だけだと、もし運転中に何かあったら追加の料金を払わなければなりません。ニコニコレンタカーの場合は、基本料金だけで借りて事故を起こした場合、最大15万円の支払いが生じる恐れがあります。

こうした支払いを抑えたり、全て保険で済ませるためには追加の補償に入る必要があります。事故と一口に言っても色々な種類があり、相手のある事故か自損事故か、さらにはタイヤのパンクや飛び石による窓ガラス破損のような事なのかによって自己負担の金額が変わってきます。ここからは私の考えになりますが、車を運転する以上何が起こるかわからないので、悪い事は言いませんので、補償だけはどんな事故でも自己負担金が発生しない、最大の補償に入ることをおすすめします。

ニコニコレンタカーの場合はそれが「パーフェクト補償」というもので、24時間以内なら2,200円を追加すれば、あらゆる事故に対しての自己負担が0円になるので、安心してハンドルを握れます。その場合の合計額は会員価格だと5,060円(非会員価格は5,500円)となります。車は一応カーナビ付きで禁煙車を選べてこの価格です。ただし具体的な車種は全く選べません。

と、ここまで書いてきましたが、実際はニコニコレンタカーは予約しませんでした。改めて鹿児島空港のホームページを見たら、空港内の総合案内所で予約したレンタカー会社との取次を行なってくれるレンタカー会社は限られているようで、ニコニコレンタカーはその中に入っていませんでした。自ら電話をすれば良いのですが、空港カウンターでそこまで頼めるなら、まずはその中から優先して調べてみようかと思ってしまいました。そこで、上記金額に近くて良さげなレンタカー会社があったので、バックモニター付きの軽自動車をニコニコレンタカーと同じくらいの金額で予約できました。今回はニコニコレンタカーは使いませんでしたが、比較対象になったレンタカー会社と比較して価格の開きがあった場合には恐らくニコニコレンタカーを選んでいたと思います。

レンタカーについても当日になってからお願いすればと思っていると、用意できる台数は限られているため、希望の車種がないなどの状況も考えられますし、事前に予算を組んで出掛ける場合にはきちんと予約をしてから出掛けるのがおすすめです。今回の旅行は、元々変更不可のセールで購入した航空券を利用するので、予約変更を行なう選択肢がないため、早めに他の予約もできたという事ではありますが、改めて考えてみると、バスを使ってちょこまか動いていると、レンタカー代にガソリン代を足しても、バスの方が費用がかかってしまうような感じになったので、今回の事は結果オーライかなと思っています。


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デジカメに入れていたSDカードの破損で新しいカードを購入するにあたって動画撮影用のスペックを確認する

普段、このブログに掲載している写真の全てをスマホで撮っているため、すっかり出番を失くしてしまった「デジタルカメラ」ですが、私が持っているのはいわゆる「コンデジ」という小さなカメラです。

旅行の写真を常にスマホで撮っていると、本体の電池を消耗してしまいます。今回の旅行は日帰りの弾丸ツアーということもあり、なかなか充電する場所も限られていると思いますし、旅には久し振りにコンデジを持って行こうと、まずは取り替え方式の電池の充電をするところから始めたのですが、ここで思わぬトラブルが起こってしまいました。

写真のようにSDカードの外装が破損してしまい、本体を叩いて何とか切れた方の欠片を摘出しました。古いものなので、本体が劣化したのかカメラの方が悪いのかはわかりませんが、とにかくこれで、改めてのSDカードが必要になりました。

ということで改めてSDカードについて調べたところ、古いSDカードをそのまま使って動画を撮ろうとした場合、特に4K画質の動画の場合、手持ちのカメラでは最大5分撮れるものの(動画のデータの関係で動画撮影が強制終了になる仕様)、古いSDカードを使っている人が5秒しか4K動画が撮れないという口コミを見付け、あまり安いものを買ってしまうと、動画を撮りたい時に撮れない事になるかも知れないと思いました。

SDかーどには色々なものがあり、どうせ新しいものを買うなら、最低限カメラのカタログスペック分の動画が撮れるようなSDカードを入手したいところです。調べた結果、「UHS-I U3」(UHSスピードクラス3)のSDカードであれば、フルHDや4Kビデオまで撮影できるくらいのスペックです。コンデジで撮る動画はそれより画質の低いスタンダードレベルで撮ることが多くなるとは思いますが、ある程度余裕があった方が良いということで、UHSスピードクラス3のSDカードを発注しました。

ただどちらにしてもメモリカードというのは消耗品の一種だと思うので、一定のスペックを満たすものであれば、今後は容量の少ないものを買い足していくことも視野に入れています。ちなみに、今回発注したSDカードの容量は64GBのものを選びましたが、長い動画を撮った場合にはパソコンを経由してクラウドやディスクに保存することで、パソコン本体内のメモリ容量を圧迫させない方向で旅の記録を残していければと思っています。

今回はまさかのSDカード破損ということで急にSDカードを買い足すことになりましたが、もし旅先で破損に気付いていたらと思うとゾッとします。早いうちから必要な物ち物については調べて、きちんと動作確認をしてから持っていくという手順を行なうことは大切だと思いました。これからゴールデンウィークに旅行を控えている方も、当日になって慌てないように持って行こうと思っているものに不具合がないか確認しましょう。


地方の交通機関が思わぬ理由で使えなくなっている現状とその対策について

先日、中部国際空港発の航空券を入手した話を書きましたが、今回の目的地は鹿児島空港になります。地方空港の場合、そこから動くための交通手段が必要になるのですが、当初鹿児島ではなく福岡空港へ行きたかった理由というのは、福岡空港は街中にあるので、すぐに公共交通機関が使え、どこへ行くにも便利だということだったのです。

現在、改めて鹿児島周辺の観光地についてリストアップしているのですが、空港から公共交通機関へのアクセスはバスかタクシーになります。当初はバスを使っての観光ができないかなと思っていたのですが、一旦鹿児島中央駅までリムジンバスで行き、市内のバス・市電・フェリー(桜島フェリー)が乗り放題の切符があるので、その場所だけなら問題なく移動して楽しめるのですが、ちょっと郊外の観光スポットや温泉に足を伸ばそうとするととたんに困ることになります。

観光定期路線のようなものがないかと思って探したら出てきたバスは、現在その多くが運休してしまっています。もう新型コロナの影響は無くなったのにどうして運休なのかと思ったら、バス会社のホームページを見ると、これは仕方がないと自分でも思える理由が書かれていました。

それは、人手不足でバスはあっても運転手がいないのでバスを運行できないというものです。まさか、そんな事が観光で多くの人を呼び寄せたいはずの場所で起こっているとは思いませんでした。
そうなってくると、自然と現地での移動について考え直さなければならなくなります。私の場合は、今回は家族と行くので、複数人でトータルでかかるバスの料金と、バスを待つことの時間的ロスを考えると、単純に空港からレンタカーを借りてしまうのが一番楽です。ただこれは、自分もしくは同行者が日頃から車の運転をしており、現地でも安全に運転ができるということが大前提になります。

そういうわけで、私の旅行の場合にはレンタカーをすぐに使うことで、かなり行動の範囲を広げることができ、弾丸日帰りツアーでもそれなりに色々な所には行けるのではと思っています。バスだけでは不可能だと思っていた指宿・開聞岳・枕崎方面への観光も何とか現地滞在13時間ならできそうですし、レンタカーの最低利用の時間も12時間にしているところが多いため、本当に最安の価格で目一杯使えることから、当日にふと思い付いたような場所にも行ける可能性があります。

鹿児島への旅は、以前に指宿の砂蒸し風呂に入ったりするのに、静岡県から高速道路を乗り継ぎながら車中泊をして向かったことがあるのですが、一応土地感もあるので、そちらとは違う方面へと向かっても良いですし、色々と楽しみが増えました。これから様々なレンタカー会社をリストアップしながら、安くて快適にドライブができるプランを選ぼうかと思っています。

しかし、免許を持っていなかったり、持っていてもほとんど運転していない人の場合は大変だろうと思います。最近は車を所有せず運転免許も必要ないからと取得しない人もいるので、たとえ安く地方空港へと行けたとしても、そこからの移動手段および観光するための交通手段に困るような事がこれから起こってしまうだろうと思うと、今後も観光客を呼び寄せたいと思っている地域の方は、この問題を何とかしないと大変だと思います。

具体的には、無人運転のバスのような公共交通機関を地方でこそ動かすことで、いわゆる標準の観光コースを巡りたいと思っている人にとっては助けになるでしょう。タクシーとの競合についても、コースを工夫することで共存はできるのではないかと思います。バスが無いままライドシェアを導入しても、多くの観光客を運ぶことはできないと思いますので、観光地を循環する無人バスの整備について今から考えていくことは大切なことだと思った次第です。


時間の経過とともに「全部入り」から「基本+外付け機器」への志向へ

昔は、いわゆる「全部入り」という多機能を売りにした家電製品を好んで購入していました。基本性能うんぬんよりも、とにかくできることが沢山なものの方が購買意欲をくすぐられたのです。

今の世の中ではレトロな商品として認知されている「ラジカセ」ですが、まだスピーカーが2つあるステレオタイプのラジカセが出てくる前には、単にラジオとカセットテープレコーダーとの合体だけではなくて、様々な機能が後付けされた製品が出ていて、個人的には個々の機能の性能よりも、どのくらいの機能があるかというところを購入基準にしていました。

ちょうど私が最初にラジカセを購入する前後に流行っていたのが松下電器(現パナソニック)の「RQ-448 MAC ff」という製品でした。この製品の最大の特徴は、サイド面がパカッと開いて、中からロッドアンテナの付いたFMワイヤレスマイクが付いていたことです。マイクの声をFMラジオで聴けるので、拡声器のようにも使えますし、無人の部屋に置いて別のラジオを電波の届く別の部屋に置いておくと盗聴器まがいのこともできるので、当時まだ幼かった自分としては、まるでスパイ映画のような事ができるということで大いに憧れました。また、当時は歌のないインストロメンタルの歌謡曲を放送するラジオ番組もあったので、それを録音してカラオケのような事をできたとか、そんなものに憧れた時期がありました。

その後、ラジカセの多機能化は進み、私は買えませんでしたが、「ラテカセ」という、今では通用しない名称の製品も出てきました。これは「ラジオ」「カセット」に加えて「テレビ(ただし当時は白黒)」の付いたものなども出ていました。修学旅行でこの製品を密かに持ってきた友人がいて、旅館の部屋で夜にさあ見ようと集まったところに先生が入ってきて、旅行中は没収になったという思い出のある製品ですが、当時でもかなり大きく重いので、良く旅館まで持ってきたなと今では思いますが、冷静に考えてみると、もはや出発時から旅行の荷物としては明らかに違和感のある荷物に先生たちが注目していたのかも知れません。

こうした多機能化した製品ですが、使っていると思わぬところでディメリットが発覚することになります。便利だと思っていた機能が使えなくなった時に、普通のラジカセと比べるとどうしても大きく重くなってしまうので、それなら基本性能がしっかりしていて壊れにくいラジカセを一つ用意して、ワイヤレスマイクやポータブルテレビは別買いで良いのではないか? と気付くのにあまり時間はかかりませんでした。当時はラジカセにテレビが付いていても番組の録画はできず、音声を録音するだけでしたし、松下の製品のマイクはロッドアンテナで簡単に折れたりするので、そうなると、テレビは別買い、マイクとトランスミッターを別買いの方が今となっては良いものを長く使い続けられるのではと思ったりします。

急に話は現代に飛びますが、ノートパソコンにおいても、昔はディスクドライブ付きのノートパソコンを使うのが当り前だったのですが、購入する際に良く性能を確認しておかないと後悔することになります。さすがにCDのみしか使えないものはありませんが、中古の安いものだとDVDでも読み取りしかできず、DVD-Rなどのディスクに書き込みができないものがあります。

さらに、最近では写真や動画をシェアするのにDVDではなくブルーレイドライブが使われることが多いので、少なくともブルーレイドライブの読みに対応していないと、せっかくディスクをもらっても見ることができません。逆にこちらからメディアを送ることを考えると、ブルーレイドライブの書き込みまでできるものがあると良いのですが、自分の持っているパソコンにドライブが付いていてもそうした書き込みに対応していなければどうにもなりません。

実は、昨日に先日結婚式に出た時の写真をもらったのですが、写真だけで18GBもあり、当然ディスクはブルーレイでした。私は昨年、テレビ番組の移動用ということで、AC電源に繋いで動くポータブルブルーレイドライブを購入していたので、外付ドライブで見ることができました。普段の生活の中ではあまり使うことはないのですが、人からもらった動画や写真を見るため、そしてこちらから提供するためにも、オールインワンのノートパソコンを一台よりも、用途に応じて基本性能のしっかりしたものに外付ドライブを合わせる方が、ドライブが故障したらドライブだけを買い替えか修理に出せば良いので、他のパソコンの機能を犠牲にすることはありません。同じような事は他のハードにも当てはまることが少なくないと思います。

現在、この文章は10インチのミニノートで綴っていますが、文字入力を快適に利用するため外付けのキーボードを付けて書いています。この方法だと他のパソコンに乗り換えたとしても、キーボードの操作性を損なうことなく、文章入力についてはかなりのクオリティを保つことができます。もしキーボードの打ち心地にこだわった高級なノートパソコンを物色したら、とても自分の経済状況では持つことはできないでしょう。

今後、できるだけ捨てるものを減らしたいと思っている方は、技術の進歩で買い替えが必要になるものは仕方にないにしても、そうではないものについてはずっと使い回せるようなものを意識して手に入れるということも有りではないかと思います。


静岡県に住んでいても富士山静岡空港を使わずに周辺の空港利用になってしまうわけ

今年は新型コロナで全く出掛けられなかった反動で、どこかへ行こうと色々計画を立てていたのですが、旅行に連れていきたい家族と休みが合わず、年明けからもう4ヶ月経ってしまっています。そんな中、注目したのは極端な話、1日の休みが合えば行って帰ってこられる飛行機を使った「弾丸ツアー」の存在です。

LCCではそうした「日帰り料金」でセールをやっているところもあるのですが、地理的条件が悪くてなかなか思い切れなかった中、ふと頭に浮かんだのは、地方の富士山静岡空港発の福岡空港日帰りツアーの存在でした。

残念ながらジェットスターやピーチといった格安で飛行機に乗ることのできるLCCは静岡には乗り入れていません。国内便については、FDA(富士ドリームエアライン)が定期便を飛ばしているのですが、平日限定でその日のうちに帰ってくる行程を取ることを条件に、往復2万円強で福岡で最大滞在時間が10時間を確保できるということで、何とかゴールデンウィーク明けの1日を調整して何とか旅に出掛けられるようにしたので、弾丸ツアーの予約にチャレンジしてみました。富士山静岡空港は、空港利用の駐車代がかからないメリットがあるので、こうした機会に利用してみたいとも思ったのでした。

この弾丸ツアーは航空会社ではなく航空会社関連の旅行代理店が出している旅行商品のようで、旅行代理店のホームページからオンラインで申し込めるようになっています。ただ、利用するための座席が限られているので、明らかに空席がない場合にはいったん申し込んだ内容(行き帰りの航空便)を送り、その後メールにて席が取れるのかの確認が取れた段階で通知してもらうという形の予約になります。

私がホームページで利用便を見た時には、すでに静岡発一番便での福岡行きの航空便については「問合せ」となっていました。帰りの便については問題なく予約できそうだったのですが、もし一番便が取れない場合、二番便に振り替えになったとすると、現地滞在時間は6時間くらいに短くなってしまい、同じお金を払うのでもお得感はかなり落ちてしまいます。

仮申込をした回答は、やはり一番便の確保は当日も前後の日でも埋まってしまっているということで残念ですが本申込はしませんでした。そのまま、旅行自体が流れるかと思っていたのですが、別の航空会社(LCCではなくMCCのスカイマーク)のセールで面白い条件を見付け、航空会社の公式ページから往復の航空券を取ることで、「弾丸ツアー」を自分で作ることができてしまいました。ただ、スカイマークは静岡空港に乗り入れてはいないので、乗る場所を中部国際空港(セントレア)に変更しました。

私は静岡住まいですが、LCCが多く乗り入れている成田は少々遠く、羽田にはLCCは乗り入れていません。スカイマークは羽田にも乗り入れているので、北へ向かう旅の場合には、羽田空港を使うという技も使えますが、その場合はチケット争奪戦は厳しいものになるかも知れません。空席確認を見て中部国際空港は、関東に比べると使える路線が少ないというところもあるのですが、同じ日程で九州往復でも、富士山静岡空港から弾丸ツアーを使うよりもさらに半額になるセールを問題なく利用可能だったので、まずは航空券をゲットして無事に最初に決めた日程で同じ九州に行けることになりました。

改めて中部国際空港の事を調べてみると、今回は早朝便になるので公共交通機関を使ったら前日入りが必要になってしまうので、車で行くことにすると、問題になるのが駐車場が確実に取れるかどうかです。過去に中部国際空港を利用した際は、同じように車で行ったのですが、前の日に空港まで行き、空港からすぐの東横INNに宿泊しました。ここに泊まった場合、ホテルの駐車場に停めることができれば、240時間駐車料金無料のメリットが2024年7月まであります。ただ、今回の日程ではホテル自体が満室になっています。駐車場も先着順となっているので、もし駐車場が空いていなかった場合に困ります。

ただ、中部国際空港は構内の駐車場がネット予約できるようになっています。予約の場合は駐車料金に加えて千円余分にかかってしまいますが、何しろ空港構内のため、大雨でも外に出ることなく到着してからすぐに出発することができます。

今回の日程では問題なく駐車場も予約できたので、今回は静岡からではなく名古屋(正確には常滑)からの出発になったという次第です。少々酷かも知れませんが、いくら近くて駐車場が安かったとしても、肝心の発着便が選べないというのでは話になりません。今後に向けては、弾丸ツアーでなく、同じようにセールにうまくハマれば、かなり安い価格で旅行ができるようになりますので、今後も飛行機を自宅から使う場合には関東から出発ではなく中部からの出発をまずは確認することになってくるのではないかと思っています。

スカイマークはLCCが国内で飛ぶ前から利用していますが、座席の広さや荷物関連の条件のゆるさや無料で荷物預け可能だったり、そこまでの違和感を家族に感じさせずに使ってもらえる利点があるように思います。今回はたまたまLCC並の料金で予約できたので、今後も安く利用するならすぐにLCCということではなくて、まずはスカイマークでのセールの有無を確認してみるのも有りかなという気がします。


キャンプでなく車中泊での快適な寝床を求めるならフライシートなしのインナーテントを

Amazonのお気に入りに色々と気になる商品を入れて、その価格変動を観察しています。で、今の時期そうして観察していた中の一つの商品、テンマクデザインの「モノポールインナーテント(スタンダードタイプ)」が今までより千円以上安く販売されていたので、今すぐに使うかどうかわからないながらも注文してしまいました。元々、税込でも5,060円とそれほど高くないのですが、今回は値下げをしたのかセールなのかは不明ですが、Amazon以外の他の販売店やサイトでも3,960円という、かなりお手ごろな価格になっています。Amazonの販売ページへのリンクはこちらです。

この製品は、普通のテントにはあるフライシートを省略することで安い価格で出しているのですが、屋外で使う場合にはタープや大きなテントの中に入れて使うことを想定している一人用のテントです。

組み上げれば自立するので、ちょっとした屋外での休憩時に使うということも十分できます。私は、このテントは今のところ屋外で使う事については考えていないのですが、それでも購入したのは、当然安いということもあるのですが、車中泊派においても実に便利に使える可能性があると思ったからです。

例えば、車中泊用に使うシチュエーションとしては、軽バンなどの車内にフラットスペースを作ることのできる車で運転席から後ろの座席を畳んでフラットな空間を作った場合、普通は外から覗かれないように窓にカーテンを付けたりする必要がありますが、これならフラットな空間に設置するだけでテント内の様子まで外からはわからないので、旅先でレンタカーの軽バンを借りてそこで車中泊をするようなこともできてしまいます。

また、夏には窓を全開にして風を通したい場合でも、今までは車の窓に網戸を付けるような手間がかかりましたが、テントの中は蚊帳のようなスペースになっているので、暑さを凌ぎ虫も避けられます。

逆に冬は、車の中でもそうですが、自宅においてもあえてテントを設営し、テントの上から毛布を掛けることで、テントの中と部屋(車中泊の場合は車の中のスペース)との温度は多少変わってくることが期待できます。室内用のテントというものも売っていますが、これだけ安いものもないので、この価格のうちにぜひともキープしておきたかったというところです。

また、一人用の小さなテントなので、室内でも車内でも、先にコットを設営してその上に乗せて使うことによって、直に床にマットを敷いて寝るよりも快適度が増すことも期待できます。商品レビューではテントの底の部分が薄くて破れそうということなので、今後はグランドシート類の用意が必要かも知れませんが、極端な話厚めのブルーシートを折りたたんでも良いと思います。まあ、そうしたものについても、ウォッチングしながら安くなった時にでも買えば良いので、継続して欲しい商品をリストアップすることで、一番安い価格で買える状況を作れるのは良いですね。

同じテンマクデザインのモノポールインナーテントにはさらに薄いメッシュタイプもありますが、それだと風は通るかも知れませんが、暑いときは暑いですし、やはり外から見えにくいということも大切なポイントだと思うので、今回紹介したスタンダードタイプが安い今が買い時ではないかと思います。


無印良品「たためる撥水ショルダーバッグ」は旅行用のセカンドバッグにぴったり

最近はバッグ類の購入報告が多いですが、今までが新型コロナの影響を長く引きずり、家の回りしかウロウロしていないような状況になってしまっていたのですが、今後はフットワークを軽くして、せめて青春18切符のシーズンには単なる鉄道旅行ではなく、別の交通機関を駆使して色んなところに足を伸ばそうと思っているので、まずは快適な旅ができるような収納を考えて色んなバッグを物色しています。

雑誌付録のショルダーバッグ(MonoMax2024年5月号付録のNangaのもの)はやはり便利で、今までのミニショルダーでは入らなかった折りたたみ傘まで入るので、単体で持ち出しても何とかなるという気がします。ただ、日常的には良いにしても、旅先で使うとなるとまた状況は変わってきます。

旅先での外出はどうしても買い物がセットになります。今のショルダーバッグにもエコバッグや風呂敷は忍ばせてはいるものの、バッグの中はほぼいっぱいなので、何かを買った場合(お土産だけでなくホテルで飲食するものもあるので)、エコバッグを使うと片手が塞がってしまいます。買ったものが入るようなもう少し大きく余裕があり、さらに使わない時には小さくまとまるような少し大き目のショルダーバッグはないかと思って発見したのが、無印良品の「たためる撥水ショルダーバッグ」です。

畳んだ状態ではこのくらいでも、広げると縦27✕横38あって、マチも12cmあります。容量は16Lあるので、お財布など貴重品や雨具などを入れても十分すぎるくらいの余裕があります。飛行機に乗る場合、メインのバッグの他に身の回りの品を分けてもう一つのバッグを機内では膝の上に乗せて持ち込めますので、それ用にこのバッグを活用することで、かなり旅での利便性は増すのではないかと思っています。

広げると結構な大きさになるので、座席の上に入れる大物のバッグから必要なものを取り出してこのショルダーバッグに入れ、機内で出し入れもできますし、中にセカンドバッグとして貴重品をまとめてバッグインバッグとして使えば、必要な時にはセカンドバッグだけを取り出せば良く、ホテルやコインロッカーに荷物を預けて街歩きをする場合には盗難防止にもなり(体の前に抱えるようにして貴重品を含む荷物を持ちながら両手を自由にして歩ける)、旅行用としてはかなり良いのではないかと思います。

製品の名前の通り、表面は撥水加工してありますので、中味が雨でずぶ濡れになることはないでしょう。気になるなら、先日紹介したポリエステル製の風呂敷で巻いておけば、外側も雨から守ることができます。

価格は税込で2,490円とそこまで安くなく、私の住んでいる静岡県中部のお店では取扱いがなかったので、ネットショップから購入しましたが、実際に到着するまではその大きさとか畳んだ時のサイズとかがどうなのか不安ではありましたが、実際に手にしてみると大人の男性でも十分なサイズではないかと思います。

これで、今後は細々としたものは買うにしても、最後に残ったのがメインの旅行用バッグということになりました。基本的には余裕を持って制限7kgのLCCで利用することを目論んでいるので、重いキャリーバッグよりも背負うバックパックタイプのものを物色していくことになると思います。今回は、バックパックを背負った状態でもさらに両手を自由に移動できるものをということで、大きめのショルダーバッグということで「たためる撥水ショルダーバッグ」をチョイスしてみました。旅行用のスタイルを模索されている方の参考になれば幸いです。


文教モデルのChromebookに限界を感じLinuxをアンインストールすることに

現在、手軽にネットで調べものをしたり、テレビに接続してFine Stickでは対応しない動画をケーブルで接続して大画面テレビで再生するために一番使っているのは、WindowsノートではなくChromebookだったりします。ASUSの文教モデルのアウトレットが1万円ちょっとで売られていた時に購入しました。早速アンドロイドのアプリで使えそうなものを入れたりしましたが、もう一つやったことはLinuxを使えるようにセットしたということがあります。

Chromebookでは独自のGoogle日本語入力しか使えなかったので、私がWindowsパソコンで使っている、ちょっと珍しい日本語入力をセットすることができませんでした。しかし、Linuxをセットすることによって、WindowsのGoogle日本語入力と同じようなカスタマイズが可能な「mozc」をインストールできたので、Linuxアプリを呼び出し、ブラウザ上でならWindowsと同じように日本語入力を使用できたので、とても便利に使っていました。しかし32GBしかメモリのない文教モデルのChromebookでは、時間の経過に従ってだんだんとメモリが圧迫されてきてしまいました。

先日、ついに空きスペースが4GBを切ってしまったので、色々と考えて泣く泣くLinuxをアンインストールしました。これで単体では日本語入力は普通のローマ字入力になってしまったのですが、その間に、Chromebook以外にもちょっとした変化が自分の環境ではあったので、実務的には影響を受けていません。

というのも、自宅には文書系の作業だけなら快適に使うことのできるインテルのN100というCPUを乗せたMiniPCが増えたので、Chromebookからだとリモートネットワークを使ってMiniPCのコントロールが行なえるようになったのです。自宅内はWiFiで光回線を利用しているのでほとんど意識することなく、Windowsの操作をChromebookから行なえています。

Chromebook自体がネットに接続することを前提としたOSであるので、Chromebookを外に持ち出しても、外からリモートネットワークを使うこともできます。ですから、MiniPCを購入した時点で、パソコンを立ち上げるまでのタイムラグはあるものの、いったんリモートデスクトップを起動してしまえば、外でChromebookを使ってWindowsOSが使えるので、むしろ便利に使いこなしています。

今後、Chromebookを買い足す場合には、文教モデルでないもう少しメモリの多いものを使うようにすれば、Linuxを本体内で改めて使うこともできるのですが、今のChromebookの画面は11インチと少々小さいので、もう少し画面が大きいものがあれば、また変わってくるのではないかと思っています。

ただ、現状ではChromebookにLinuxをセットしても、オフラインでは日本語入力が使えない状態にあるので(ブラウザ内での日本語入力がmozcで行なえる)、オフライン時でもLinux用のエディターから直接mozcによる日本語入力ができるようになれば、また状況は変わると思います。単にオフラインでmozcが使いたいだけなら、Linux専用に古いノートパソコンのOSを入れ替えるというのも一つの方法でしょう。

ドイツではMicrosoft Office365を学校で使うことが禁止になり、代わりにLinuxベースのOSとアプリで代用するような形になっているそうですが、Chromebookを使っているとWebブラウザ上で動作するアプリも増えており、あえて有料でOS更新も重いWindowsを全員が使う必要はないのかな? と個人的には思います。

最近はちょっと調べたいものや、ネット上で買い物をしたい場合にはChromebookを開いて作業することが増えています。今後、OSやオフィスアプリがどのような覇権で管理されていくかはわかりませんが、あえてCPUの性能を追うような買う物をせず、安いパソコンを活用する方向性も十分にあるので、そうした動向を見ながら、Chromebookを使い続けるのか、LinuxOSを入れたパソコンを使っていくのか。

現在、Windows10を入れて使っている古いノートパソコンも複数台あるので、それにChromeOSやLinuxをインストールして使うというのも一つの選択肢ではあると思います。自宅で試験的に使うだけなら、Linuxは別のパソコンにOS自体をインストールする方向で考えていければと思っています。


伊豆・河津町にある「天城荘」火災からの現状をテレビ番組で確認することに

テレビ東京の「ガイアの夜明け」で2023年の元日に火事を起こして営業ができなくなった伊豆・河津の有名な温泉旅館である「天城荘」のその後を取材したプログラムが放送されました。最悪、お風呂の営業だけに切り替えてしまう可能性もあるのではないかと思っていたのですが、運営会社はあくまで天城荘の再建にこだわり、進んでいく様子をリポートしています。

再建のテーマとして考えられていたのは、河津町で行なわれてる河津桜まつりに頼るのではなく、コロナ明けで増えてくる海外からの旅行者にPRをすることだったそうです。このブログでは火事が起きた直後に天城荘に泊まる予定だった親戚の事を書かせていただきましたが、宿からの発信がない状態でも、海外からの観光客が利用しやすい環境にあったのがこの天城荘でした。

実は身近なところに影響を受けた人がいた河津・天城荘の火事について

海外でのスパリゾートと言えば、男女混浴で水着着用が当り前ですが、日本の温泉旅館は混浴でも水着禁止というところも多く、普通は男女別の浴場になっています。そんな中で、天城荘の滝を見ながら入ることができる露天風呂は、基本的には水着を付けての入浴ということになっているので、男女のグループで安心して利用できるということで、天城荘の宿泊を親戚一同が申し込んでいた事実について紹介しました。

今やまた多くの海外からの旅行客が日本に入っているので、番組では海外に向けての発信力を持つフランス人YouTuberを河津町に迎え発信したものの、再オープンの目標にしていた2024年の河津桜まつり開幕の2月1日には間に合わなかったというところで番組は終了しました。この結果には、円安による資材の高騰や人手不足の影響が多いにあり、今のところ今夏の再オープンを目指しているそうです。

現在、滝を見ながら入ることのできる、映画テルマエ・ロマエのロケにも使われた露天風呂自体は利用できるようです。公式ホームページによると、水曜日は定休日(お風呂の見学は可能)で営業時間は午前10時から16時半まで(最終受付は16時)ということです。公式ページでは今後の再建の予定および、実際に再オープンが決まった場合の予約などもできるようになるということなので、こちらからもリンクを貼らせていただきます。

https://www.amagisou.jp/


MiniBook X N100に外付キーボードを付けて使うには「テントモード」が便利

単体で使っても十分に使えると感じるChuwiのMiniBook X N100ですが、やはり大きさの制約によって、小さくなってしまうキーがあるので、その点は少々ストレスがたまることがあります。
そこで、昔購入して持っているPFUのHHK(Happy Hacking Keyboard)と合わせて使うことを考えたのですが、私の持っているHHKは有線接続のみで、ケーブルがキーボードの上部に来てしまいます。

実はMiniBook Xのキーボードの上にHHKを置いても、HHKの横幅の方が広いため、特別な機器を必要とせずにそのままキーボードの上に載せて使うことはできるのですが、ケーブルを差す端子が上部にあるため、画面にキーボードを密着させて使うことが難しいのです。L字型のケーブルを用意するのにも、なにせ昔のハードなので、端子がType-CでもMicro-Bでもなく、普通のMini-Bなので、もはや身近には売っていません。

写真で見せると、通常のケーブルではこのように干渉してしまい、画面がケーブルにかかって一部見にくくなるので、ネットで検索したところ、短めのL字ケーブルが売っていたので、これを入手すればさらにType-AをType-Cに変換するアダプターを付けることによって、ラップトップでもHHKを実用的に使うことはできそうな気がします。この場合は手前のタッチパッドも問題なく使えるので、旅のお供にさらにHHKを加えることで、相当旅先でのブログ更新が楽になる気がします。
そうしたハードを買い足さない場合でも、MiniBook Xではヒンジが360度開くので、別の方法でHHKを使うこともできます。それが、液晶とキーボードを反対に向けて自立するように立てて使う「テントモード」での利用です。

MiniBook Xはタッチパネルを採用していますので、クリック操作などは画面をタッチすることで可能ではありますが、もっと簡単に使うためにはマウスを用意するのが良いと思います。

この写真のように、マウスを加えてテントモードにして使えば、机の上で使う分には十分使えるようになります。MiniBook Xのキーボードやタッチパッドは使えなくなりますが、これでも十分すぎるくらい使えるようになりました。今この文章もテントモードにしてHHKとBluetoothマウスを使って操作しながら書いているのですが、やはり良いキーボードを使ってしまうと、この環境を旅先にも持っていきたくなります。

今後は、ノートPCモードでも使えるようにL字型のMini-Bケーブルを発注し、PCモードとテントモードのどちらでも使えるような感じで旅行用のシステムを組みたいと思っています。

(追記)

早速、Amazonで注文したL字型ケーブルが届きましたので、キーボードとMiniBook Xを接続しましたら、ケーブルが干渉することなくすっきりと接続できました。キーボードを載せながらタッチパッドからの操作も問題なく、荷物に余裕があればHHKも一緒に持っていくことはほぼ決定という感じです。